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脛骨および腓骨骨折その後…1/3荷重開始の日

骨折の術後8週目に入ってようやく1/3荷重による松葉杖訓練開始です。
くるぶしのボルト部品の骨のひび割れはあるものの、骨も刺激を与えないと脆くなるということで1/3荷重、右足に21kgをかけて松葉杖で歩きました。
まあ、約2ヶ月も右足使わないと膝はガクガクするわ、みょうちくりんな感じで右足前に出すし、まだまだですがそれでも第一歩。月面踏んだ気分で嬉しくなってリハビリ終わっても病院のあちこち歩いてましたが、ガキがよそ見しながら走って来るので松葉杖で排除しつつ歩いていたので大変でした。
この先2週間は1/3荷重のリハビリ訓練と自宅での自主訓練が続きます。
今の所20kgを掛けるのが難しく15kg程度なので徐々に歩き方を修正していかなくてはいけません。
ボルト部のヒビが広がらないことを祈るばかりです。
また、足に荷重をかけるときに用心しなくてはいけないことは、足首の捻りです。
捻ると再骨折に繋がる可能性があるということなので注意ですね。
で、1/3荷重はまず立ち上がって体重計の上に足を乗せて20kgになる感覚を覚えます。
そして、平行棒に両手を着いて体を支えながら片足に20kgかけて歩く感覚を練習します。
次に松葉杖で同じように体を支えながら片足に20kgかけて歩く訓練します。
最初は骨折した足より前に骨折していない足を出すのが難しいですが、骨折した足の後ろに骨折していない足を持ってきても大丈夫です。
慣れると骨折した足と同じ位置に骨折していない足を持ってくることができます。
そうすると、松葉杖をもっと前に出す事が出来るようになって、骨折していない足を骨折した足より前に出す事が出来るようになります。
僕は一時間程度でなんとなく出来るようになりました。
たった1/3荷重ですが、松葉杖はかなり安定して来ますので、長距離をあまり疲れずに歩く事が出来ます。
松葉杖での行動範囲は広がります。
ショッピングセンターでウインドウショッピングも可能です。
ただ、頭を振りながら突進してくるガキには注意です。
会社では車椅子でないと怒られるのでまだまだ一級窓際族ですが、1/2荷重が許されたらそろそろ松葉杖で歩き出そうかと思っています。
で、僕は思いました。
松葉杖生活、車椅子生活を送って始めて松葉杖をつく人、車椅子で移動する人の気持ちがわかりました。
車椅子はほんの2センチの段差が大変な段差になりますし、ちょとした傾斜が前転、側転に繋がります。
また、坂道の登り下りは危険極まりないです。
また、人の歩くスピードについて行くのが大変。
松葉杖や車椅子生活の人は人混みに出るなという顔する心の荒んだオヤジやハバアもいます。
僕は街を歩いていて、松葉杖や車椅子の人を何度も見て、何の感情もなく追い越していました。
本当の馬鹿野郎でした。
やはり、人間は他人の痛みを絶対に理解出来ないのです。
心を健全にして他人に優しくならなくてはいけませんね。