休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

ハスキー三脚を楽天のポイントで買った後で色々わかったこと・・・

日常のあらゆるものを楽天カードで買うと1%のポイントが付きます。
例えば、OLYMPUS OM-D E-M1は148,000円です。
ヨドバシポイントが14,800円、楽天カードのポイントが1,480円です。
1%なんてチリなので、楽天のポイントのお知らせなんて読まずにゴミ箱直行なんですが、ある時、ふと見るととんでもない事になっていた。
チリも積もれば山となりました。
まあ、ここ4年間というもの自転車のパーツや車のパーツ、カメラ本体やカメラのレンズ、はたまたスーパーでの買い物などをカード払いで散財しまくって日本経済に貢献していたので、ひょっとしたらポイントどうなってんだろうと思って覗いたらハスキー買えるじゃない!になっていました。
こういうのって忘れていたポケットから一万円札出てきた感じで嬉しいですよね。
軽いカーボン三脚に軽いオリンパス OM-D載せていたら吹き上げの風にあおられて脚一本が浮いたので、アルミ製のしっかりした三脚が欲しくなった。また、カメラのストラップが風にあをられて三脚のあちこちにあたって写真がぶれた。あるいは海風、人の歩く振動でなんとなく三脚が振動しているのではないかと疑った。レンズ以外は98%プラスチックで出来たM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmという激軽いレンズを使ってどんなに頑張ってもブレた写真を撮ってしまう。ということを経験したり疑ったりしているうちに、三脚に求める内容が変わってしまった。
ネットでの多くの評価でがっちりしっかりした三脚はなにかというとハスキーだそうです。
カメラ歴数年のローアマチュアであってもハスキー三脚という名前は知っています。
ただ、信者の言う事はあてにはならない。という価格コムの格言あります。
ハスキー信者でない人の評価を読んでいて、ハスキーって三脚の標準であるらしい。
僕はジッツオだと思っていた。


ハスキー神話抜粋

「「人間が乗った状態で雲台を動かして見るんです」

 ほんとうにやるのかなあ? というこちらの疑いのまなざしを看破されたらしい。
「耐荷重というのには静荷重と動荷重があって、静荷重は動荷重に対して10倍から20倍はないといけない。100キロの重りを載せるんです」
 実際にはどうやるのかというと、三脚を伸ばしきりにして、100キロの重りを載せて1週間放置するのだそうだ。脚と雲台がその重さに耐えきれば合格。ハスキー三脚は脚立代わりにできるという神話の裏付けがここにある。
 動荷重のほうは、止め位置を変えられる鉄塊が用意されていて、重心を変えることで操作できる重さがチェックできるようになっているという。
「耐荷重が10キロなら、100キロの重さで動かないとダメです」
 このあたりになると私には許容量の計算が理解しきれなくなってくるが、冒頭の「人間が乗った状態で雲台を動かして見るんです」といういささか乱暴な方法も裏付けがあってのこと、ということは納得した。」


このスペックを満たしている三脚でしたら、これは宇宙で使えますよね。なんで、宇宙が出てくるのかわかりませんが。
僕はこれを読んで買おうと思いました。
ポイント使ってですけど。
でも、どうしてか海外のサイトではハスキーというとハスキー犬になってしまうくらいHusky Tripodが登場しない。
あっても銀色のHuskyばかりです。

実のところ、HuskyではなくてQuick-setで検索しなくてはいけなかったらしい…。
しかし、すでにビンテージになっているし。
おかしいな?とは思っていたのですが、それについてあまり気にすることもなく、消費税8%になる前に買ってみようかと楽天のスタジオ JINという一番ハスキーが安いところで楽天のポイント使い果たして買いました。
が、買った後にハスキー三脚は日本製になっているということを知りました。
たしかにスタジオ JINの説明をよく読むと、トヨ商事というところがアメリカのクイックセット社が生産していたハスキーの輸入代理店だったが、クイックセット社がハスキーの生産やめたので引き続きトヨ商事が生産を続けているということを知りました。
その窓口が銀一だそうです。
ということはスタジオJINのハスキーはトヨ商事から仕入れているのですね。
アメリカのアマゾンやebayで探してもハスキーが出てこないのはそういう理由だったのかと思いました。
理解に苦しむのですが、これってクイックセットのライセンスをトヨ商事が買い取ったっていうことなんでしょうか?
日本製になって品質もあがったそうなんですが、ハスキーという三脚はなんというのか無国籍で、今では日本だけで流通しているような、木の根っこが絶たれた実から得た種を違う畑で育てた苗木から得た実のような、ようはよくわからない感じがしてきました。
日本製の質実剛健な製品は好きですが、アメリカで生まれて日本で熟成して、日本国内でハスキーの伝統を守り続けているなんてハスキー関係者は涙流すのではないかと思います。
しかし、ハスキーの値段をリサーチしている時に、ebayやAmazon US探っているとTiltallというアルミ製の三脚を見つけました。
しかも値段はハスキーの1/3です。
なんとなく良く似ているのですが、どうなんだろう。

仕様 ハスキー Tiltall
段数 3段 3段
縮長 770mm 753mm
三脚全高 1930mm 1880mm
荷重 10kg 9kg
重さ 3700g 2800g
値段(定価) 69.300円 実売$110前後

この一万円少々の三脚に俄然興味を持ってしまいました。

楽天のポイントでは買えません。