Will leather goods Ammunition Bag
Will leather goods camera bag
求めよさらば与えられん
マタイ福音書7章
だそうです。
偉い人の言葉なので物やお金ではなさそうです。
しかし、求めよを追求という言葉に置き換えると、たとえ物であれお金であれ偏差値上がります。
追求せよさらば与えられん
と言う事で、今まで何度もカメラバッグを追求してきました。
カメラバッグはあれこれ8個もあるのですが、その全てのバッグは何時も使っておらず、ただのカメラやカメラ用品の入れ物となっています。
先日、面倒臭い町内会のバザーで寄付金500円かバザーに出す品物を寄付するという半ば強制的な回覧があったので、要らないカメラバッグを3個程出す事にしました。
うちの町内会の面々を見るとデジイチ持ってハスキーやカーボン三脚持ってそうな人はいないので、多分、カメラバッグを見ても使いにくいバッグだね、で終わりそうです。
先日、お前の欲しがってたカメラバッグ、オクに出てるよ。と同僚が。
中古品は嫌だ
新品だよ
で、オークションを探したが見つからないので、何処だ?と聞くと、eBayだ。
eBay?
eBayはアメリカの自転車ショップにダマされて以来利用していない。
また、PayPal も本人認証やらナントカ制限やらで面倒臭いので利用していない。
しかし、あのカメラバッグはずっと探していたので、しょうがないかな。
ということで、eBayを見ると確かにある。
しかも、新品だと書いてある。
しかも、開始価格は5ドル。
しかも、売りに出ていたウイルレザーのカメラバッグはタグの位置からして一番初期生産のものと思われる。
ということで、最終的に6500円でゲット。
送料入れても1万円。
日本で買うと16000円弱(ウイルレザーでは数年前にカタログ落ちなので入手出来ない)なので久しぶりにいい買い物であった。と満足しています。
で、購入後約二週間で到着。
WILL LEATHER GOODS Ammunition Bag
見てのとおり、このカバンの売りは使い古された感じですが、新品のカメラバッグです。
使い古された人間はオヤジだとかジジイだのオバンなど散々言われますが、使い古されてこそ味がでた物をビンテージと言って、新品時より価値が増し価格も跳ね上がるという、人間の価値観の複雑さがゴチャゴチャしているカバンがこれです。
キャンバスはワザと味を狙ってビンテージ加工、ウオッシュしているのです。
レザーはビンテージレザーを使用。おかげで革がカチカチの状態。場所によってはヒビ割れがあったりします。
いつの時代のレザーなんでしょうか?
リサイクルで高値が付くのが使い古されたレザーを再生した商品になります。
商品ごとに違った風合いしています。
よく、レザー商品の注意書きでレザーは天然物であるがために傷や色ムラといったものがありますが、御了承下さい。それが風合いとなって愛着が増します。
そう言われると、だからと言って度を過ぎた傷や色ムラは許されるわけではない。
度は個人の主観なので、いちいちそんな事言って予防線はらないでほしい。
と思います。
こっちの機嫌が悪いとあなたにレザーの風合いが傷や色ムラ如きで深まるなどと言われたくないと思います。
これがビンテージレザーだからと言われると、再生レザーを使用してんだなと思えて納得します。
通販が主流になるとほぼ横流し状態で出荷時検査行わないのでトラブルが多くなります。
Ammunition BagはAmmo bagとか省略されますが、弾丸を入れて運ぶミリタリーバッグです。
Will Leather goodsのミリタリー調のカバンは殆どがスイスのミリタリーバッグを模倣してアレンジしています。
では、Will Leather Goodsのカメラバッグの詳細。
素材はキャンバスとレザー
日本で丈夫なキャンバスといえば帆船の帆です。帆布としてカバンの素材に使われて唯の布なのに値段はかなり高いです。
小学校の名札みたいな布切れ縫い付けている何がなんだか誰が何をどうしたのかわからない一澤帆布はその代表かと思われます。
あの騒動、リーガルハイでパロディってくれれば面白いかなと思います。
キャンバスの色はオリーブグリーンでワックスコートされていません。ジーンズのウオッシュ加工です。結構な厚手というか、カチカチの革が内貼りになっていますので、かなり形がついてしまっています。
これは、カメラ用途というバッグですが、外にポケットはありません。
カメラバッグとしては使い勝手悪いと評価されます。
普通は内側がキャンバスで外がレザーだと思うのですが、これは逆。
肝心のカメラの収納
実用的にはレンズは2本
欠点はいかにミラーレス一眼であってもレンズを装着したままバッグに入れる事は出来ません。
じゃあカメラバッグじゃないじゃん。
その通りであります。
このカバンはカメラバッグではありません。
少量のレンズと少量のカメラ用品、携帯雑貨で一杯になる単なる仕切りが4個ある四角いバッグです。
開け閉めが面倒なバンドです。
タグの位置は右下で、初期に作られたものです。
よく見られるのは上のフラップの中央に縫い付けてあります。
ショルダーストラップもカチカチの革。
カメラバッグとしては欠点だらけ、普段使いでも4つに区切られた仕切りは使いにくいです。
ただ、こういうのが好きな人は実用性なんてどうでもよくなります。
新品を見つけたらコレクション用にもう一個欲しいかなと思います。
レザークリーム塗って少し革を柔らかくしてから使いたいと思います。