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GWは富士見パノラマへ その1 Intense SlopeStyle のフロントサスペンション ROCK SHOX LYRIKは跳ね上がる。

いよいよ富士見パノラマのシーズン


今年はあれこれ悩んだ結果、去年の富士見での1日の走行回数を考えて年間パスポートは買わず3回券もしくは1日券で過ごそうと思っております。
本当は4300円くらいで4回券あればなーと思っています。
で、5月3日の初日。
Intense Slopestyleに新しく取り付けた170mmストロークの2010年モデル、ROCK SHOX LYRIKの高峰山以来2度目の使用。

初リリックは今年の3月。
その時の印象は格別ありませんでした。FOX 36と比べてどうだとか、難しいコンプレッションやリバウンドだとかそういうの別にいいやみたいなのが高峰山で、ようは高峰山は機材の印象なんてどうでもよいのです。
洗ってもなかなか落ちない高峰山の泥とかありますが。
ただ、気になったことがありました。
高峰山で車から自転車降ろすとリリックのアウターレッグに何やら赤い液体が付着しているのに気がつきました。
当初それを自分の血だと思って、一緒に行った同僚や自分の目で怪我の有無を目視確認しました。
まさかオイルが漏れていたなど普通考えませんよね。色は赤だし。
RedRumだと分かってこのまま走るとやばくないだろうかと心配しておりました。
多分、RedRum持っている人いないだろうし、同僚置き去りにしてそのまま帰りたかったのですが、帰らずオイル漏れの原因をあれこれ考えていました。
機械の故障は小さな不調が積み重なって大きな故障に繋がるといいますし、原因を突き止めないとそのうち沈んだまま戻らないフォークになりかねないのです。
でも、一本走ると全て忘れてしまって、そのまま富士見のデビューとなりました。
いまだにオイル漏れの原因は不明ではありますが、初日はRedRumの漏れもなくCコース1本、Bコース→Cコース1本走りました。
リリック富士見デビューであります。
スロープスタイルのリアサスは去年数回走っているので、基本的にはいじくらずブースト圧のみ確認です。

    • FOX DHX 5.0のセッティング

      • ブースト圧:150psi
      • ボトムアウト:開放から1回転締込み
      • サグ:20mm〜22mm(去年19mm程度。ちょっと太りましたか・・)
    • ROCK SHOX LYRIKのセッティング

      • エア圧:45psi
      • サグ:14mm(25mm:平地でゆっくり走った時のサグ)
      • ハイスピード:全開
      • ロースピード:全開
      • リバウンド:全開

これは高峰山でのセッティングのまま。
で、今シーズン初めての富士見パノラマ。前日夜到着しましたが、上の駐車場は満員の札。
さすがゴールデンウイーク、ゴンドラは列ができていました。
CコースとBコースの分岐までの林道。やはりコンタクトがずれるし、体が重い・・・。
意識はフロントフォークのみに集中して、走り始めるといい感じでストロークします。最初はこのストローク感がいい感じでした。
スピードが遅いぶんにはいい感じのストローク感です。
このスピードが遅いといい感じのストロークってなんだと言うと、これは開放ながらロースピードダンピングが効いているからだなとのんきに思っていました。
そういえば高峰山でも未セッティングでありながらあまり違和感は感じませんでしたし。
ロックショックスって初心者にわかりやすいサスペンションだね、という感じで走っていました。
しかし、スピードの上がるCコースの入り口から第1コーナーまでの一番楽しい区間、このいい感じのストローク感が一変しました。
サスペンションが跳ね上がるのです。
跳ね上がりが押さえきれず、もともと脱初心者できない壁にぶち当たっていて、そろそろYANSの極楽ダウンヒルかなっと考えていましたが、この時は恐ろしくへっぴり腰の超初心者に戻ってしまいました。
気にはなっていました。動きが渋いと感じていたリリックです。あまりスピード出すと押さえきれなくなるだろうと。
ただ、跳ねるようになるとは思ってもいませんでした。
45psiというFOXよりさらに10psi下げたエア圧と渋い動きからボトムアウトするだろうと思っていました。
ひょっとするとボトムアウトしてその反動(リバウンド)の戻りが早くてこんなに跳ね返るのかなと。
ビビって走りながら色々考えたのです。
FOX 36 TALAS時、45psiまで落とすとリバウンドを開放にしてもサスペンションは戻らなかった。手押しごときでかなりフルストロークまで持っていけることが出来た。
しかし、ROCK SHOX LYRIKは45psiで手押しで押してもせいぜい120mm程度までのストローク
これはメーカーの違いもあるかもしれません。インナーレッグが36mmと35mmの違いがあるかもしれません。またはまだ慣らし運転が終わってないからかもしれません。
いずれにせよ、ちょっとどうにかしないと脱初心者の壁どころか、去年のマニトウを再び繰り返すことになりかねない。
で、テントまで戻ってストローク量を測ってみると147mmストロークです。

ボトムアウトどころか、エア圧45psiで走った時のFOXや自転車は違えどManitouの時とほぼ同じストロークで走っています。
はたと考え込んでしまった次第です。
2本目のBコース。思い出すのも嫌になります。後ろ走って当方を気使ってくださったやさしいライダーの方、ありがとうございます。
その日はなんやかんやドタバタしてましてそのまま原村あたりにドライブに出かけました。