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Fox 40 RC2のアップグレード・・・カシマコートでないFox 40 RC2をカシマコートにする。

FOX40をヤフオクや海外通販、ebayで買った方・・大丈夫のようです。

Fox 40 RC2のカシマコート化

サイトによると2005年〜2008年まで、2009年〜2012年までのFox 40 RC2を対象としています。
嬉しいことに、ここのサイトではFox 40 RC2のインナーチューブの交換手順も載せています。

FOXサスペンションをカシマコートにしよう
カシマーコートしたFOX 40インナーチューブはここでも販売しています。ただ、2009年以前のものは見当たりません。
Go RIDE
なにかとアフターマーケットでのパーツ供給が厳しいFOXですが、こういう素晴らしいサイトがなくなってしまっては困るのでコピペしておきます。

    • 必要な部品は
      • 2005-2008 40′s: 820-08-126-kit Service Set: Inverted 40 RC2 05-08 Retro Cartridge Assy Complete
      • 2009-2012 40′s: 820-08-092-kit Service Set: 2011 40 RC2 Cartridge Assy Complete ($450)
      • SKF 40 seals part# 803-00-616 Info to pass on below. ($35.00)
      • 2005-2008 40′s: 208-03-056 Kashima Stanchion tubes x2 ($300 for a set of two)
      • 2009-2012 4o’s: 208-03-056 Kashima Stanchion tubes x2 ($300 for a set of two)
      • Fox Float fluid

カシマコートしたインナーチューブがペアで$300
RC2の部分まで交換すると$450
ダストシールが$35
で、オイルが必要。

    • 工具
      • 32mm 6pt socket
      • 1.5,2,3,4,5,6,7,8,10mm Hex key set.
      • 10mm deep socket
      • 15mm open socket
      • 7,12,15,16mm wrench
      • 10-18mm cone wrenches (thin)(コーンレンチって薄っぺらいハブの分解とかに使うレンチです)

      • 13,14mm crowfoot(クローフットレンチって直角レンチのようなものです)

      • Pick(千枚通しのようなピッキング出来るもの)
      • Plastic hammer
      • Screwdriver
      • Torque wrench(インナーチューブ固定用、必要だと思います)
      • Extensions(??多分C型リング外しかな?)
      • Graduated liquid container(廃油受け)
      • 20cc syringe(オイルを注入する注射器のようなもの)
      • Cleaning solution(クリーナー)
      • Micro towel

が必要工具であるようです。
分解組立手順は写真だけでも十分理解できます。

Fox 40 RC2 インナーチューブの交換手順

ホイールとディスクブレーキを取り外す

上下のクラウンからインナーチューブを抜き取る

プリロードを開放にする

32mmソケットレンチでトップキャップを取外し、スプリングとスペーサーを抜き取る


プランジャーを保持するボルトを10mmソケットで緩めてプラハンでたたく。約40mlのオイルが排出される

スプリング側のインナーチューブが抜けたら、プランジャーアッセンブリとスプリングクリップを取外し、カシマコートした交換用のインナーチューブに取り付ける。

組立の順番を間違えないようにしてトップキャップを24Nmで締め付ける

古いクラッシャブルワッシャーを交換する。

ダンパー側のリバウンド保護カバーを外して2.5mmの六角レンチでノブを取外し、15mmディープソケットレンチで底部の固定ナットを緩める。

ダンパーシャフトナットを3回転程緩めて再びコンプレッション保護カバーを取り付けてプラハンでたたく。40ml程度オイルが排出されるので、廃油のあとナットを取外しダンパーユニットを抜き取る。

ロワーレッグをパーツクリーナーで清掃する。

シール部分にFOX fluidを浸透させてダストシールを取り付ける。この際、シールのスプリングに傷を付けない、シールは真っ直ぐに圧入する。
圧入ツールはシールと直径の近い塩ビパイプとか利用している。

新しいダンパーユニットのトップアジャストキャップを取り外す。同じく下部の保護カバー、リバウンドノブを取外す。
トップキャップのOリングにFOX fluidを塗って交換するカシマコートしたインナーチューブに挿入する。
トップキャップは32mmソケットレンチで24Nmのトルクで締め付ける。それぞれのアジャスターノブは2.5mmの六角レンチで1.5Nmで締め付ける。
シールに傷を付けないようにロワーレッグにインナーチューブを挿入する。

ロワーレッグの底から10wtのオイルを50mL補充しクラッシャブルワッシャーを交換してナットを2.5Nmで締め付ける。
リバウンドノブも2.5mmの六角レンチで締めつけ保護キャップを取り付ける。


インナーチューブを上下のクラウンに通して上部クラウンで10mmの六角レンチで7.28Nmで締め付ける。


ブレーキとホイール組みこんで終わり


かなりの意訳ですので詳しい内容はFOXサスペンションをカシマコートにしようで確認してください。
思ったのですが、FOXってリバウンドが下になってコンプレッションが上になったのですね・・。