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吉田金属工業株式会社のGLOBAL・・・速水もこみちの使っている包丁を買う

MOCO'Sキッチンで速水もこみちが使っている包丁が欲しくて買った。


学生の頃浅草で買った作った人の名前が彫られている鋼の包丁を今まで何度も使い続けているのですが、さすが、鋼の名刀といってもいい包丁、かぼちゃなんかもスパスパ切れていました。
しかし、包丁というもの研ぐとだんだん刃の部分が消耗してしまい、いくら研いでも切れなくなります。
包丁は人の才能と同じなんです。
そろそろ浅草で新しい包丁を買おうかと思っていたのですが、MOCO'Sキッチンのもこみちが使う包丁を見て、エルゴノミクスな取っ手はちょっと浅草で買う板前さんっぽい包丁とは違うかもしれないし、どちらかというと自分は板前というよりもこみちっぽいのでこれまで全然興味のなかったステンレス一体の包丁を買ってみました。
で、MOCO'Sキッチンとはなんだというと、速水もこみちが料理を作る朝の番組です。料理番組で録画されるNo.1の番組ではないかと思います。
MOCO'Sキッチン イコール オリーブオイルと思われがちですがそうではないです。
MOCO'Sキッチン見て思ったのですが、手が長いと顔がフライパンから離れるのです。これはイケメン的にいうと顔がやけどしないので便利です。
また、何故フライパンに塩を振るときにああいうオーバーアクションになるのかというと、これも手が長いからです。
また、なぜ、ぺティナイフで玉ねぎみじん切りにするときにオーバーアクションになるのかというと、背が高いからです。
それと背が高いイコールキッチンが低くなるということになるのですが、どうしても上体がまな板に対して前かがみになります。これはテーブルで料理を待つ人から見るとどのように感じるかですが、料理に一生懸命な横顔していると映ります。
一生懸命は非常に相手に爽快感を与えます。また、料理はリズムであるということなんですが、もこみちの料理の姿勢なんですが結構クラウチングスタイルでキッチンに向かっています。これは上体を前後左右に振りやすいからでいわゆる次の動作に移るためのリズムです。料理のリズムは理知的ですがすがしいです。
また、調味料、しょうゆとかですがフライパンに入れる時は右肩をあげて右ひじを肩の位置まで引き上げると絵になります。
また、ですが、計量スプーンで計ったしょうゆやみりんなどの味付けですがフライパンに入れるときは時計回りで一回転させたあとに、一回だけ切る動作が潔く思われます。二回切ってはダメです。
たとえば、包丁で茄子などを切ったときに包丁に茄子の切り端がくっついてしまうのですが、これは左手の人差し指で包丁にくっついた切れ端をつついて離すのです。
この動作を連続で行えるスキルを身につけるには、顔がまな板から起きていてはダメです。つまりキッチンにお腹を付けて背筋が立っているとダメです。やはりここでもクラウチングスタイルで包丁を持つ右肩は引き気味にすると絵になります。

また、茄子を包丁から左手の人差し指をつかって切り離すということですが、これは背の高さや腕の長さには関係ないのですが指の長さが関係してきます。
それと大事なことですが、お皿に料理を盛りました。相手に差し出すときは必ずお皿を180度回転させて差し出すのです。これはお皿にもった料理には右左があるのだということと、相手に料理を献上するという意味があります。
そして、最大の見せ所は包丁さばきですが、基本は野菜は押し切り、肉は引き切りです。これだけ切れれば誰が来ても、男であれ女であれ多分、普段どんなにアホキャラであっても相手のハートはつかめます。
料理が出来るということはそういうことです。
で、MOCO'Sキッチンでもこみちが使っている包丁は吉田金属工業株式会社のGLOBALでしたが
現在はツヴィリング J.A.ヘンケルスの包丁使っています。
黒い柄の付いたヘンケルス

ステンレス一体のヘンケルス包丁

もこみちが今使っているヘンケルスを買おうかと思ったのですが、そもそもステンレス一体の包丁は吉田金属工業が最初だし切るものは日本刀だから・・・という理由で日本製のGLOBALという包丁を買いました。





セラミックのシャープナー付き

で、期待度満点の切れ味ですが・・・かぼちゃを切ってみると普通でした。
刃物たるものこれスゲーというものが無くてはならないのですが、かぼちゃを切っても、人参、ごぼう切ってトマト切ってもごくごく普通でした。
ティーナイフで油揚げ切ると最後まで切れませんでした。
そういうこと言うと怒られるので、正しく言うと包丁のせいではなくて、まだこの包丁に慣れてないせいです。
じゃあ、どんな包丁が凄いのかっていうと、トマトの真ん中に包丁を当てます。そこからゆっくりと包丁を引きます。そのまま手を離すと包丁が自重でトマトを半分に切ってしまうような包丁です。
この包丁はおそらく1年が寿命でしょうから来年はヘンケルス買ってみようかと思います。