休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

Intense Slopestyle 2010年 ROCK SHOX LYRIK DH Solo Air ロックショックス リリックの機能

ROCK SHOX LYRIKのダンパーの機能

Pentax K-7 絞り優先 Pentax DA 18-55mm F3.5-F5.6AL WR 1/60sec F7.1 ISO100 分割測光
サスペンションのダンパーがいかに優秀であるかはレビューを見てると良く分かりますが、コンプレッションは体感出来なくてよく分かりません。
しかし、リバウンドは押した戻りの制御ですのでよく体感できます。
ManitouもFOXもROCK SHOXもリバウンド側は見ててわかります。押すは意図的であるために分かりにくく、戻りは機械的なものでるために効果が分かりやすいのかもしれませんね。
乗るにあたってリリックの機能をしっかりと頭に入れておこうともう一度機能を整理しました。
で、前々から気になっておりましたミッションコントロールとミッションコントロールDHの違いはフラッドゲートがあるのがミッションコントロールで、ないのがミッションコントロールDHです。

ミッションコントロールの調整方法はSRAMのサイトにもありますが、とりあえずここからやってみようというのがあって、

      • Low-Speedコンプレッションが4クリック
      • High-Speedコンプレッションが4クリック

であるそうです。Low-Speedは16クリック中4クリックですから1/4程度開放からハードにするということで、High-Speedは12クリック中4クリックですから解放から1/3程度ハードにするのが基本であるようです。
フラッドゲートはミッションコントロールDHにはついていませんので省きます。
で、Low-Speedは小さなでこぼこ道やブレーキダイブの解消に効果あると。
High-Speedはビッグヒットやハードなライディングに効果があると。FOXと同じ考えですから悩まずに済みます。
で、チューニングマニュアルには

      • Low-Speedコンプレッションはスピードが速い、凹凸が激しいは開放方向へ、スピードが遅くバランスが必要なテクニカルなコースはハード側へ調整するとあります。また、後輪のトラクションを向上させるためにはLow-Speedをハード側へ寄せるとよいとも書いてありますし、傾斜のきつい斜面を下る場合もLow-Speedをハード側に寄せるとよいとも書いてあります。
      • High-SpeedコンプレッションはLow-Speedコンプレッションと共通の部分もあります。また、ボトムアウトが気になる場合、6クリック以上ハードに寄せるといいと書いてあります。ようはジャンプなんかでランディングのコントロールが重要な場合が6クリック以上から調整だと。

ヒントはサスペンションの動きが早い場合、Low-SpeedコンプレッションよりHigh-Speedコンプレッションの機能が優先すると書いてあります。また、High-Speedコンプレッションはとっさの衝撃を受けた時にサスペンションにどのような動きを求めるか考えてHigh-Speedコンプレッションの調整を行えと結んでいます。つまり、全能ではないのです。
例えばという記述に前輪、後輪が地面についている状態で、でこぼこ道を早く走る場合、High-Speedコンプレッションは0クリックで調整する。
あるいは、激しいエッジのきいた障害物がある場合、ボトムアウトの衝撃を最小限にするためにはHigh-Speedコンプレッションは8クリックに設定とあります。
例えば、初心者が富士見パノラマのCコースを走る場合、Low-SpeedもHigh-Speedも4クリック以内であれこれ調整しましょう。
初心者が富士見パノラマのBコースをゆっくりと走る場合、Low-SpeedもHigh-Speedも6クリック以上であれこれ調整しましょうと。そういう感じでしょうか?
で、リバウンドはどうかというと、定義みたいなものが書いてあります。

サスペンションがフルストロークした時からの戻るスピードをコントロールする。それは工場での調整がなされている。ライダーの体重が160-180ポンド(72.6kg-81.6kg)で12クリックを推奨すると。それより重い人は12クリック以上に、それより軽い人は12クリックより下げて調整とあります。クリック数を上げるということはリバウンドを早くするという意味です。
そんな感じでありますが、機能はFOXのRC2と同じです。
で、次はサグの調整です。