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Intense Slopestyle の組み立て ホーザン C-402 ハンガータップとチェーンライン

BBのタッピング

ホーザンの一番安いボトムブラケット用ハンガータップツールC-402。

斜めに入ることはありません。マシンオイル挿しながら回します。

この程度の切り屑が出ます。

BBのタッピングはショップに頼むと3500円くらいです。昔、オークションで買った1万円のGTのフレームにBBを差し込むと斜めに入って行きまして最後に空回りしてました。で、タップを立て直そうと14000円位で買ったものです。落札したフレームより高いので笑っちゃいますよね。で、潰れてるBBはタッピングしても元に戻らず。ジャンクの理由がよく分かりました。銀色の渋いハードテイルでしたが、前オーナーの方、やってしまった時泣きが入ったでしょうね。私も泣きましたから。
今回が2度目の使用です。
BBがホローテックII対応になってBBのネジ山のタッピング処理は当たり前のようになりました。後悔しないため買っておいた方がいいですよ。特にオークションや海外通販でフレーム買って自分で組み立てる人は必需品です。
高いのは10万円平気で超えますから、これはなんていいますか、タップがちゃんと出来てるかどうかの確認用ですね。
注意するのは正ネジと逆ネジタップの使い分けです。日本語で書かれた取扱説明書を理解するのが難しいのです。図解が一枚あれば何にも悩まないのですが。
ハンガータップにはRHとLHと刻印されていますが、RHをL側に差し込んで時計方向に回します。LHをR側に差し込んで反時計方向に回します。これ間違えそうでしょ。RHはR側に差込そうですよね。間違えると大変になことになりますのでくれぐれもご注意を。

BBを手で回してみて固くて回らない場合どうしてもツールで回したくなります。ツールで回してもBBが真っ直ぐに挿入されていけばいいのですが、ありえない力を加えなければならない場合フレームが逝ってしまう前にタップ直ししたほうがいいです。

チェーンラインが出ない

想像していましたが、チェーンラインが出ません。Yeti AS-Xもチェーンラインが出ませんでした。チェーンデバイスがこの世に出てきて、チェーンラインは狂いっぱなしです。フレームにチェーンデバイス用のダボが溶接されても、チェーンラインを気にしなくてもいいというホローテックIIになっても変わりません。Foes DHS tubeなんて自社専用のチェーンデバイスにも関わらず、7速変速しか出来ませんでした。
BBはシェル幅が73mmですので、取扱説明書通りにチェーンリング側に2.5mmのスペーサー入れています。
多分、インテンスのフロントのチェーンラインは48mmかと思います。e.thirteennのブーメランがVPPのボルトに当たるので、1.25mmのスペーサー入れて取り付けています。このためにチェーンラインは49.25mmになりました。

リアのチェーンラインはエンド幅が135mmですと45.25mmになります。で、フロントとの誤差が約4.7mmになります。フロントチェーンリングをもう4.7mm程フレーム側に寄せなくてはなりません。4.7mmは不可能な数値で、例え2mmでも寄せることは出来ません。
では、リアが150mmの場合はチェーンラインはどうかというと52.75mmになります。フロントとの誤差は約2.8mmです。フロントのチェーンリングを外側に2.8mm程出すことになります。これはRcae FaceのDHクランクですと可能です。
つまり、チェーンラインを正しく出そうとすると150mmでも135mmでも駄目で145mm程度のリアエンド幅にしなくてはいけません。135mmの場合、ロー側1枚を犠牲にする必要があります。
しかし、あまりこだわらなくてもいいかと思います。XCバイクでは困る場面が出てくる場合があるかもしれませんが、変速出来ないというわけではありません。