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革製のカメラストラップ・・・Acruの一枚革ハンドウォッシュカメラストラップ

Acru(アクリュ)の一枚革ハンドウォッシュカメラストラップ

Acru アクリュっていうのは革製のカメラ用品を揃えている大阪の工房さんです。
ホースハイドやカウハイド、ラクダ革製のストラップやカメラバックで魅力的なものを作っています。
Pentax用にいつか買いたいなと思っていましたが、とあるきっかけで買いました。
受注生産っぽくて注文してから2週間程で手元に届きます。
僕が注文したのはハンドウォッシュ加工した一枚革のストラップです。
時たまオイルでメンテしつつ使い込めばそのうちあめ色になる予定のストラップです。使い方が悪ければ黒色になります。
肩にあたる部分が広がっているので食い込みません。まだウォッシュ加工したまんまのタンニンなめしですのでゴワゴワしていますが、オイルアップしていけば自然に体にフィットします。
長さは標準の110cm
素材は牛革(フルベジタブルタンニン仕上げ)のオイルドレザーです。
タンニンなめしは使って生きる革製品です。
皮を革にするためのなめし加工で使用するなめし剤を化学薬品であるクロームではなくて植物に含まれるタンニンを使ってなめすことをタンニンなめしといいます。
フライトジャケットやワークブーツなどでは定番のなめしで、自然な風合いに老いていくのはタンニンなめしの革ってことです。
なめした後にフィニッシュという仕上げがあります。
アニリンカゼイン、ラッカー、ピグメントなどジャケットには色々あるのですが、このカメラストラップはアニリンです。
使えば使い方によって深みのある色に変化しますが、いい色に変化させるには色々手間をかけます。
まあ、そういうのが楽しくて革製品に惹かれる人が多いです。
本来、こういう革のストラップはカメラの寿命と同じくらいの強さがあって、ストラップを作る工房も末永く使えるものを作ろうと考えています。
ただ、デジカメはせいぜい使っても4年です。ですからストラップはカメラより長寿命です。また、デジカメのように新しいほうがいいというのではなく使い込んだものが良かったりします。
革のストラップはデジカメを渡り歩くことになりますね。
今はOlympus OM-Dで使っていますが、このタイプのストラップはAPS-Cサイズ用だと思います。