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小川キャンパル アルバーゴ45-II 盲点

小川キャンパル アルバーゴ45-IIの前面パネルに雨がたまる

アルバーゴ45は今までに使ったテントの中では最高のテントだと思っています。というと語弊ありますね。今まで使っていたテントはワンタッチテントとか全て2万円程度ですから、アルバーゴが最高でなくてはいけません。難点はポールが曲がることのみです。張った姿に高級感があって、暑い夏でも熱がこもらず、開放感のあるキャンプサイトを作ることが出来ます。
前パネルはロールアップして使っていましたが、WILD-1の簡単タープに付属している180cmのアップライトポールを使って全面パネルを張り出して使いましたら、これがまた快適で単に屋根らしきものがあるだけで居住スペースを確保出来るのかと実感した次第です。
これまでアルバーゴでの雨キャンプは二度ほどあります。全面パネルを張り出してわかったことですが、このパネルは雨には弱い部分があります。しかもちょっと致命的かもしれません。雨がもれるとかではなくて、前面パネルの水はけが出来ないのです。

アルバーゴ45の前面パネルはメッシュとフルフラップの状態にすることができます。

蒸し暑い夏の夜の就寝時などは前面パネルをメッシュにすることで涼しい風を得ることが出来るので便利なんですが、ポールで前面パネルを張り出した時に、雨がフラップに溜まってしまいます。小川キャンパルの推奨は170cmのポールですから、全面パネルはやや前下がりの張り出しとなります。

これは雨が降っても雨を前に流すためなんていうことではありません。自分が立っているほうに雨を流さないためです。つまりフラップがメッシュの内側でロールダウン式に収納するために、フルフラップにして全面パネルを張り出すと前面パネルのメッシュとフラップの間がポケット状態になっていまい、雨が溜まってしまうのです。こうなるとパネルが前上がりですと雨は前にも横にも流れず、人間の立つ後ろに流れてきてテントの前室が放流口となり、最悪、溜まった雨水をかぶりかねません。特に最近のゲリラ豪雨なんか要注意です。
この間から雨がこちらに流れてきます。

全面パネルが少々前下がり程度でも雨水は前に流れてくれません。一度雨がフラップに溜まると雨水の逃げ道は塞がれてポケットとなってしまいフラップを下げるか前面パネルを下ろさないと雨水を逃がすことができなくなります。これは非常に面倒くさいです。
雨の日は全面パネルはロールアップしてタープを張るか(目指すコンパクトキャンプから遠ざかってしまう)あるいは150cm程度の思いっきり低いポールを使ったほうがいいです。

ただ、雨の日のテント生活も楽しいもので、キャンプの思い出はほとんどが雨の日のキャンプです。