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pmpチタンシートポスト Kuwahara Gaapの再生

pmpチタンシートポストのヤグラにクラッとくる


シートポストとかステムとかペダルとかシートクランプとかクイックは結構無理してお金かけます。
ペダルにコダワレばクランクもでしょうと思いますが、作ってるメーカーが少ないのと、コダワルにはちょっとサイズが大きいです。
シートポストは頑張ってチタン製です。
チタン製シートポストはUSEやMootsなんてメーカーありますが、クラットくるヤグラの形状と価格が安いpmp製を選んでしまいます。
自転車始めてpmpチタンシートポストは三本も買いました。
Intense tracer VP用と今回のGaap用と、キャノンデール用です。
ヤグラがビミョーに変化して来ましたが、サドルのクランプの仕方は同じです。

pmpチタンシートポストの新旧ヤグラの違い

軽量化しています。
左が旧タイプで右が最近のタイプです。
エッジが削られていますし、

肉抜きがされています。

上から見ると同じですが、

pmpエッチングが黒から白色に

重さ
      • pmpチタン:320mm/実測226g(27.2mm)カタログ値では202g??キッチン秤が壊れているのかなと疑いたくなる誤差です。
      • EASTON HAVEN CARBON ZERO SP:240g(31.6mm)
      • EASTON EC90 SP:200g(31.6mm)
      • EASTON EC90 ZERO SP:190g
      • THOMSON :330mm/241g(27.2mm)
      • THOMSON MASTERPEICE:330mm/193g(27.2mm)

EASTONのカーボン製シートポストより若干重く、THOMSONより若干軽くて、値段が同じくらいのTHOMSON MASTERPIECEより重いです。
こうしてみるとチタンの優位性というのはあまりないです。肌触りがいいとかそんなものです。
軽さを求めるとカーボン(傷がつく)
所有欲を求めるとチタン(傷が付いても磨けば消える)
コストパフォーマンスではアルミ(THOMSONはヘアラインというか筋っぽいので黒のアルマイトが消える)


値段のことをさて置いておくわけにはいけないのですが、チタンパイプにヤグラを差しているだけでなんでこんなに高いんだと思いますが、原価を知るとなんでこんなに安いんだ、大丈夫か、これ?になりまして、価格の上昇は安心感を与えてくれますし、価格で評価が決まってしまうこともありますので文句はいいません。
シートポストで重要なことはサドルの角度調整幅です。
ロードなんてあまりシート角が寝ていないので気にすることないですが、MTBは結構シート角が寝ているフレームがあるのでお気に入りのシートポストが使えなかったりして困ったことになります。
で、pmpのシートポストはどの位角度調整幅があるのかというと仕様に書いていないのです。
自転車のフレームメーカーはちゃんとシート角を明記しているところもあるので、シートポストメーカーが仕様に角度調整幅を明記していれば、使える使えないはわかります。
せめてネット通販は明記しといて欲しいです。
pmpは持っているので角度調整幅はわかりますが、Gaapはシート角が可変なのでなんとかなるだろうと、ろくに調べもせずに買いました。
どのくらい下向きに変えられるのかというと、このくらいです。


十分に前下がりになりますのでFR系でもいけるかと思います。

面倒なサドルの調整

しかし、このシートポスト、締め込みは一本締めですが、支点となるボルトを締めこんで前下がりの角度にするのですが、
サドルをつけたまま角度を調整するのがちょっと面倒です・・・というか不可能に近いです。
前のボルトにスパナをクランプして回すのですが、普通のスパナは入りませんし、かりに入ってもサドルのレールが邪魔をして回しシロがありません。
専用工具っぽいので出来れば付属していればいいのになと思いますが、調整しやすくしてヤグラの形状が野暮ったくなるのでしたら調整しにくいほうを選びたいです。
前の角度調整用のボルトは最後まで締めこむと後ろの締め込みボルトが斜めすぎて締め込むことが出来なくなりますので、約1回転半くらい戻した状態が限界です。


pmpチタンシートポストは27.2φと31.6φがありますが、ヤグラは共通です。
ヤグラの下の部分がテーパー状になっていますが、最後まで差し込むと31.6φのチタンパイプとなります。

自転車を路駐する場合、シートポストはものの2秒で抜かれてしまうので必ず持ち歩きましょう。