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武井バーナー501Aの詳細

武井バーナー 501Aの詳細

富士見パノラマも10月に入ると夜はさすがに寒いです。暖を取りたいと思い501Aを買った次第です。ですからこれで料理を作ろうなどとは思っていません。寒い時期のみ活躍してもらえれば十分であります。
ケースです。ベニア板を釘で打ったもの。結構大きくて重いです。中蓋の用途がわかりません。ケースはオプションです。BR-301のようにブリキのケースは残念ながらついていません。ガラスが入っているのでケースを購入しましたが、個人的にはブリキの筒のようなケースがいいですね。

形として格好悪いですね。ここが好きだ嫌いだと言う個性を感じられません。機能を追及するとこうなってしまうというツールは沢山ありますが、武井バーナーの場合、こうなってしまう理由を見出すことができません。コイル部分は昔のロボットの頭のように見えなくもないのですが、なんというか見ていて飽きないツールに共通していえる事は何かに見えるというデザインがあるということです。

ブリキのケースはありませんが、付属品でBR-301にはなかった五徳がセットされています。

BR-301にはなかった圧力計。その代わりBR-301にあった燃料ゲージがなくなりました。燃料ゲージはほとんど当てにならないので圧力計のほうが有効活用できます。この圧力計、精度良さそうですね。

プレヒート用のバーナー。BR-301より首が長いです。

ポンプノブ。これは空気入れ用の接続金具に交換します。

ノズルの開閉バルブ用のノブ。よく出来ています。物的には。この金属シャフトは結構熱くなるのです。

バーナー部はBR-301と同じです。よって火力も同じです。火力が違っては困りますよね。

なんと申しますか、真鍮でなければなんなんでしょうっていう個々の部品の形状と配列。BR-301を初めて見た時の違和感以上の違和感を感じてしまいました。
旧日本軍の潜水艦の中にある何かのエンジンパーツのようです。そう思うと愛着出て来ましたね。

上がポンプノブで下が空気入れ用の接続金具です。

物としての作りはいいと思います。

自転車用の空気入れをセッティングした状態。

BR-301と同じ圧抜きバルブ兼用燃料コックです。

このニクロム線のようなコイルが熱せられて周りを暖めます。上下二段になっていますが、上部まで赤く熱するには相当火力をアップさせる必要があるのではないでしょうか。

ヒーター部を下から見るとこんな感じ。

燃焼部とバーナー部の接続はスプリングのテンションで繋がっています。

五徳を乗っけてお湯を沸かせます。この状態で料理つくろうなどと思ってはいけません。あくまでもお湯程度です。スプリングのテンションで燃焼部を乗っけているだけです。重いものは難しいのではないでしょうか?

当然ですが、BR-501として利用できます。

BR-301と並べてみるとタンクの大きさが桁違いです。BR-301は1.2Lで5時間燃焼、BR-501は1.9Lで10時間燃焼です。

なんだかんだ言ってますがBR-301で感じた物造りの良さは、さすが武井バーナーのフラグシップモデルとても良い品物だと感じました。ここのメーカーは好感持てます。