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LOGOS ロゴス カーサイドルーフ2422FR-Z

LOGOS ロゴス カーサイドルーフ2422FR-Z

7年ほど前に富士見パノラマの日よけ用に諏訪のスポーツショップで買った小川キャンパルのカーサイドタープがいよいよくたびれてきました。今のカーサイドタープはフレームがアルミになっていますが、当時はグラスファイバー製のフレームでした。そのフレームが数箇所割れてきましてそろそろ日帰り富士見用に買い換えるかと考えておりました。小川キャンパルの同じの買おうかと思っていましたら、フレームがアルミになったぶん値段も倍近く高くなりまして無理。フレームが2本にフライ1枚で2万円超える買い物など出来ません。
で、そういう時に候補に上るメーカーがロゴス(LOGOS)であったり、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)であったりします。この2社の存在価値は計り知れない程大きいのです。小川キャンパルの後に他メーカーが自社製品の模倣品を出してくるので小川キャンパル的にはどうだかわかりませんが、購買者は選択肢が増えるので嬉しいですよね。
ロゴス カーサイドルーフのフレームはグラスファイバー製が3本。華奢です。それとスチール製のアップライトポールが2本。前面の入り口を張出すことが出来ます。
アップライトポールは車を移動したい時は車の代わりに吸盤の穴に差し込むと自立するタープにすることが出来ます。まあ、タープをペグダウンした場合、同じ位置に車を駐車させるのは至難の業ですが。
車のルーフバーに取付けて引き出して張出すタープより安くて簡単な車用の簡単タープです。
前面パネルを閉じてサイドパネルを開いた状態




前面パネルも開いた状態。この状態で使う状況はあまりないかと思います。


サイドパネルを閉じた状態


全てのパネルを閉じた状態

サイドパネルの窓をメッシュにした状態
列車の窓のような感じになります。


テーブルとイスを出した内部スペースは2人で一杯です。


ちょっと落ち着けるスペースは確保できます。

内部の感じ 
適度な閉塞感がありましてこれが落ち着きます。車中泊の場合、荷物置き場に最適です。サイドドアがスライド式の場合、誰にも見られずにタープに出ることが出来ます。車が寝室、タープがリビングと考えれば今人気の前室は広いが設営に時間のかかるロッジ型のドームテントになります。逆にスライドドアでない車はこのカーサイドルーフは止めたほうがいいです。



車との固定は小川キャンパルのカーサイドタープと同じ吸盤です。でもこれ長時間の吸着は難しく自然に外れますし風にも弱いです。もし、ルーフバーなどがあれば紐でくくるほうが安心です。雨は車の屋根の形状ではタープ内に流れ込んできます。

難点はスカートがないので風がビュンビュン入ってきます。まあ、車の下からも入ってきますけど。これがタープを持ち上げてしまいますので風の強い日はペグダウンが必要です。

ペグダウンは4箇所。前面のフレームにそって2ヵ所と両側のサイドパネルです。
フライは難燃性とUVカット処理してあります。雨はどうかというと傘程度の効果です。ずっと雨ざらしにしていますと薄く内側に水の膜がはったような感じになります。
フライは薄いです。小川キャンパルに比べるとペラペラの薄さです。ステッチ跡の針の穴が生地が薄くて開いて見える程です。前面のフラップはチャックの引上げで開閉しますが、閉じた場合チャックのほかにマジックテープで固定します。このマジックテープを剥がそうとすると、生地が薄くてマジックテープも剥がれてしまいそうになります。生地が薄すぎてステッチの強度が足りないのです。フレームも細くて華奢。その分安いということになります。多分小川キャンパルのように5年も6年ももたいないと思います。そう考えると高い、安いのどちらが得かは微妙です。しかし、ロゴスやキャプテンスタッグの製品はなんかツボを押さえたデザインしています。長く使いたいと思うのですが、その前に壊れてしまうのです。少しコストを上げて素材の見直しや耐久性を持たせたプレミアムなどのシリーズ化は集客はあるのではないかと思います。それでも小川キャンパルやスノーピークより確実に安いですからね。
アウトドアの世界の購買層はブランドイメージより機能だとかコストだとか製品の中身で動くと思います。