休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

遺伝子検査から始める健康管理

遺伝子検査から始める健康管理

この広告は衝撃的でした。
内容は
「2003年、ヒトは約2万6000個の遺伝子で構成されていることが明らかになりました。
2012年10月現在、約80%の遺伝子の機能は解明済みであり、残りもあと数年で解明されると言われています。
遺伝子検査で何か分かるのか?自分が生まれながらに持っている体質や、将来どんな病気を発症しやすいかなどの発症リスクを知る事ができます。」
ということです。

遺伝学的検査キット

検査は病院に行かなくていい。
定量の唾液を検査機関に送ると検査してくれてWEB上のマイページにアップされるそうです。
しかも佐川急便で送料無料です。
お値段はなんと29,800円という3万円を切ったお値段です。

1997年の映画で「ガタカ」という生まれながらにして遺伝子によって適正者、不適正者に仕分けられ、将来が決まってしまうという映画がありましたが、まさにこの遺伝子検査というのは「ガタカ」そのものの反面もっています。

映画は宇宙飛行士というエリートを目指す不適正者の物語ですが、今や個人で宇宙にいける時代になりました。
ヒトというもの、今の世の中遺伝子を見るまでも無く、世界は約1%の支配階級が動かしているという話はよく聞きますが、ここに遺伝子などという動かしようの無い家紋を突きつけられるともう、終わりです。
ガタカ」という映画は悲しい映画でしたが、夢とか希望、努力という言葉が何時の日か無意味なものになるのだと思われます。
お子様の将来のためにたった一回検査すれば今後の体の予防保全を考えることが出来るというこの検査は価値がありますね。
しかし、その結果を知るということは自分の未来を知ってしまうということでもあって、やっぱり、ヒトの遺伝子の解明はパンドラの箱的なもののような気がします。