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リアルマッコイズ VS バズリクソンズのN-1デッキジャケット The REAL McCOY'S vs BUZZ RICKSON'S NAVY N-1 Deck Jacket

リアルマッコイズとバズリクソンズのN-1デッキジャケットの比較

バズリクソンズのN-1とリアルマッコイズは値段が大幅に違うので比較などというのはあまり意味ないかと思いますが、外観は気になるところですし服の生地の厚みや素材は着込んで行くうちにいい具合に劣化していくか、だらんとなるかの違いがありますから高くてもいいものを選ぶほうが後悔しないです。
背中のステンシルの比較です。
下側がリアルマッコイズで上に乗っかっているのがバズリクソンズです。
どちらが実物らしいかというとリアルマッコイズだと思います。
バズリクソンズのほうが塗料が厚い感じのステンシルです。反射塗料なんですが、光を反射するというより塗料に細かい光物が混ざっているという感じです。

襟の大きさはリアルマッコイズのほうが襟らしい形をしていますが、チンストラップの大きさで襟の大きさも変わっています。
N-1らしいのはバズリクソンズです。そもそもこの襟の形が気に入ってN-1買ってますので最初に買ったのはバズリクソンズでした。

チンストラップをとめるボタンはリアルマッコイズのほうが大きくて、首周りを調整できるようにボタンが二つついています。


首周りの防寒性はリアルマッコイズのほうがしっかりしています。

脇のループはリアルマッコイズのほうが大きいです。

バズリクソンズはウール50%、アルパカ30%、モヘア(アンゴラ)20%で、リアルマッコイズは100%アルパカで最大の違いといえます。

袖口もこのような違いがあります。
バズリクソンズのN-1の袖口には紐が通されていますが、リアルマッコイズには紐は通されていません。おかげでバズリクソンズのほうがボリューム感としっかり感があります。
多分、実物は袖口には紐が通されていたのだと思いますが、紐を通しても袖口を絞ることは出来ないのでなんのためにわざわざ紐を通しているのでしょうか?
実際、裾に通した紐を締めてみても厚みのある生地に毛皮ですので裾ぐちをしぼめることは出来ませんでした。

裾のループ
たいした違いはありませんが、ジッパーの止め位置が違います。
実物はバズリクソンズの方が近いと思います。
リアルマッコイズのこういうアレンジは着やすさのためだと思います。椅子に座るとジャケットが上に浮きますからね。
何度も言いますが、N-1の身の丈はライダーズにジャストだと思います。

ジッパーはバズリクソンズがCONMARで、リアルマッコイズがTALONです。
ジッパー的にはCONMARのほうが好きです。
両者とも、年度で型は色々あるのですが、近年になるにつれて個性が薄てれきてパッと見てどちらがTALONでCONMARなんていう区別がつきません。
なぜ、ジッパーごときにあーでないこーでないになるのかというと、唯一メカニカルなパーツだからです。
YKKだとなぜいけないのか、いけない理由はTALONやCONMARでないからで、言い換えれば世界大戦を通過していないからです。
こだわりというよりご挨拶みたいなもので、ジッパー締めるごとにYKKとでは思いが違ってきます。

CONMAR


このCONMARなど新品のくせにいい具合に劣化していますよね。
ジッパーに求めるものはこういう劣化です。まぁ、なんといいますか、こういうのがいいのです。

ジッパー引きはバズリクソンズは革で、リアルマッコイズはコットングログランで実物はコットングログランだと思われます。

生地は同じですが色味はリアルマッコイズのほうが黒いです。

という感じの比較ですが、バズリクソンズのN-1のほうがN-1らしいと思います。
バズリクソンズとリアルマッコイズの値段の差は約2万円です。
2万円の価格差があるのかどうなのか非常に疑問ではありますが、大きな違いはインナーがアルパカ100%なのかアルパカ混毛なのかどうかです。
外見上はどちらもN-1復刻ですから細かな違いはあっても目立つ大きな違いはありません。
非常に個人的な思いですが、今後N-1を買うのでしたらバズリクソンズを選びます。