休日モード

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それはある日突然に・・・Olympus OM-D イメージセンサークリーニングと堀内カラー(HCL)DD Pro [湿式]

デジタル一眼のイメージセンサーのお掃除

こういうことあるだろうなと思いつつもあったら嫌なのでないように注意はしているのですが、でもあったということに気が付くのは突然です。
だいたい嫌なことというのは解決するには時間と手間とお金がかかります。そんなことがないように気をつけるのにも色々考えたり気を使ったり注意したりしますが、どっちも手間がかかります。
デジイチの・・・センサーが汚れます。
センサーむき出しのミラーレスも、ミラーに隠れた高級カメラのセンサーも、どんなに注意してもホコリが入ります。
センサーを振動させてホコリを落としても落とした場所が狭いセンサーがある場所なので意味ないです。
カメラは結構雑に扱っているのですが、レンズの交換の時はセンサーにゴミが入らないように物凄く注意していましたが、ホコリというものは油断も隙もありません。
で、カメラで白い写真を撮るとグレーになります。
この写真は、こういうのを写真と呼んでいいのかどうかわかりませんが、グレーになることを確認するために撮っただけなのでゴミ箱に捨てようとしていたら、なにやら斑点のようなものが左下あたりにるのに気がつきました。
こういうのに気が付くのがある日突然です。
気が付いてしまうと気になってしょうがないです。

良くわからないのでフォトショップでエッジを強調してみましたところ・・・・斑点があります。

等倍にしますと・・・まるで何かのウイルスのような感じです。

これはF7くらいの絞りですがF22まで絞るともっと鮮明になるかと思います。
あれっと思って江頭2:50のフィギュアの写真を現像すると、確かにシミのような斑点がついてました。それ以前の写真には見当たらなかったので、最近だと思います。
カメラのセンサーの染みのようなものは青空で目立ちます。フォトショップで修正できますが、こういうシミがあることを知っていて写真を撮ると物凄くテンション下がります。
ということでセンサークリーニングです。
素人がイメージセンサーのクリーニングするとろくなことないですし、最近のセンサーはフローティングされているのでぷちっといってしまうと取り返しのつかないことになりそうなので、オリンパスのサービスセンターに持っていって掃除してもらおうと思っていました。
しかし、なんといいますか、サービスセンターに持って行くのが面倒臭いです。
オリンパスの人間ができて僕が出来ないことはないだろうと軽い気持ちでセンサーのクリーニングしました。
これ、買ったばかりですとそんなことしません。
で、クリーニングキットは色々あるのですが、なぜかみんな高価なものばかりです。
今回、値段はおいといて、とにかくろくな写真撮れないし、カメラの扱いは雑なくせにこういうセンサーの汚れは異常に気になるので、値段は関係なくクリーニングキットをあれこれ探しました。
写真を見た感じ、ブロワで吹き飛ばすような斑点ではないようですので、堀内カラー(HCL) DD Pro 湿式というのを買ってみました。
これ、3,000円以上もするのですが、内容物みてびっくりしました。
無水エタノール:少々
蒸留水:少々
クリーニングチップ:8個
スティック
高くないですかこれ?
普通、3,000円越えたらオートとか電動とかいう文字がついて当たり前なんですが、耳かき程度のものです。これ。
クリーニングチップは三菱製紙のナノワイパーH-130とかいうセンサーを傷つけないような素材だそうですが、このような仕様であります。
この紙は単体で買っても結構高価なのです。
■仕様:
●材質:アクリル繊維・ポリエステル繊維
●吸水量:180g/m2
●吸油量:150g/m2
●グレード目安:クラス1000
●厚み:210um
●サイズ(mm):220×250
■特長:
●ナノサイズの繊維で汚れをかきとるため、拭き取り性に優れています。
●低発塵性・液保持性・耐久性・耐薬品性に優れています。
だそうですが、さっそくセンサーの掃除をしてみました。
手順は
クリーニングチップに2滴無水エタノールを染み込ませクリーニングする。
クリーニングチップを変えて蒸留水を染み込ませクリーニングする。
クリーニングチップに何もつけないで乾拭きする。
ブロワでナノワイパーの屑が残っていたら吹き飛ばす。
です。
カメラ自体がホコリだらけで汚いですが・・・。

クリーニング後
F22まで絞って撮りました。

フォトショップでWB変えてエッジを強調させて

等倍にすると、消えてました。

大事な写真を撮るときはセンサーチェック用の写真を撮って色々確認したほうがいいですね。
今後は無水エタノールと蒸留水とナノワイパー買っておこうと思います。
カメラのセンサーは頻繁にクリーニングするものではないと思いますが、クリーニングキットはカメラバックの中に常備品として入れておきます。