休日モード

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ONKYO TX-SA608 SL-D500 D-108Eについて。ストレスが溜まったので無駄使いをする。ホームシアターの一部分を買った。

ちょっと仕事が忙しくなって、ストレスが溜まってしまいました。
ストレス解消には無駄使いです。
やはり、少し自虐的な行為がストレス解消にはいいということを昔、学生の頃に聞いた覚えがあるのですが、少しあたっていますね。
いくら働いても給料は上がらないサラリーマンですが、お金使ったのでもうちょっと頑張るかみたいな気持ちになれます。
ストレス解消にはMTBのメンテナンスしたり、自転車ちょこっと乗りや高峰山に行ったりして息抜きしていましたが、膝の調子が悪くてうまく乗れません。
どうしちゃったんだろう、この膝は・・。

ホームシアターの構築は限界が早い

去年、50インチのプラズマTVをヤマダ電機で買って、Perfumeの東京ドームツアーを感動しながら見ていたのですが、今使っているおまけのようなちゃちいホームシアターでは音的な臨場感がまるでないということに嫌というほど気が付かされました。
TVのインチ数が上がるとそれなりの音が必要になってしまうのですね。
本格的なAVアンプが欲しいなぁと思っていましたが、AVアンプから揃えるホームシアターってかなりの贅沢品になります。
音響メーカーからは安くて3万円台からホームシアターセットが売られています。頑張ってもTVの音響的にはセットで10万円以下です・・よね。
ホームシアタールームやオーディオルームなんて縁のない一般的な家庭ではスピーカーの置く場所や、音を鳴らす環境を作るのが大変というか、ほぼ絶望的です。
そんな環境で高級AVセットを揃えても仕方ありません。
メーカーもそういうこと良くわかっていて、10万円以下の価格帯にはいいホームシアターセットが揃っていて映画はリスニング範囲内ではそれなりのサラウンド効果出してくれます。
BOSEなんていうのは、サイコロのようなスピーカーでよく聴かせる音を作れるなぁと感心はするのですが、それでもやはりリスニング範囲内です。

ホームシアターで聴く音楽は最悪です。

ホームシアターで苦手なのは音楽再生です。
軽い乾いたプラスチック的な音しか再生されず、なんとなくウーハーが音に重厚さを与えて、いい音だと感じさせられる程度の再生しかできません。
原因はアンプとスピーカーのしょぼさにあります。サラウンドアンプはサラウンド効果を狙ったデジタルアンプで、音楽を再生するためにいかにマスター音源を忠実に再生するかという使命を持ったオーディオとは質が違っていて、いくら頑張っても(どう頑張るかというと音量を上げるくらいですが・・)サラウンド効果など必要ない音楽を聴くとなるといい音など期待できません。
また、スピーカーに至っては一昔前のようにでかいスピーカーは売れないし、今は大画面TVがリビングの中心となっているので床置きスピーカーの設置場所も限られています。好きな人はシアター用と音楽用はスピーカーやアンプを別に組んでいて、メーカーのリスニングルームみたいにしている人もいます。
が、日本の核家族家屋に合う小さいリスニング範囲内でかなりのいい音を出すカウンターや机の上に置ける小ぶりなBOSEが売れ、オーディオラックに何重ものアンプを置いて何本ものケーブルを這わせつつ両脇にスピーカーがどしっと構えてというのは一般的ではなくなりました。
僕は憧れますけど。
多分、オーディオよりインターネットとの融通がつきやすい映像技術のほうがはるかにオープンで進歩しているので、音は映像の付加価値的なものとして受け入れられていて、単体での重厚なオーディオはちょっと無理と思ってしまうのです。音に対するスタイルが違っているのです。
でも音楽もいい音で聴きたい。座る場所を変えずに映画も見たいしそろそろTVもネットに繋がり始めました。
オーディオメーカーも純粋なオーディオコンポーネンツよりAVアンプに力入れていますし、iPodiPhoneが繋がったり、HDMI接続でパソコンとも繋がります。
で、そこそこ音楽も聴けるAVアンプが普通に買える値段で出てきています。

ONKYO TX-SA608 + SL-D500 + D-108E



で、年明け早々エコポイントの商品券が到着しました。
気が付けばヤマダ電機のポイントがかなりの金額になっています。
本当は現在モーターが異音している掃除機と、食器洗い乾燥機などを狙っていたのですが、TVでもらったエコポイントなので、ホームシアターをグレードアップして音楽再生に耐えうるようにしようと決めました。
そこから購入までに色々と障害や乗り越えなくてはいけない壁が沢山があったのですが、めでたく購入しました。

AVアンプとサブウーハー、サラウンド用にトールボーイスピーカーを買う。

AVアンプは将来的なものを見据えて最新のフォーマットに対応しているものを。
映画を見るにあたってサブウーハーの役割は大きいので、ちょっといいものを。
よく、サラウンドスピーカー類は同じメーカーのものをと言われていますが、それはセットものに限ったことです。
ただ、サブウーハーはアンプと同一メーカーのほうがいいかと思います。
ここですでに早くもかなりの予算オーバー。
音の良し悪しを左右するフロントスピーカーとセンタースピーカーはまたの機会にして、中心部分とサラウンドのみグレードアップしました。
で、どう違ったか。
ちゃちいスピーカーでも良く鳴らしてくれます。ウーハーはTV画面の中心底部から程よく揺さぶってくれます。
これがただ効いているだけではなく奥行きのある上品な重低音です。今回の一番の進化がサブウーハーです。
ただ、センタースピーカーはすでにスピーカーとしての限界が来ているので、今後はセンタースピーカーから揃えていこうと思っています。
サラウンド用に買ったD-108Eは本来はフロント用スピーカーですが、すでに今まで使っていたフロントスピーカーよりポテンシャルあるので、これをサラウンド用に使うとバランスが悪すぎます。
で、音楽再生・・。
フロントスピーカーの限界です。しょうがないのでサラウンド用に買ったトールボーイスピーカーをフロントスピーカーに持っていきました。
これだけで音は激変。乾いたミニコンポ的な音から奥行きと深みのある音に変身です。
D-108Eで音がこれだけ変わるので、これでフロントスピーカーをD-508Eあたりにするとピュアオーディオでも不満なく鳴らせるはずです。
で、なんだかんだ言っときながらなんとなく行き着くとまで行くのではないかと思っています。
この世界の恐ろしいところです。