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Fiio X5 2ndとFiio X3 2ndをFiio E17Kとデジタル接続する 覚書

Fiio X5 2ndとFiio X3 2ndはライン出力と同軸出力(SPDIF)は一つの端子で済ませている

ブログを訪れていただいた方と色々とお話をする機会がありました。
Fiio X5 2ndとFiio X3 2nd はFiio E17Kを始めとする同軸デジタル(SPDIF)入力のあるポタアンは通常のケーブルで接続することはできません。
これは同一メーカーのポタアンでさえ接続が簡単には出来ないということであって、少々ユーザーに対してフレンドリーではありません。

理由はこれまでライン出力とデジタル出力は別個の端子から出力していた仕様を2ndから一つの端子出力に変えてしまっているからです。
おかげで少々軽量化とコンパクト化に成功しているものの、使い勝手は不便になり、同軸接続で同軸ケーブルが使えないという弊害も発生しています。
そういうことを知っているのか知らないのか、量販店が購入者に同軸接続時の注意事項を説明しないために、折角高いお金を出して買った人はワクワクしながらポタアンに接続しても音が出ないとがっかりする方もいらっしゃいます。

デジタル出力とライン出力を一つで済ましてしまうことが、こんなに小さなDAPの音質にどの程度影響するかはわかりませんが、DAPはすでにオーディオのジャンルに入っている端末であり、お値段のほうもCDデッキが買えるお値段であることから、接続に関してオーディオの標準接続規格を逸するというのは一言でいうとバカですし、傲慢でさえあります。
売店の店員がそのことも理解せず、これはいい音ですよ!と購入者に説明することは、販売店の店員の資質がいかに低くて無知であるか、ということです。
ちゃんと仕様にデジタル出力は4極と書いてありますよ、は販売店の店員は口が裂けても言ってはいけないのです。
じゃあ、4極の接続の仕様を教えてください、デジタル接続はどのようにすればいいのですか?になりますからね。
Fiioというメーカー、せめて同社のポタアンと繋げるケーブルくらい同梱すべきです。


黒いモノラルがFiio E17Kのケーブルで、真ん中がX5 2nd とX3 2ndのケーブルです。
ポタアンとデジタル接続するには一方でモノラルプラグ、反対が4極プラグというこれまで見たことないケーブルじゃないと接続できません。

また、Fiio X5 2ndとFiio X3 2ndの4極プラグの接続は
コネクタの先端から
未使用
未使用
R(-もしくはG)
L (+)

ここで問題なのは
E17Kをはじめとする同軸入力は
プラグの先端からいうと
L (+)
R(-もしくはG)
となっていることです。
ケーブルを自作する方はわかりますけど、かなり作りにくい変形接続ですよね。

このふざけたFiioのデジタル接続でお困りの方、ご相談くださいね。
最近はインスタに走ってますので、久しぶりのブログポストでした(泣)