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Intense Tracer Vpのフロントサスペンションの調整 四回目

Manitou Nixonの調整はやはりオイル交換しかないのか?

マニトウ ニクソンのサグ調整は現状では不可能であるということがわかり、とりあえず今シーズンはこのエア圧で走ろうじゃないか。今シーズンのフロントサスペンションのサグの調整は現状の21mmでおいといて、29mmのサグ調整は来シーズンまで諦めました。

そもそも、サスペンションがサスペンションらしく感じるのはリバウンド調整のみで十分ではないのか?
下りの場合はコンプレッションなど衝撃の度合いによって速くもなり、遅くもなるのだからそれを意図的に操るのは自然に反しているんでないか?と考えました。
でこぼこ道を下るということは下るスピードに比例してサスペンションの沈む速さは変わるのでこれを調整してなんかいい事あるのかなと思ったわけです。
登りのペダリングロスを緩和する目的がコンプレッションの調整であり、下りの場合、むしろコンプレッションは開放にしてリバウンドのみの調整を行うのが分かりやすいのではないかと思います。
ボトムアウトを防止するにはエア圧を高くしなくてはならず、エア圧を高くするとサグが取れないのなら、もうあとはフロントサスペンションのストロークアップか自分のスキルアップしかないのだ。と結論として考えた次第です。
今回の調整ですが、寛大な気持ちを失わないで地道に段階を踏んでまいりました。
コンプレッション:10クリック

サグ:21mm ストローク量:140mm

コンプレッション:15クリック

サグ:21mm ストローク量:140mm

コンプレッション:20クリック

サグ:21mm ストローク量:141mm

コンプレッション:25クリック

サグ:21mm ストローク量:145mm

作動感も変わらない上にストロークが145mmまで行ってしまったのでもうやめました。コンプレッションとサグの関係も白紙です。
マニトウのサービスマニュアルみるとフォークのボトムアウトに関してこのように記述されています。

  • Fork Bottom Out
    • サグの取りすぎ:規定のサグ値にしてください。
    • ボトムアウトダンパーの損傷:ボトムアウトダンパーの交換
    • ダンピングオイルの量が正確でない:オイルレベルのチェックもしくはリバウンドダンピング組品の交換。

ボトムアウトダンパー?リバウンドダンピング組品の交換?なんなんでしょ?
ここに記述されていない項目でコンプレッションダンピングがありません。フロントフォークの底つきでコンプレッションは関係ないのですかね?これまで間違っていたんですかねー?
この項目で簡単そうなものでオイルレベルのチェックというのがありますので、オイル交換がてらやってみましょうか・・。シーズン終了後にでも。
で、必要なもの
セミバスオイル:5/40wt. synthetic oil これはRED LINE OILでシンセティックレースオイルというのが通販で買えます。
Oリング用グリース:Prep M grease(Oリング用フェニルメチルシリコーン・グリース) タイホーコーザイNX25これはスリックハニーでいいのかな?でも、スリックハニーってすぐなくなりますよね。
ダンパーオイル:hydraulic oil. 5wt or 7wt or 10or 15 wt これはフィニッシュラインの定番フォークオイルですね。ただ、粘度をどれにするか悩みます。フィニッシュラインは7.5wtというのがあるのでとりあえずこれにするか・・。
規定のオイル量は98mmであると書いてあります。


こういうのをそろえておかないとフロントフォークの分解できないようです。オイルだけで一万円弱しますね・・注文しましょうね。


で、走りはどうかともうしますと。不満ありません。むしろいいです。自転車が別物になってはいるのですが、サスペンションのセッティングでこれ程自転車が乗りやすく変わってしまったことを経験してしまうとサグの調整にこだわってしまうのです。来シーズンはダンピングオイルの粘度調整でフロントサスペンションのサグを決めていこうと決心しました。
今週はJシリーズ XCO#7DHI#4のあと、ウイングヒルズ白鳥でJシリーズ DHI#5開催のため富士見パノラマは空いてました。ダウンヒルは来月の石川白山瀬女高原大会でレーススケジュールは終了ですね。