休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

SUNWAYFOTOという中国製のアルカスイス互換のカメラプレート・・・DPG-50U

SUNWAYFOTO DPG-50U


たかがカメラプレートなんでワザワザとも思うのですが、カメラプレートの癖にパッケージがとても真面目でしたのでちよっと嬉しくなりました。
SUNWAYFOTOの汎用カメラプレートです。
去年買ったMarkins PG-30Uというカメラプレートが不満ということではないのですがちょっと幅広のカメラプレートが必要になって探していたのです。
カメラを載せるカメラプレートや雲台などというものは水平垂直がちゃんと保たれていないとダメなのですが、三脚、雲台、カメラプレートと三つの部品がレバーやネジ込みで接合されているので普通でしたらガタついたり隙間が出来たりして、しょうがないから三脚の足や雲台で調整するのでしょうが、そんなの手間だし、調整は一箇所で済ませたいし、しかも製品のクオリティーに起因する調整などしたくありません。
よね。
そこで、中国製ということでそのへんのところが不安で購入するのに二の足踏んでいたカメラ用のパーツですが、コンパクトで安いレベリングベースであるSUNWAYFOTO DYH-66Iというのを買って使っているんですが、これが中国製だからといって侮れないと思ったのです。
最初は、あまり期待してなくて、とにかくパンする時用に三脚の水平さえ取れればいいと思っていたのですが、今では常に雲台の下にセットしています。
先日、新宿のヨドバシカメラで三脚の使い方をヨドバシカメラのおじさんが熱演しているビデオを何気なくボヤッと見ていたのですが、このおじさんのように三脚の脚で水平取ったりアングル変えるなんて僕的には神技なので、レベリングベースってキチョーな友になってしまいました。
MADE IN JAPANが少なくなってJPANAはデザインのみ、製品としてのクオリティーを決める製造・組み立ては中国製品が多くなりました。
製造組み立てを海外に依存するようになった物作り日本は、かっての物作り日本になるのではないかと思います。
高くても良いもの、必要なものは無くてはならないものなので買うんですが、会社というものただそれだけでは今の日本で存続するのは大変です。
豊かになる、いろんな人がいろんなものを手にする、でも給料が上がる、そうすると製品が高くなるのでコスト削減を行う、一番のコスト削減は人件費である。
じゃあ、人件費の安いアジアに物作りを依頼する。日本製品の優秀さはデザインとクオリティーコントロールを行えばよい。という合理化から職人さんがいなくなるということになって、修理という考えがなくなり買い換えるということになってしまいます。
で、SUNWAYFOTOはデザインも製造組み立てもかって日本のメーカーがそうであったように自国である中国製です。
しかも、この会社のDYH-66Iというレベリングベースを使っていてクオリティーの高さは値段を感じさせないものでした。
そこで、カメラプレートをもう一枚欲しいと思った時に、SUNWAYFOTO製を買ってみるかということになります。
ユーザーを獲得するということはそういうことなんですが、SUNWAYFOTOが高クオリティーだと結果的に中国の国力を感じます。
で、このパッケージ。
仕様書を貼っています。仕様書にはQCのシールが貼ってあります。

これはSUNWAYFOTOのQuality ControlをPASSしたこという意味で日本では「検査済み」の判子と同じなんだと思われます。
で、蓋をあけるとこんなに豪華なパッケージングです。たかがカメラプレートなんですがここまでちゃんとパッケージされていたら悪い気しません。



肝心のプレートですが、僕が持っているMarkins以上のクオリティーです。問題はむしろOM-Dの底面の精度の悪さのほうが目立ちます。
どうしてOM-Dの底面は凹凸をつけているのか?カメラの底面は削り出しにすべきではないか。プレートとカメラの取り付け部分でグラグラしたら意味ないじゃないか?と思います。


で、僕が持っている唯一のアルカスイス互換であるMarkinsの雲台に取り付けてみましたが若干レバーを締める方向に調整する必要があります。
やはりレバー式よりノブ式のほうが他社製のカメラプレート使うときは便利ですね。
上がMarkinsで下がSUNWAYFOTOですが、傾斜角は同じなんですが若干SUNWAYFOTOのほうが幅広かな、という感じです。

重さは仕様書ピッタリの43gでした。
SIRUIやSUNWAYFOTOから見るMADE IN CHINAはお金を出して買う価値がありました。
ので、SUNWAYFOTOの雲台を買ってしまいました。