BECAUSE Simple 26"street リアサスがついていれば丁度良いジオメトリーになるかもしれないリジッドなバイク
今年はこれで行こうかと
トライアルバイクのポジションを変更して乗りやすいバイクに
去年からほとんどご無沙汰でしたMTB。
そろそろ自転車の準備をしなくてはと思って、これまたアップするの忘れてしまいましたが、いただきもののトライアルフレームです。
トライアル用に新しく買ったパーツはヘッドパーツとフロントフォークにフロントホイールとハンドルバーです。全部で¥20,000位でした。
走る自転車としては最低に乗りにくい自転車です。
チェーンライン
まず、チェーンラインはあってないようなもので、リアをローにチェンジするとフロントチェーンリングからチェーンが外れます。
これは対応のしようがなく、クランクを変えなくてはいけませんが、とりあえずはこのままでチェーンデバイス付けて無理やり脱落防止。
シートポスト
27.2のはずですが、TOMSONの精度の高いシートポストではいくら締めてもシートポストをクランプすることが出来ません。
で、安いシートポストに変えるとなんとなくクランプしました。
でも、やはり落ちてしまいます。
で、0.06mmの銅シートを巻いてようやくクランプ。これでもサドルが回転するので0.08mmの銅シートを巻いてようやく固定可能に。
直径にして0.16mmもの違いが。
漕ぐ
しかし、漕げません。そもそも漕ぐバイクではないので漕ぐために色々やるとだんだんおかしな方向になってしまします。
どうなるかというと、例えばシートポストを伸ばせば伸ばすほどハンドルが遠く低くなりますので、サドルに座っていてすでにクラウチングスタイルになります。
階段降りると前転しそうになりました。
トップチューブが長く、肩下寸法が低いのでスタンディングした姿勢がすでに前転一歩手前の姿勢になっているようです。
ただ、近くのコンビニや散髪屋さん程度は行きたいですし、富士見パノラマのゴンドラまでは自走できればグッドです。
見たこともない高重心なバイク
で、フロントフォークを懐かしいManitou NIXONに変更。2年前Intense Tracer VPに取り付けていたものです。
地面と平行なところなどどこにもないです。
もし、リアサスがついていれば丁度良いジオメトリーになるかもしれない、リジッドなバイクです。
フロントフォークを145mmのサスペンションに変更しただけで、別のバイクのように乗りやすくなりました。
意外と取り回しも楽。
でも、普通のMTBに比べてもほとんど用途限定、しかも局地仕様です。
家のご近所さんから見るとトータル的には結構なバイクに見えています。
みんな乗ってみたいと思っているのがよくわかるので、どうぞ乗ってみます?というとニコッと笑って乗ってくれます。
でも、漕げないのです。
ここで初めて驚きの顔になります。
まあ、これで下るとどうなるのかが楽しみです。
サスペンションはというと、メンテナンスしていますのでウルトラスムーズです。
あれだけ苦しんだサグも普通に取れます。
ただ、オイルの粘度を上げたにもかかわらず、コンプレッションもウルトラスムーズなので、多分、ひょこひょこの動作になるはずです。
本当は嫁に行く運命でしたが、コンプレッションがまるで効かないのでバイヤーの方にお断りしたのです。
今年はこのフレームであれこれフロントフォークを交換して走ろうかと思います。
なんか、シンプルな自転車が良くなってしまったのです。
多分、すぐに路線変更になるはずですが・・。
試運転は相模湖プレジャーフォレストMTBフィールドで。
結局こういうスタイルになるようです・・。