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Markinsの自由雲台・・・Markins Q3-Q

雲台とは何かというと、こういうものです。

僕も最初は雲の台って何だと思っていました。

Markins Q3-Q買いました。

僕はカメラ初心者なので色々知らない事が多いいのですが、三脚関係のレビューを見ていくと三脚も雲台も日本メーカーより海外メーカーのほうが優秀なものが多いということがわかりました。
そもそもVelbonなどというメーカーは日本のメーカーなんですが、作っているところは中国です。
おまけにSIRUIなど中国産の三脚はすこぶる評価のが高いのです。
でも、どうしても右も左も分からない時はどこでも売っているVelbonやSLIKなどという日本製の三脚を買います。
で、使っているうちに色々と不満が出てきて、特に雲台関係なんですが、色々と調べていくわけです。
そうすると自由雲台には様々なメーカーがあるのですが絶対的にARCA-SWISS アルカスイスという名前にたどり着きます。
そこからアルカスイス互換という規格があることを知り、他の様々な雲台メーカーがアルカスイス互換の自由雲台(クイックシュー)作っていてそれがメーカーが作る自由雲台の主力になっています。
普通、他メーカー互換品というのは亜流という位置づけにしてメーカーの主力がほかにあってもいいのではないかと思うのですが、それがないということに驚きます。
それほどARCA-SWISS アルカスイスが作る自由雲台が素晴らしいのかということで、じゃあアルカスイス買うかと思うのですがこれが恐ろしく高価、しかも僕のOM-Dごときではでかすぎる。
じゃあ、アルカスイス互換でも買うかということで色々と探りを入れると、MarkinsやRRSや星の数ほどあります。
ただ、その中に日本製の雲台メーカーがない。これも何故?と思ってしまいます。

    • 海外の雲台レビューに日本製の自由雲台が出てこない。

これが不思議だったのですが、世界のカメラマンは日本製の自由雲台は相手にしてないということなのか、あるいは日本製の自由雲台は世界を狙ってないのかのどちらかでしょう。
自由雲台のサイトを巡ると日本製では梅本製作所の自由雲台がすこぶる高評価なんですが、海外では、What's umemoto ?!です。
そうか、物作りというのは世界一を目指していかないと人々の頭の片隅にも残らないのです。世界一になるとそれがスタンダードになって互換規格が生まれ、自由雲台はアルカスイス互換規格を中心に裾野が広がっていきます。いわば自転車の世界でのシマノやカンパと同じです。
二位ではダメなのですよ。
ということで、カメラやレンズは生産国は海外でも日本のメジャーブランド品を買うのですが、カメラ周辺機器に関しては日本はほぼ鎖国状態、候補すら入らない状態です。
で、大きさと価格と将来の発展性を狙ってアルカスイス互換品(こうなってしまう)とネットでのレビューを見てMarkinsの自由雲台を買ってみました。
ただ、Markinsって韓国製です。
僕は少女時代は好きですが韓国という国は嫌いです。本質的な所での韓国と北朝鮮の違いがわからないのです。
しかし、日本人たるもの良いものは良いと賛辞をおくることのできる高等な民族であるが故、嫌いな韓国であってもいいものを作るねと褒めてあげよう。
で、ちょろっと部屋で使っただけですが、Markinsの自由雲台のクオリティーは安物の三脚キットについている雲台とは当たり前ですが、全くの別物でした。
どかがどうだったかとうと

    • Markins Q3-Q自由雲台について
      • カメラの構図を決めてボールヘッドを締めこんでも構図が変わらない。
      • さらにパンさせてパン用のノブを締めこんでも上下の構図が変わらない。
      • パンさせて左右に動かしても上下の構図が変わらない。
      • ボールヘッドを緩めるノブにリミッターが付いているので調整すればボールヘッドを緩めてもカメラが不用意にカックンしない
      • ボールヘッドの動きが恐ろしいくらいに滑らか(ボール部分には油やグリースなど塗布していないにもかかわらず)
      • ボールヘッドの固定力が凄まじく、ノブの締め込み具合も力が要らない。(雲台をテーブルの上においてノブを片手で締め込む程度のトルクで固定される)
      • 重さが思ったより軽い(381g)
      • Markins Q3-QはGmarketで₩283,000($ 258.76)日本円で二万円少々。
      • 水準器はカメラをセッティングすると見えなくなるので使えない。
      • パン用の目盛りが10度である。5度程度がいいのではないかと思う。

です。
他の優秀な自由雲台と比べたことないので感じた操作がどの程度のグレードなのかわかりませんが、不満だから買い換えるという考えは起こらないと思います。

    • Markins PG-30Uカメラプレートについて

MarkinsではOlympus OM-D用のカメラプレートはP20という型式になります。しかし、よりOM-Dとの密着性を求めるならPG-30Uがベストです。
P20は汎用プレートでどのカメラでも合いますが、PG-30Uは立ち上がりの部分がありますので立ち上がりのほうを前にすればOM-Dをセットすることができます。

      • 重さ29g
Markins Q3-Q






クイックシュー

水準器はカメラ付けると見れません。

クイックレリーズの操作感覚は特筆すべきものではありません。ちょっと力必要です。
摺動する部分が質の悪いワッシャーのようなものなのでザラツキ感あります。
この辺り、詰めが甘いです。
ノブ式のほうが良かったかもしれません。

クイックレリーズには開度調整用のスクリューがあります。
他社製のカメラプレート使う場合微調整必要かもしません。

ボールを固定するノブ

はしにあるダイヤルがトルクリミット。
指で回すことができますので、これ以上緩めたくない位置で止めることが出来ます。つまり、カックンしません。

ボール

当然ですがこの精度が自由雲台の操作感覚を決めてしまいます。

パン用のノブ

目盛りは10度刻みです。
僕が持っているベルボンのQHD-U4Qなんてパン用ノブ緩めるとガタついてしまいます。
Markinsはそんなことありません。

ネジ穴は太ネジ3/8インチです。

Made in Koreaの文字が…一昔前はMade in Koreaは沢山あったような気がしますが、今は中国です。
田中角栄のおかげかな?

Markins PG-30U カメラプレート

立ち上がっている部分を前にするとOM-Dに取り付け可能です。

ゴムなどというヤボなものついていませんが、しっかり固定されます。


Induro CT014三脚に取り付けてみた



ケムール人のようです。

で、三脚関係最後はレベリングベースです。