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VAPALUX 320 ヴェイパラックス 320の再生 その2

タンクとホヤを乗せるフレームの仕上げ

あまり時間をかけると今シーズンの点火は難しくなりますので、目指すは新品の状態に戻すこととします。
ヴェイパラックスはペトロマックスのように大きくもなく部品点数も少なくなにより形状が複雑ではないのでパーツごとに洗浄し、適度に磨けば新品の状態に戻りそうです。
タンクは真鍮製であるので、再塗装する場合プライマーを塗らないと塗装することができません。今回は塗装せず真鍮のまま磨きに入ります。
タンクの塗装の剥離を行います。市販されている塗料剥がし剤で簡単に剥がれました。
剥がす前

剥がした後

粗目磨き1回目

中目磨き2回目

仕上げ磨き3回目

人力磨き4回目

3回目まで電動ツールで一気に終わらせて最後の仕上げは手で。ピカールは3回目から付けて磨きました。
自転車のリアバックはアルミで出来ているのですが、ポリッシュしたことがあります。真鍮のポリッシュはアルミのポリッシュに比べて非常に簡単でした。柔らかいのですね。
次はフレームの部分。これはアルミのキャスト製、鋳造アルミです。鋳造アルミの磨きは大変なんです。ポリッシュというより汚れを落として購入当初の綺麗な状態に戻す感じで磨いていきます。
真鍮より硬いので時間がかかりそうですね。
磨く前


洗浄後


金属たわしで磨き後


粗目の磨き後


中目の磨き後


仕上げの磨き後


注文しておいたホヤをフレームにマウントしてみるとぴったりでした。心配していた部分でしたので一安心です。

アルミは番号で色々な種類がありますが、鋳造アルミは頭にACという頭文字が付いて一桁の番号が一番から続きます。
これはAC3という素材であるらしいです。自転車用のフレームは7000番系や6000番系、アルミダイキャストは頭文字がADCで始まる一桁の番号で区別されています。
それぞれ番号によって使用される用途が異なっています。
このヴェイパラックスの鋳造アルミは磨くと余計に荒くなる部分があって、ちょっと磨きの限界が早いです。
ヴァポライザーはまだ入荷していないということですので、点灯はもう少し後になりそうです。
次は注文しておいたジェットクリーナーを取り付けて、タンクにフレームをマウントしてみましょう。