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小川キャンパル カーサイドリビング DXを使ってみたレビュー

小川キャンパル カーサイドリビングDXレビュー

雨に対しては小川キャンパルのテント並みの防水性能あります。
さすがというか、当たり前というか小川キャンパルのテントと同様の作りです。
アルミのポールも太くて丈夫です。
生地も厚いです。
やはり、価格はこういうところで反映されています。
ただ、付属のペグとハンマーはどうしょうもなく使えないです。
こんなことでコストダウンはかるくらいなら最初からまともなペグを付属させるか、ペグは付けないほうがいいです。
よくあるのですが、何故、ここで力を抜くのでしょうか?
小川キャンパルを販売するお店はペグ類は売っているようなお店ですから、ペグは別途購入でいいかと思います。
組み立てはメインポールを上に上げる補助がいると楽にポールをタープの裾のポケットに入れることが出来ます。
一人で組み立てるにはちょっとアルミのポールを曲げそうな雰囲気あります。
コツとしましてはアルミのポールの短い方を最後にタープのポケットに入れるほうがポールを曲げないで済みます。
組み立て自体は5分程度です。
タープの組み立てよりペグダウンや吸盤の取り付けの方に時間がかかります。
小川キャンパルのテントやタープは張り姿が奇麗な物が多いのですが、このカーサードリビングもいい張り姿だと思います。
風や雨の侵入防止のスカートが付いていますが、車の下からくる風には無防備ですので冬は寒いです。
雨に関しては車の屋根から落ちてくる水滴が問題になりまそうですね。




ちょっと広角レンズなので寝ています。

ホンダフリードスパイクは車高が1720mmですが、低いです。身を屈めた状態が多くありました。
せめて1800mm程度の車高があればもっと快適だと思います。
車の屋根は2000mm以上の幅が必要ですが、屋根が前下がりの流線型ですとちょっと左右の高さが変わります。
やはり、ベストな車種はハイエース系かと思います。軽ワゴンには無理だと思います。

ポールの作りは強度満点。
アルバーゴのようにメインポールが曲がるなんていうことはありません。
少々の風でもタープがねじられることもなかったです。


車の屋根にタープを固定する吸盤です。
屋根を濡らして吸盤を付けると確実ですが、この吸盤は消耗品です。
一泊の使用で吸盤にへこみの形がついてしまいました。
また、冬の寒い日は吸盤能力は落ちます。

タープ内の空間は大人二人に子供一人で一杯です。
タープの中で食事を作ろうなんて無理です。
奥に行く程天井が低くなりますので、奥は荷物置き場以外の使用方法はないです。
メーカーもそのことわかっているのか前に出口はありません。
前はフラップになっていてメッシュにすることが出来ます。
雨が降ってもここからの雨漏りは無いと思います。

天井の真ん中に一本ファイバー製のポールを差し込みますので、軽いLEDランタンですと吊るせそうです。



小川キャンパルのカーサイドリビング
一度車に取り付けてしまうと車の移動が出来ません。
車を動かすにはポールを前面に立ててタープを自立させた状態にするか、地面に寝かせる必要があります。
地面に寝かせるとタープの中のテーブルや椅子は外に出さないと風で飛んでいきそうです。
車を気楽に動かせないということに使いにくさがあります。
ちょくちょく車を動かす滞在型のキャンプには使い勝手が面倒ですし、天気のいい時期のデイキャンプや料理を作らない車中泊にはちょっと装備が重装です。
どういうキャンプに適しているのかというと、食材も買った、お風呂も入った、暗くなる前にキャンプ場について寝る場所は車中ですが、ちゃんと椅子に座って簡単な料理も作りたい、翌日はのんびりとタープ内で過ごして片付けは楽に終わらせたい向けのせいぜい一泊か、あるいはキャンプ場を日替わりで移動するようなキャンプかなと思います。