休日モード

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梅雨の時期、ビーンブーツとカメラ用の傘とレインカバー Velbon UC-6

雨の季節・・・Bean Boots

傘と長靴で水溜りをチャプチャプ歩いた小学生の頃を思い出しますか?

で、このイラストは怖いですが、雨の日は頭と足を雨から守ります。
写真を撮っててよくある事
天候が変わり雨がいつ降り出すかわからない。
天候の変わり目は山や高原は空がダイナミックに変わり写真や微速度撮影には非常に適しています。
晴れから突然の通り雨、雨が通り過ぎた後に急速に晴れわたる時間。
虹が出たり木々や地面から湯気が立ち上ったり、雫がポタポタと輝きながら落ちてきたり。
これは天気予報ではわからない天気の変わり目です。
雲は西のほうから雨雲が近づいて来ているし、空気が冷たく湿っぽくなったから30分もすれば雨になるだろう。
でも、今が一番気象の動きのあるとき。
こういう時にカメラ用のレインカバーや傘があればなと思うこと。
あるいは
早朝にかけてカメラを三脚に載せたままタイマー撮影しているといつの間にかレンズが曇っていた。
やばい、結露じゃん。そういうときにカメラ用のレインカバーあったらなと思うこと。
あるいは
星の微速度撮影するためにテントの外に一晩中カメラを三脚に載せていて撮影していたい。
まさかカメラを裸で三脚に載せないだろう。
こんな時はコンビニ袋を被せたりします。でも、カメラのファインダー覗けない。
カメラ用の傘かレインカバー欲しい。
ということでベルボンのカメラ用レインカバーとボトボト雨からカメラを守るベルボン UC-6という三脚に取り付ける傘を買いました。
これは後程使って使用感などを偉そうに述べます。

次に、カメラを保護したが人間の足がびしょ濡れになってテントや車に戻れない。
いちいちテントの中で靴下脱がないといけません。
まず、形から入るのですが、雨用の靴といえば長靴になりますが、長時間歩けない。
CROCSからはAXLEという履きやすい靴もあります。

しかし、ブーツ好きとして一度は履いてみたいと思っていたビーンブーツをとうとう買いました。

Velbon UC-6とVelbon カメラレインカバーにビーンブーツで雨から足とカメラを守る

Bean Boots

いろいろなメーカーから出ているビーンブーツですが、他メーカーと比較してクオリティーはおいといて、ビーンブーツはL.L.Beanが元祖ということになります。
街中で履くには個性的ですので服選びそうですが、湿った草むら歩くにはビーンブーツはとてもよくできています。
まず、靴のそこについた草や泥、雨の水溜りできれいに落ちます。
購入したビーンブーツは一番オーソドックスな6インチのもの。
アッパーレザーはフルグレインレザーで、もちっとした弾力性あります。どちらかというとWESCOのような質感です。
ただ、仕上げは綺麗すぎます。綺麗ということはいいことなんですが手染めにこだわる革ジャンフリークはなんといいますか、ムラが好きなんです。味があるということです。
たいていの場合、この革が使っていくうちにどのように劣化していくのかという過程は想像できるのですが、このビーンブーツの印刷然とした革の仕上げに関しては大量生産の臭いがしてピンときません。
こういうの普通でしたら買いません。
物を買うには長い年月を必要とする時があります。いつかは買うだろう、でも今ではない。
買うに及ぶ刺激というかキッカケがあって、買ってしまう潮時になるような時がある日突然来ます。
で、買うキッカケの一つとなった刺激的な写真の一枚です。
あちらの人って、どうしてお行儀が悪くても品がいいのでしょうか?

革の厚みはRedWingより多少厚みがあります。
革の厚みですが、厚ければいいというものではなくて、いかにくるぶしあたりを固定してくれるかです。
どうしてもソールが重いとアッパーの革を厚くしないと靴としてのホールド性が抜けてしまうのです。
ブーツというのはどこもそうなんですが、昔のほうが革の質は上質だったりします。
時代とともに作業工程は同じでも作業内容が合理化され品質は均一でも味わいが無くなったことから品質が落ちたと感じるのかもしれません。
タグが縫い付けられて、ハンティングシューズと言われていた頃のものです。

縫い方も現行のビーンブーツより一昔前のほうがワークブーツらしいステッチです。
昔からビーンブーツはいている方はソールを交換したりして大事にアッパー部分をメンテしつつ履きつぶす気持ちは現行のビーンブーツを見る限りとても良くわかります。
ようはビンテージ品といわれるものはワインの世界では高級ワインをさしますが、このような工業製品に関してはハンドメイドの工程が残っていて、それが伝統となって伝えられた製品のオリジナルなものをいいます。
ビーンブーツは100年以上の歴史があります。


日本では明治と大正の入れ替わりの時代で、その頃にすでにアメリカ人はこういうブーツを履いていて、しかも、変わることなく100年以上も履き続けられているのです。
凄いことですね。
日本でも下駄や草履は今でも残っていますが、人間が身につけるものは何でもそうなんですが、履物というものはあらゆる用途で一番先に進化してすでに完成の域に達してしまっていて変えようがないアイテムなんですね。
デザインが行き着くところまでいってしまうと、あとは素材競争になることはあらゆるものに共通した事柄で今後は加水分解しないクッション材の開発であるようです。
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で、何故、今になってとうとうビーンブーツ買ったのかというと、この写真みてしまったからです。
アスファルトでは靴底減りますが、アウトドアでの最たる趣味、カメラとこのビーンブーツは似合いますね。

雨が降ると自転車乗りませんが、写真を撮りたいと思います。