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Zonotone 6N2P-3.0 Meister・・・電源ケーブルで音が変わるはずがない

ゾノトーン 6N2P-3.0 Meister

で、電源ケーブルです。ヘッドホンアンプの付属の電源ケーブルではヘッドホンアンプの本来の性能は発揮できないと言われて、そんなことがあるのだろうか?
では、ヘッドフォンアンプに付属の電源ケーブルはどんなに粗悪な電源ケーブルなんだろうと思いました。
ヘッドフォンアンプはオーディオテクニカのAT HA-5000というものです。
そんなに安いものではありません。でも、電源ケーブルは変えた方がいいと・・・。
RCAケーブルもそうでしたが、ポイントで買えるものにしてくれと言ったら持ってきたのがこれです。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister
では、このゾノトーン 6N2P-3.0 Meisterのパッケージにはどのようなことが書いてあるのかというと。
微小信号の高感度再生に、ノイズを出さない入れない、プラグは音がよく完全な一体成形モールドタイプという本格的な・・・
これ、面白いです。
この電源ケーブルは微小信号を増幅するのか?
超高純度6NCu、高純度無酸素銅による2種ハイブリッド導体
この6NとOFCの違いはなんなのか?
またハイブリッドという言葉使いは正しいのか?
2種素材のハイブリッド・マルチストランド仕上げ・・・単なる多重より線仕上げです。そのへんに転がっています。
高純度無酸素銅・・・OFCはオーディオ愛好家が好みます。なぜかというと酸化物を含まない高純度であるからです。
不純物が少ない導体であるから音質が向上する。小学生には分かりやすい納得の仕方ですね。というと小学生に怒られます。
ここでもそうですが、ものはいいようです。なんとでも解釈出来る言葉使いです。
当然ですが、付属の電源ケーブルとこのゾノトーンの電源ケーブルで音を聴きましたが、僕には違いは全くわかりません。
なぜ、音が違うという人がいるのか・・・測定器でも表示出来ない波形の変化を人間の耳がいい音と聴き取れるということは、コウモリ以上の高調波を聴き分けられる特殊能力者、つまりエスパー以外何者でもないと思います。
オーディオでの禁句はブラインドテストではないかと思われます。
しかし、世の中のオーディオ愛好家にはオーディオ用の電柱を立てる人がいます。
ピュアな正弦波交流、電圧変動が全くない電源を得る為です。
もちろん、屋内配線はオーディオ用に引きなをし。
インバーター関連の家電用配線からは完璧に絶縁させます。
おめでとうございます。これでピュアな電源が確保されました。
正弦波交流に乗るノイズ成分の除去。不純物が消えて音がピュアになった。
特効薬と医者に言われてあめ玉を舐めるのと同じ精神的なよりどころとなります。
では、そんなことしない人が壁コンセントからテーブルタップをひいて、そこから電源を取るというゴクゴク普通の家庭で、ヘッドフォンアンプのたかが1m少々の電源ケーブルを変えたところで何か変わりますか?
いや、オーディオ用のテーブルタップを使ってそこから電源取るのです。音のパワーが違ってきます。
何故、そんな事が言い切れてしまうのか?
例えば、電気の場合、電源からのノイズが機器に影響を与える恐れがある場合、1対1のシールドトランスやトラフィー入れます。
そこで、トランス入れて音質改善させました。というのをたまに聞きます。
どのような原理で?電流値に余裕がある?
トランスの容量UPは一次側の容量に比例します。トランスは電力アップを作り出すものではないので、どんなに容量の大きなトランスを入れても一次側から供給される電力以上の電力を作り出すものではないです。むしろトランス自体の損失を招きます。中学生の頃に習ったエネルギー保存の法則です。
電圧降下?
例えば電球がチカチカする、TVの電源がよく落ちる、そんな環境の家庭でしたら契約アンペア数変えるか、もっと微小な電圧変動も問題だと主張するのであればAVR入ましょう。
そこまでしなくては人間がわかる程の音が鳴らないアンプなど製品として欠陥商品です。
何かを行うという行為には、時間とお金と苦心が伴います。人間は報われなくてはいけません。特に他人が評価する仕事の結果で報われない場合、挫折を覚えるでしょう。でも、自分で行う行為に関しては自分で報いを評価するために、どこかで自己防衛本能が働き意識はありもしなことをあると認識します。
RCAケーブルも電源ケーブルもエントリークラスのケーブル交換ですが、交換もしないでとやかく言うと怒られますので交換しました。
結果、オーディオの世界は単に言葉使いによる最高級素材の表現から得る快感、あるいは根拠のない高い価格設定から音という精神的な崇高さを身につけたという疑似貴族気分を味合う人間味のある奥深い世界です。
もっと高いケーブルに交換すればわかるよ。ではブラインドテストをしましょう。
で、奇麗な電源ケーブルです。
こういう仕上げは人間の弱みに付け込まれるのです。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister
これが音を良くすという一体成形モールドタイプです。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister
付属ケーブルとの違い。外観上の違いはあるが音の違いは全くありません。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister
シールド線はアルミ箔です。銅製もありますがアルミのほうが安いです。ねじりには銅がつよいですが、でも効果は同じです。
で、このアルミ拍のシールド線、どこに接地しているのでしょう?
わからない。全く何をどうしたらこれで音が変わるのか全くわかりません。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister
で、今回のケーブル交換。エントリークラスとはいえ音はまったく違っていました。といいたいところです・・。
Zonotone 6N2P-3.0 Meister