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SCHWALBE SAMMY SLICK カスタムの王道・・・タイヤ

自転車で一番わかりやすいカスタムはタイヤの交換です。
カスタムは走りより見てくれ重視の僕のような者と、走りを重視するためのカスタムを行うストイックなライダーがいます。
見てくれ重視な者は我慢や諦めが普通ですが、我慢しないで常に原因追求と改善するという目的を持つストイックなライダーは知識と経験、進歩と快適という結果がまっています。
以前、ブロックタイヤからスリックに変えて驚くほどシルキーな走りになったのを覚えていますので、見てくれ重視だとスリックなんて選びませんが、これからの季節は街乗りオンリーですのでまずタイヤをスリックに交換しようと思っています。
タイヤの交換が面倒などと思ってはいけません。タイヤを替えてもダメなら・・・・フレーム変えるかというくらいにタイヤが全てです。

SCHWALBE SAMMY SLICK シュワルベ・サミースリック


そう言っておきながら実にMTBのタイヤを買ったのは2年ぶりです。ひさしぶりにタイヤを買うと色んなことを忘れてました。
まず、フォールディングタイプのタイヤのフォールディングっていう言葉です。
タイヤといえばワイヤービートとかケブラービートで、フォールディングっていうたら折りたたみ自転車しか思い浮かばず、フォールディングビートってなんだと考えてしまったのですが、折りたためるタイヤっていうことでした。
で、冬は里山走らないのでスリックタイヤ買おうと思っていたのですが、以前IRC メトロII 1.5を履いて走って、多摩川の砂利で転んでしまった経験があって中央のトレッドパターンは何でもいいですが、せめてサイドはMTBらしくあったほうがいいだろうと思って探したらサイドがブロックで中央のみスリックっていうタイヤをセミスリックというそうですが、2インチ以上のセミスリックってあまり種類が無いことがわかりました。
初めて買うタイヤは通販では買うなというとあるロード乗りの教えを守って世田谷・新宿・上野界隈を車で周回して選んだのがこれです。

シュワルベ・サミースリック

選んだ理由は一つだけ、SAMMY SLICKという文字が反射塗料だったからです。


この反射塗料は街乗りにはポイント高いです。むしろスリックタイヤは全て反射塗料を使うべきではないかと思った程です。
それと、結構きっちりした塗料なんです。
もうこうなったら後はパターンなんてどうでもいいです。
で、支離滅裂ですがスリックタイヤで気になるのがパンクですが、フォールディングの弱点であるサイドウォールはレースガードという触るとコーティングされた繊維のような質感で亀裂には強そうです。普通厚くするのですが、このレースガードとかいうものはとにかく薄いです。
うまく言えないのですがゴムのようなべたつき感がなくてサラサラな表面です。でも収縮はします。
レースガードなどというと特別なもののようですが、特別なものではなくてMTBタイヤでは普通で、KENDAのケブラービートも同じようなものを使っています。
サイドウォールの薄さのおかげで重さは実測で480gでカタログより10gも軽いのですが、大丈夫かな僕のキッチン秤。
サイドブロックはKENDAのSTICK-Eよりかなり柔らかいです。
タイヤのセンターはやすりの目のような小さなピラミッドが回転方向に「V」の字で配列されています。
厚みはブロックではない分中央部がKENDAのNEVEGALより厚いです。
中央のやすりの目のようなパターンはすぐになくなるでしょうがアスファルトでは効きそうです。
オフロードではどうかということですが、ドライでもウエットでも滑るでしょうが、オフロードでセミスリックなんて無理してはかないので別に気にしないです。
ということで、2年ぶりにTracer Vpをいじくることになりました。