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脛骨および腓骨骨折その後…1/2荷重開始の日とストレッチポールの威力

8月18日に骨折。8月28日に手術。
まもなく3ヶ月になろうとしています。
しかし、いまだに松葉杖2本離せません。
足を骨折した方は色々と大変ですよね。なかなか治療が進まない人もいると思います。
骨折治療の治癒速度は付加的な要素で左右されますので、焦ってはいけません。通常の骨折は正しい治療で必ず治ります。
骨というのは人間の組織の中で一番自己再生能力が高い組織だそうです。
僕は脛骨および腓骨骨折の髄内釘術後13週間後に1/2荷重の松葉杖歩行開始になりました。
片足にかけられる体重が30kgになりました。
ということは片手で松葉杖にかける重量は15kgになります。
ただ、松葉無しで立ち上がることは出来なくて、そこから松葉杖無しで歩くまでには全荷重が許されるまで無理です。
じゃあ、1/2荷重で松葉杖無しで歩くにはどうすればいいかというと、ムーンウォークで歩き続けることが出来れば大丈夫です。
で、骨折した人は1/3荷重だとか1/2荷重で松葉杖歩行だとか言うけど、そんなこと簡単に出来るの?
と思いますが、ご安心ください。ものすごく簡単に出来ます。
では痛みは?
それはレントゲンで骨の出来具合に比例します。
骨自体には神経ありませんので痛く思うのは骨の周りの骨膜に刺激を加えるからです。
ですから骨が形成されていくに従って痛みはなくなります。
まだ外仮骨も出来ていない状態で片足歩行している時は、骨折した足の方はブラブラしているのですが、松葉杖で歩くと骨折部や手術部位(特に筋肉を切った部分)が振動で痛く感じます。
その時は大丈夫なんだろうか?と不安に思うのですが、足を地面につかなければそんな痛みは大丈夫です。
1/4荷重または1/3荷重になるとまだまだ骨の形成が不十分で骨膜に刺激を与えるので痛みは感じます。
今は、骨の形成を早めるために積極的に骨に刺激を与えるという治療、つまり痛みを伴う治療が標準になってきていますし、手術の翌日にはリハビリが始まり関節部分はグリグリ回されます。
骨折で1/2荷重くらいまではやはり「痛い、痛い」が治療に伴いますね。
僕は新たに骨にヒビというものが発生してしまって、難治性骨折なんて言われてしまい超音波治療器を1年間もレンタルすることになりましたが、なかなか骨に荷重をかけられない状態の人(ギブスなど)は、超音波治療は積極的に行ったほうがいいのではないかと思います。
僕はこのヒビのおかげで通常より1/2荷重までに4週間ほど長くなりました。
セーフス超音波治療開始して7週間経過。
毎日「骨太家族」を二本飲みつつ頸骨の骨折部位に外仮骨がレントゲンで明確に確認出来るようになったのが術後11週目です。
これでも僕の年齢からすれば通常より治癒は遅いほうです。
ヒビがなければそこで1/2荷重であったと思いますが、医師は慎重にそこから2週間おいて1/2荷重にしたということですが、恐らく、担当医の患者は当然ながらあれこれカンファレンスされた結果の判断だと思います。
2/3荷重になるのは、つまり松葉杖1本になるのは恐らく3週間後ですから術後16週後。
順調に治癒が進んで全荷重になるのはさらに3週間後、術後19週後になると希望的に予測しています。
つまり、来年の2月には松葉杖がとれて不完全でありますが、両足で歩くことが出来るのではないかと思います。
痛みに関しては、骨折部位の痛みは日常的には感じません。
といってもまだ1/2荷重ですから。
たまにボルト部分がピリリと痛む他は皮膚がビリリと痛みます。
痛み止めのロキソニンは術後1ヶ月で飲まなくなりました。
ただ、足の浮腫は激しく浮腫により違和感は続きます。この浮腫は術後1年、早くても半年続くということですから、頸骨、腓骨骨折した方はあまり気になさらなくても大丈夫です。
浮腫むと足が赤褐色になりますが一晩横になっていると通常の肌色に戻ります。
歩かない、足の筋肉を十分に動かせないし、適度な負荷もかけられないと血液の循環が悪くなって浮腫むそうです。


で、人間が長期間、二本足で歩かないと色々と体の彼方此方が不完全になってきます。
リハビリの状況は
足首の稼働範囲が膝を伸ばした状態で最大でも10度、膝を曲げた状態で30度
膝は伸ばした状態を0度だとすると5度〜145度。
ここで問題なのが膝が真っすぐに伸ばせないということと、膝を伸ばした状態で足首が10度しか動かないということです。
今後、1/2荷重が許されたので松葉杖持たずに二本足で立つことで姿勢が矯正されていくだろうということです。
リハビリでの器具は5度ごとに角度を変えらる踏み足の上に立つ訓練です。
そのままだと後ろに倒れるので背中は壁にあずけた状態なので足には1/2以上の体重はかかりません。
それと、やはり腰が痛くなります。
しかしこれからはリハビリの範囲も広がり体の修正も早まるということのようです。
正しい姿勢を取る、それと歩くというのは人間が人間らしく生活出来る期間を長く保つ上で一番大事なことだと実感しました。

ストレッチポール


で、リハビリで使って非常に気持ちよかったストレッチポール(リセットポール)を買って、寝る前に使っています。
これに乗るとどうなるかというと、背中全体が床にペタリとくっつきます。
本当にペタリとくっつきます。
布団に寝ると体全体が平行に布団に沈んでいく感覚です。
ただ、この状態は長持ちしません。
しばらく体を動かしていると元の歪んだ状態に戻るのです。
まぁ、風呂に入って気持ち良かった、ちょっと腰の状態が悪いし、肩も凝っているから気持ちよくなろうかというものです。
自転車に乗れる、ハスキー三脚担いで電車に乗って歩くはまだまだ先です。