Induro CT014 カーボン三脚はじっくり選んだ三脚・・・のはず
Induro CT014 カーボン三脚
僕も色々失敗すると学習していきます。
欲しい三脚の機能的なものを思い浮かべつつ夜な夜なネットで探しまくった結果が出ましたので報告します。
こちらの要求を満たす三脚は無いです。
なにかと注文が多い三脚ですが、安物の三脚を買いつつ失敗したり痛い経験をしながら、ある程度三脚に求める性能をカタログのスペックから読み取りことが出来るようになって、的を絞りつつネットでの評価を翻訳ソフトで時間をかけつつ苦労しながら解読して、ようやく見つけたのがこの三脚です。
かなり時間をかけて探したわりに辿り着いたのは非常にオーソドックスな三脚になりました。
Induroというアメリカンブランドの三脚。生産は中国ですが、ご安心下さい、中国製はもうすでに世界ブランドです。
形はGITZOに似ているのですが、三脚も行き着くとGITZOになるんでしょうが、僕は老舗より新興ブランドのほうが好きです。
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- 脚の部分は防塵防滴構造
- 軽量で振動吸収性の高いマグネシウム合金製スパイダー
- 8層カーボン
- ロック、アンロックは半回転
- 4段
- 雲台無しで重さ1kg(キッチン秤:991g)
- 最高長は1400mm
- 縮長は460mm雲台無し
- 荷重は5kg
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先日、横田基地日米友好祭でベルボン Ultrekというコンパクトで軽い三脚初めて使ったのですが、脚のロック緩めても自重で脚が降りてこないので、脚を引っ張り出すために斜め上方向に三脚を持ち上げて脚を引っ張り出すという行為が必要になりました。
巷のカメラマンが三脚を持ち上げているのを見ていたので、脚は自重で降りたほうがいいよな〜と漠然と思っていたのですが、ウルトレックは自重で脚が降りてこないということを買ってわかった次第です。
三脚選びで
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- 脚のロックを緩めたときは脚は自重で降りてくるほうがいい
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ということが追加されました。
それと、そういう目的の三脚ではないので文句は言いませんが、ベルボン Ultrekはやはり剛性がない。
カメラのシャッター押すとブレるのでレリーズが必要です。
せめて、カメラを保持した腕の重さぐらいは耐えれる三脚であって欲しいです。
三脚の耐荷重とはカメラをホールドした腕の重さも考慮する必用があるのです。
で、このInduro CT014という三脚はロックを緩めたときに脚が自重で降りてくるのかというと、降りてきます。
カーボン製でロックが防塵防滴仕様であることから、この部分が渋いのかなと思っていたのですが、ストーンという感じで降りてきました。
気になる日本での定価は5万円以上もします。雲台無しです。
日本のアマゾンで買うと4万なんて平気な値段ですが、アメリカの Amazonですと299ドル程度です。送料入れても一万円以上の価格差があります。
で、この三脚は4万円なんてする三脚なのかというと、違います。せいぜい2万円台の三脚だと思います。
この三脚の詳細です。
まず、雲台を載せる部分。
アルミ製です。安物はここがプラ製というのを見た事があります。雲台を載せる部分は回転しません。これがエレベーターのガタ付きの無さに一役買っています。
雲台用のネジは細ネジと太ネジを変えらます。ネジアダプター買わなくてもいいです。
1/4インチ
また、雲台用のセットビスが付いていますが、Induro製の雲台用だと思います。
これがどうかと思うのですが、ゴムシートが接着されています。
雲台の回転防止の為のものだと思われますが、このゴムがないと締めこんでも雲台が左右に動いてしまいます。
スパイダー部分
マグネシウム合金製です。
マグネシウムは自転車のパーツ素材でもあるのですが、振動吸収性の高い素材であるようです。
振動吸収性が高いのですが、吸収された振動はどうなるか考えたことあるんですが、振動が金属の中でグルグル回転して、それを指で触れると感電したようにビリビリ伝わって地面に落ちるのだろうと思っていたのですが、最近、スレンダーシェイプというお腹周りの肉を落とすバイブレーション器具を使ってみたところ、お腹が熱くなるのです。
つまり、吸収された振動は熱に変わると知った次第です。
これを内部損失あるいは内部摩擦が大きいということになりますので、脂肪は効率よく燃焼しているのです。
しかしながら、三脚の場合での振動吸収性というのはあまり重要ではなくマグネシウムの軽さが重要ということになります。
マグネシウムが吸収する振動ごときが写真に影響するのであれば疲れますよね。
脚の部分
8層カーボン製のただのパイプです。
自転車のカーボン素材からしてみると別にドーってことないですが、EASTON製だとウルウルします。
エレベーター部分
カーボン製です。
回転防止用の切込みがあります。
但し、このカーボン製のエレベーターは一本ものですからローアングル撮影の時は別途ローアングル用のエレベーターに変える必用があります。