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鉄道模型ちゃんねる・・・驚いた、鉄道模型の世界、昭和の熱海に151系「特急こだま号」が走る風景 その1

鉄道模型ちゃんねる・・・昭和の熱海の鉄道ジオラマ作成を行うTV番組

昭和の風景を鉄道模型愛好家が再現するというTVを見ました。
それが凄かったのです。
鉄道模型愛好家なんですが、人はここに登場する方々をゲージ・マイスターと呼んでいます。
昭和の熱海に「こだま号」を走らせたいという鉄道模型愛好家が実現させた昭和の熱海と151系「こだま号」の勇士、これはロマンです。
家族の面倒とか仕事とか付き合いとか色々大人の世界はあるのですが、そうこうしているうちにはしたない中年男子が渦巻く平成の時代に昭和の街並みを鉄道模型を走らせて再現するというゾクゾクずるような興奮に満ち溢れたTV番組でしたので忘れないうちにコピペしておきます。
昭和は戦争とか高度成長とか色々ありまして、昭和生まれが今の日本を支えているのは確かなので、じゃあ昭和を振り返ってみようと過去の流行などを追ってみると楽しいということはわかっているのですが、それを模型で復活させようというのですから興味も沸いてしまいますよね。一部の方だけかもしれませんが。

昭和の熱海を再現したのは坂本敬洋さんと岡野和正さんという方で、どちらも模型とは関係ない本職を持っておられる方で、その技術は唖然というか、東宝特撮王国の世界とか円谷プロダクションの世界です。
これが現代の熱海

昭和の熱海、この時代の熱海を再現するということに燃えてらっしゃいました。

まずはレイアウトを作画して、昭和の熱海を凝縮させます。

ベースを作ります。大きさは横1800mm×縦1000mmという大きさ。
そうなんです、鉄道模型のネックはスペースなんでした。だれでも小学生のころは鉄道模型に憧れたものです。でも、走らせるスペースがないのです。
4畳半とか6畳という日本サイズの部屋に馬鹿でかいジオラマ鉄道模型を走らせるための設備なんていうものを常時置くなんて無理です。
それとおいそれとは買えない値段しますので鉄道模型は高級な大人の趣味であり、小学生はプラレールで満足しなくてはいけませんでした。
それは今でも変わらないのですが、大人になってもなを鉄道模型を走らせることの出来るスペースを確保するなんてことは無理だとわかってしまったのでこうしてTVや写真で鉄道模型を見て凄いなと思うだけの手の届かない趣味なんです。

最上段が鉄道の走る線路と駅を作るそうです。

凄いのは線路の枕木作ってるだけでなく、砂利(バラスト道床)を敷いています。


気になる昭和の町並みは主要な建物以外は市販品(トミーテックの街並みコレクション)を使って効率を上げているそうです。

これだけの個数を揃えるのも結構コストがかかりそうですが、問題はどのような建物を選んでこれらをどのようにしてレイアウトするかということなんですが、それだけでも数日間悩みそうなことだと思いますが、なんかマイスターはスラスラ並べているのでこれは慣れというものではなくてイメージが出来てしまっているのでしょうね。
センスがないとイメージなんていつまでたっても出来ないので鉄道模型というのは部屋のスペースがあるない以前に、やはり才能なんでしょうね。

で、熱海といえば温泉。湯煙になるのですが、熱海の大湯の間欠泉を再現するというのですが、蒸気をどのように出すのかというと、SLの模型に組み込む煙出し器みたいなものが売っていて、そういうものが売っているということが目からうろこで世間知らずでした。
鉄道模型は日本だけのものではなくて、ワールドワイドな趣味なんです。


岩肌は発泡スチロールをピンセットや指でちぎって形をだすということです。


なんか僕にはここまで削っていっても何がなんだかわからないのですが、固い岩を柔らかい発泡スチロールで作るという発想が、多分、この世界では普通なんでしょうが、この世界にいない人間にとっては驚きです。

で、さらに岩肌を出すために石膏でラフに塗るということみたいです。

石膏を塗ることで熱に強くなって後で煙を出すときに役立つという後々のことを考えての素材選びというところが偉い。予知能力ですねこれは。

で色塗りはつや消しブラックとホワイトでグレーを作って岩肌を表現してダークイエローで土色を塗りさらに赤錆までも表現するという手の込みようはこだわりというより己の限界に挑戦みたいな、精神的には昔、アダムとイヴを創造した神になっているということです。発泡スチロールで天地創造しているのです。




で、湯煙ですが
メルクリン社の発煙ポットというものを使って



発煙オイルを注入し電圧をかけると・・・

触ると熱そうな煙が出るのでした。素晴らしい!!!

まだまだ続きます。