休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

Monitor Audio Radius 270 HD

カフ電器で買ったMonitor Audio


プラダのカバンをプラダの直営店で買った。
プラダのカバンを伊勢丹で買った。
プラダのカバンを米屋で買った。
値段は米屋のプラダが3割引だった。
店を出て5分後には誰が見ても誰に言おうとどこで買おうがプラダのカバンです。
ひと昔前、NECのパソコンが全盛だった頃、秋葉原のバッタ屋でクリーム色したNECの神々しいパソコンをよく見ていました。
パソコンが100万円もしていた頃です。
僕は経験ありませんが、PC98互換機と聞くと萌えゲーと言われる恋愛シミュレーションでカチカチとキーボード打ってモニターの中の仮想彼女を相手に会話していた頃が懐かしいと思える人もいるかと思います。
しかし、パソコンの中の仮想彼女は話した事もないプログラマーが作り上げたプログラミングされたキャラクターです。
僕にはその気持ちはわかりませんが、そんなキャラとパソコンの中で高校生活を共に過ごし、卒業式に晴れて告白。大成功。めでたしめでたしになって凄い達成感味わいます。
僕的には、そんな擬似恋愛で忙しくしていると、貴重な若かりし頃の積まなくてはいけない恋愛経験を積めなくなって、いつしかリアルな体験をした時に違和感覚えるのではないかと思われます。多分ですが。
よくわかりませんが、ある行為を行う時に何重もの手順を踏んで完璧だと思ってENTERキーを押そうとすると何故かRESETされていた。という経験をするのではないかと思われます。
これは、コンピュータはやったことは覚えているけとも、人間は覚えていないからです。
思い込み、勘違い、男女間のトラブルは人間はコンピュータのように覚えていることが出来ない、特にされたことに関してすぐに忘れてしまうからだと思います。
君のためにあんな事したのに、マジですか?
別に頼んでないし、そんなこと覚えてないし、みみっちくない?
また、僕の想像ですが、ベースが男の頭の中の恋愛ごっこなので、彼女が道端の花を踏んでしまったり、転んだおじさんを見て今の転び方マジウケる、ヤバ。という状況が理解出来ないのではないかと思います。
恐らく、会話が成り立たない。と思われます。
殆どの原因が純な気持ちが通じない。というものです。
まあ、生の人間というものはワンコと違って純な気持ちなんて年に一回あるかないかなので、日常的に純な気持ちなんて疲れる時代です。
綺麗な花や心温まる言葉より貯金通帳の数字のゼロを一つ増やすことのほうが、相手を純な気持ちにさせるというのは色々と打ちのめされた後にわかったりします。
藤崎詩織もコンピュータの子とはいえお金でした。


で、カフ電器というまさに転売屋で買ったMonitor Audio Radius 270HD ですが、完全な新品未開封でした。
僕は品物において完全新品か、開封済み新品か、展示品か、電源投入動作確認品かの見極めは動物的な鼻を持っていて、偽物を見極めるのが趣味と言ってもいいくらい、世間的には嫌な奴がじっくり観察した結果、完全未開封品でした。


ただし、転売品なので保証書や購入証明書は無し、ただHiFi Japanのユーザー登録はがきはありました。

箱には宅急便用紙の剥がし跡が一カ所ありました。
これは恐らく倒産品なのかもしれません。
カフ電器の納品書は封筒に入って箱の外に貼付けられてあります。
そこには不具合があったらメーカーサポートへ連絡してねという連絡先一覧が記載された用紙が一緒に入ってありました。

Monitor Audio Radius 270 HD


Monitor Audioは初めてですが、ファミリークラスのスピーカーにしては作りはいいです。

ターミナルからのケーブルも結構太いのが使われています。
バイワイヤリングは出来ないので対応アンプも入門クラスを対象にしていると思われます。

DALIなどというスピーカーはヨドバシで観察していましたが、作りはMonitor Audioのほうが同クラスでは上だと思います。
今まで使っていたONKYOの109Eという最下級のスピーカーに比べると大きさは一回り大きいです。
威圧的なオーディオが嫌いですから、ちょっといかにもホームシアター然となってしまたのが最大の難点です。
オーディオのスピーカーやアンプ類、あれは自己顕示欲の化身ではないかと思う時があります。

今は殆ど見当たりませんが、百科事典を家の居間に並べるのと同じです。
本当はスピーカーは家の壁に埋め込みたいくらいで、再生装置は目立ってはいけないのです。
付属品はスパイク。



スパイクは低音の響きを床に伝えないための物です。スピーカーは床に置く物ですが一番いいのは糸で天井からぶらんと吊るしておく事でしょうね。
で、音なんですがスピーカーやアンプのセッティングにいつも使うCDがあります。
SINBAの「華」です。
これは低音、中音、高音が分かりやすい音楽でSINBAの「華」が違和感なく聴けるとほぼ大丈夫。
逆に聴けないと僕には合わないスピーカーということになります。
トールボーイのスピーカーなので低音はあまり期待出来ないですが、その通りです。
アンプはAVアンプなのでいかようにも音は作れてしまいます。
このスピーカーはピュアオーディオでは鳴らすの難しいですが、AVアンプでは十分に聴けるスピーカーです。
人間の耳は低音域が心地良く高級感、中音域が安っぽく、高音域が解像感が高いと感じるんですね。