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Santa Cruz Bullit サンタクルズ バレットの再生 ファースト

Santa Cruz Bullitという自転車

この季節、本当に自転車に乗ることが好きな人は寒かろうが近所の里山でトレイルしたり、ロードで鍛えたりしているのです。で、そうでもない人は自転車は車に入れっぱなしであったり、タイヤにはシーズン中の泥が付いたままだったりするのです。で、掃除しようかと思いますが、そのうち高峰山に行くからまた汚れるので掃除は高峰山の後にしようといいつつ気が付けばゴールデンウィーク直前まで高峰山にも行かずに自転車は放置状態になっています。
しかし、サスペンションのオーバーホールだとかパーツをグレードアップするにはいい季節です。
Intense Tracer Vpのコンプレッションが効かないフロントサスペンションのオイル交換しようと思っているのですが、ここにきて急に仕事が忙しくなったり土日が寒かったりして怠けています。
で、重い腰を上げるまで友人のMTBでお茶を濁そうかと思ってしまったわけです。
富士見によく行く友人が中古で買ったサンタクルズのバレット、結構いじくりたおしました。
バレットはシングルピボットの頑丈なMTBです。ピボットベアリングの交換も簡単でリアサスペンションの取替えも簡単、掃除も簡単、ダウンヒルもOK、しかも軽くて良く曲がりコントローラブルであると言うことです。ただリアハンガーが交換できないので曲がったりネジ穴バカになったらどうするんだとちょっと心配であります。
乗り心地は当方は一度も乗った事がないので分かりませんが、MTBに乗ることが楽しいという人はバレット選んどけば間違いなしです。ということらしいです。

古いサンタクルズ バレットの再生 バージョン1

で、このバレットは現行のバレットの祖先にあたるもので3世代前の2001年モデルです。サイズはSサイズ。日本人向けのSサイズで、身長が150cmでも大丈夫です。
富士見によく行く友人が多摩川の近くの某ショップで中古で購入しました。内嶋亮選手が現役時代に4Xで乗っていたのと同じようなパーツ構成の中古車であったようです・・と言うのも本来もっと上質なパーツが付いていましたが、フレーム載せ替えのためパーツ取りされたフレームと思われます。中古車としての利用価値が上がるようにとりあえず走れるパーツに付け替えられて販売されていた形跡があります。早い話、部品取りされたフレームであるということです。
どうせ中古の下位グレードの有り合わせパーツを付けるのであれば、もっと安くしてフレーム単体で販売したほうがいいのです、特にこの手のバイクに乗ろうとする人達にとっては。ただフレームは年式のわりに非常に程度が良くて傷ひとつないような感じでした。
ディスクブレーキはシマノの古いメカニカルディスクブレーキがついていました。今では骨董的価値のあるディスクブレーキです。変速系は黒いディオーレの傷だらけのものがついていましたので、ディスクブレーキと前後の変速機はディオーレLXに組み替え、取りあえず富士見パノラマを下れるようにしました。
これがバージョン1ってところです。

このフレームのリアハンガーは交換できないので、転倒時のハンガー曲がり防止のためにクワハラのディレイラーガード取り付けました。9mmクイックしか使えませんがアルミ製です。

Truvativのクランク STYLOです。BBはスクエアタイプのBBです。Truvativの下位グレードですが新品のような状態のものが付いておりました。

フロントフォークはManitou BLACKの100mmストロークのものでした。バレットのリアストローク長は良く分かりませんが150mm程度かと思われたので、余り物のフォークで150mmのManitou Stanceに変更してみました。

富士見パノラマのDコースを試走してもらい、なんか変であるとの感想。スプリングが硬すぎてサスペンションがほとんど動きません。サグがゼロという状態ですからサスペンションが動く状況になってもダンピングの恩恵を受けず、重いリジットフォークのようであるとの感想。インナーチューブとステアチューブが鉄製で3kg近くあったのではないかと思います。おかげでハンドルが重苦しいと。

ので、その日のうちに元にもどしました。

なかなかいいバイクでしたので、フロントチェーンリングをシマノXTにグレードアップし、フロントフォークをManitou MINUTE 135mm(中古ジャンク品)に変更。
何がジャンクかと申しますとポストマウントのネジ穴がバカになっていて、オマケにネジ穴からマウント側面にかけてひび割れが。
で、ボルト止め出来ないのでボルトは接着して固定。つまりフロントのディスクブレーキはダミーです。

リアディレイラーは一世代前のSRAM X-9に変更。

一部の機能は使えないものの、なかなか戦闘的なフォルムに変身しました。

次は、調子に乗って禁断のフレーム塗り替えに挑戦して・・みごと外してしまいました。