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The Few A-2 Flight Jacket ザ・フュー A-2 フライトジャケット 5年目のシーズン終了

The Few A-2 Flight Jacket

もう、いいかげんシーズンオフなのでホースオイル塗っで秋のシーズンインまで眠ってもらいます。


今シーズンは結構使いました。
使った回数は相変わらず少ないですが、ディープに使いました。
おかげて、肩のエポレットを縫っている糸が一本切れてしまいました。
まあ、ヘビーデューティ代名詞的なミルスペック満載なフライトジャケット、A-2にミルスペックあるのかないのか分かりませんが、たかがショルダー下げて三日程歩き回っただけで糸が一本擦り切れてしまうのかと思うのですが、The FEWのA-2は忠実にA-2を復刻しているので本物も糸は簡単に擦り切れるのだと思います。
このエポレットの役目は、ベレー帽を挟むのではなくてパイロットの救助用にここを持ってコックピットから引き上げるためのものなので、ショルダーバックごときで切れてはいけません。
A-2を買う方、ショップでは必ずエポレットのステッチワークを確認しましょう。
で、あちこちのステッチが切れている。そのへんで売っている革ジャンはこんなステッチの切れかたしません。これは弾力性のないホースハイドの宿命なのかもしれません。
以外とタフでないA-2でした。

糸が切れてるじゃん!




で、革ジャン。
着ないとダメです。革は適度なオイルアップと自然な水蒸気を含んでは乾きを繰り返さないと、呼吸みたいなものですが、硬化して行くのだということがわかりました。
いったん硬化したものは革の繊維が切れてしまい、いくらオイルを塗っても復活しません。
それを知って意地でも着ていたのですが、この時期ですでに暑い。
今年の夏は猛暑だそうです。
The FewのA-2は買ってすでに5年経過しました。
革のエッジ部分は色がはげてきていますが、さすが馬革、ヒビ割れのようなはがれかたです。
アニリンの朽ち方は淡く色褪せてきて、色が剥がれるというより薄くなるという感じかなと思いましたが、柔軟性のない馬革はまさに剥がれるという感じです。
これでしたら、ワイルド感満点なラッカーフィニッシュのほうが良かったのかなと5年たって思ってしまいました。

色はげはしょぼいラッカーフィニッシュだ


しかし、A-2は一生物です。この先10年後はA-2など使っているかどうかわかりませんが、物の価値がわかれば甥っ子にでもあげようかなと思います。
今シーズンは街ではあまりA-2は見かけませんでした。
あまり出歩かなかったのですが、ちょっと淋しいです。
唯一、京浜東北線車内で薄手のA-2見ました。
薄手のA-2と言うとホースハイドが1.3mm以下の厚さだとか、厚い薄いという革の厚みにこだわって、厚いほうが価値が高いと思っていましたが、着こなすというのであれば薄いほうがダンゼンいいです。
で、京浜東北線車内で見た薄手のA-2が非常に良かったのですが、多分、1mm以下のひょっとしたらホースハイドでないかもしれません。
ようは、形がA-2に忠実なら素材は何でもいいのですが、ただ言えることは馬以外の素材なら薄いほうがいいと思います。
A-2などという、暖かくもないし着やすくもないし気を使うしおまけに高価な革ジャンは特別な愛着とか理由とかがないと着ないです。
普段、街中でA-2着ている人は心からA-2が好きな人です。
A-2はGパンもあれでなくてはならないとかのこだわりある人がいますが、Gパンは洗わないのが基本ですので、そういうのが苦手な人はチノパンで十分いかしてます。
A-2自体が戦時中のUS-ARMYなのでカーキ色のチノパンや、パットン将軍などはオリーブ色のカーゴパンツ履いてたりして、特にA-2のバックペイントにこだわっているツワモノはチノパンだとまさしくアレです。
以前、秋葉原駅で旧日本軍の軍服着た人が乗り込んで来て、それがまさにハマった姿でしたので、自衛隊の人が乗り込んで来たのかと思ってしまいました。
よくよく見ると、映画で見る軍服でしたので、あぁ、コスプレかと思い直しました。
このハマった人が民家から出たり入ったりするのをご近所さんが見ると、何やっている人だろうと思われますね。
アレな人は凄まじいです。歯を磨いたりする時などは、どういう感じで磨くのか見てみたい気がしますよね。
で、理想とするA-2の姿というのがあります。シワが刻まれて、シワのある部分が色濃くある部分が色褪せて薄くなっていけばいいのですが、特にポケットにシワが刻まれば完璧です。
ただし、糸は切れないで欲しいです。
切れた糸、どうしようか…。

メンテはホースオイル塗りたくり


市販されているハンガーのなかで一番肩広なハンガー使用し


オイルが乾燥するまで日陰で一晩干す。
で、タオルでカラ拭きして終了。