FOES & INTENSE・・・兄弟メーカーかと思っていた
Foes LTS
ダウンヒルバイクです。フロントフォークは当時(1996)は超がつくほどロングストロークだった90mmです。
タイヤはTIOGAのジョン・トマックのシグネイチャータイヤだそうです。
カスタムペイントはピンク色の鉄板を剥がすと下が大理石というイメージだそうです。
サドルは僕も持っているタイオガ マルチコントロールDHで、バイクのコントロールをサドルで行っていたのか!?というくらいでかいサドルです。
もし、フロントサスペンションが現行のFOX 36でしたらかなり格好いいのではないかと思います。
で、FOX36を・・・大丈夫です。現代的なバイクになりました。
フレームもじか押しっていうサスペンションでピボット位置でペダリングロスを軽減していたものですが、特にエレベーテッドチェーンステイとかいうスイングアームはチェーンやホイールの取り外しってとても楽です。
掃除も楽、メンテも楽チン、いつ見ても見飽きないし、崖から突き落としてもとりあえずフレームは使えそうです。飽きたら色塗り替えれば違うバイクに見えるしペインターも塗る面積が広いので腕の見せ所だし、このバイク、センスいいな〜って思います。
くっついている部品は
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- FD:XTR
- RD:XT
- sift:XT
- BR:XT
- rim:ARAYA 915DH
- crank:RaceFace タービンLP
- seatpost:XTR
- stem:KORE
- bar:answer DH
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Foes LTS
同じバイクでもカラーリングやホイールが変わると別モデルになります。
で、これは高級バイクで91万円です。
どこがどう高級なのかというとフロントフォークはロックショックスなんですがクラウンはACです。またACのクラウンがカンパサイズとかでヘッドセットは上下違うメーカー使っているそうです。
ノーマルはVブレーキですが特注でディスクブレーキ台座をスイングアームにボルト止めしています。
トライスポークのホイールはディスクブレーキローターを取り付けやすいホイールであったそうです。
パーツで格好いいのはクックスのクランクです。
BBもクランクもクックスだそうです。
このバイクは素晴らしいといってもいいほどかっこいいバイクです。フロントのギア周りスパイダーがチタン色、チェーンリングがアルマイトの青、アルミのチェーンガイドに赤いクックスのクランク。
レトロ感たっぷりなのはワイヤー式ですがプロストップのディスクキャリパーです。DURA-ACEもオールドカンパのような形しています。
このバイクを組んだ人はセンスあるなーって思いました。
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- BR:Pro Stop DISC
- CRANK:COOK BROS RACING
- WHEEL:TRY SPOKE
- BAR:CLUB ROOST GO FAST
- RD:DURA-ACE
- STEM:TIOGA ALCHEMY
- SEAT POST:AMERICAN CRASSIC
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INTENSE M-1
多分、実物見ると心が揺さぶられるバイクだと思われます。
このM-1はレースに使われていたそうです。
リアサスはFOXですがタイラップ巻いています。今のFOXにはちゃんとゴム製のOリングがついていますので大丈夫なんですが、タイラップは巻いちゃダメであります。
ペダルはLOOK S2Rって言うペダルでダウンヒラーが絶賛したロード用のビンディングペダルだそうです。
クランクはSyncros、チェーンリングはINTENSEです。
またチェーンガイドはビュレットブロスとかいうものです。自転車は色々進化してきたのですが、フロントのチェーン暴れ、脱落防止装置とも言えるチェーンガイドはあまり劇的な進化はないですね。
RDはアメリカ製のポールパワーグライド。INTENSEにアメリカ製のRDはベストマッチです。シフターは日本のXTRです。
僕はオクでパワーグライドの新品(アメリカの国旗のマークのついたもの)探しているのですが、もう絶滅したようです。
ブレーキはマグラHS22使っています。
ホイールはスピンのカーボン製です。
カラーリングは黄色と赤です。しかもとことん黄色と赤です。フレーム系は黄色、サスペンション関連は赤(サドルもグリップも赤)にしていますので、こういうのをよく考えられてセンよくまとまっているというのだと思います。
でもフロントフォークがフレームに負けている。この頃は全てのフロントフォークがフレームに負けています。
で、FOX36を・・・大丈夫です。今でも現役です。
INTNSE SPYDER
ぱっと見てもじっくり見てもこれがINTENSEだとは絶対にわかりません。
ぱっと見てヘッドショックが入ってるのでキャノンデールだろと思いますが、ACTION TEC PROSHOCKというものです。
ライダーは女性だそうですが恐らく身長は175cmクラスだと思われます。
クランクは172.5mmもあるGRAFTON JOY STICKというもの。全然知りません。
ステムは90mmの短めのCONTROL TECH
90mmは長めだと思うのですが、この頃はやはり、DHはクロカンの流用だったんです。
ブレーキはGRAFTON SPEED CONTROLER
知っているパーツは何も無いです。値段は80万ですから、趣味でわざわざこんなMTB買う女性はいないでしょうから、プロの方だと思われます。
タイヤは懐かしいDART BROS IRCです。
リアハブはWHITE INDUSTRIES PHANTOM
フレームはINTENSE SPIDERですが、実はAMPです。カラーリングはカスタムですが女性にしてはシブいです。ニップルはアルミのカラーニップルです。銀色、青、赤色です。
最近はMTB雑誌がないのでこういうカスタムって紹介されないのが残念ですね。
ただ、パーツ類は淘汰されてしまっているのでどれもこれも同じになってしまうのでプロショップの役割が薄れてきています。
「このパーツをどうしても取り付けたいんですけど」
「じゃあ、図面ひくか・・・2万円だけどいい?」
みたいなこと今でもあるのかな?