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リアルマッコイズ N-1デッキジャケット The REAL McCOY'S N-1 Deck Jacket

The REAL McCOY'S N-1 Deck Jacket

独断と偏見に満ち溢れていますが、日本の冬の気温に合うタウンウェアで最適なジャケットはN-1デッキジャケットです。
以前、爆笑問題の太田さんがN-1デッキジャケットを着ていました。たぶんトイズ・マッコイかな?
タン色のN-1で恐ろしくジャケットが浮いていた記憶があります。

なかなか普段着で着ている写真が少ないのですが、LIFEのこの写真が有名かなと思います。

Daniel O'Brien著のPaul Newman写真集の中でポールニューマンも着ています。



どれも肩幅みていると同じような感じでサイズを決めていますが、日本ではなぜだか分からないのですが、こういうミリタリージャケットをアメカジで着る世界はタイトに着こなすという風潮があるようでたまにオモシロイの見ます。
あーでなくてはとかこーでなくてはとか色々とウザいので、俺はワイシャツにネクタイするという人のほうが好きです。でも、白ワイシャツですと、少しアルパカの抜け毛が気になるかも知れません。
しかし、あまり大きなサイズのN-1を日本人が着るとドカジャンっぽく見えるので注意ですが、そもそもN-1はあまり日本人には似合いません。
なかなかこうはなりません。

僕が見た中ではLIFEの警察に捕まっているこのオジサンが一番です。
白い帽子を被ったオジサンも似合っています。共通して言えることはかぶり物とサングラスです。
ポールニューマンはかぶり物もサングラスもしていませんが、顔でカバーしているだけです。
そういうお前は似合っているのかということですが、もう、笑ってしまいます。
しかし、N-1って、魅力満点なデザインです。僕はA-2より好きです。
N-1 Deck Jacketは形は最高なんですが、やはり、空母のデッキ上で働く人が似合う場所限定な服かなと思われます。
用途的にはこれ、ライダーズに最適だと思います。
N-1の特徴は裏地です。
アルパカとう動物の毛を刈ったもの。アルパカは可愛い顔しているのでペットで買う人も多いようです。

N-1で使われているのは茶色形がグレー系のアルパカですが、あまりアルパカの毛は染色しないようです。
毛質は羊よりチクチクしません。
羊より高級な毛ということです。多分、毛質はN-1の値段に比例した毛質になっていると思います。
このジャケットの何がいいのかというと丸くて小さい襟と物を入れるのではなくて手を突っ込むためにあるようなポケットです。
それ以外のものは何も無いというところもいいですが、何だろう?これっていうものも付いています。
ミリタリー物ですのであるものは一応意味があります。
例えば脇と裾にあるループですが、これはデッキパンツを引っ掛けるためのループです。しかし、どのようにひっかけるのかは不明です。
表地は綿。コットングログランという厚手の生地で新品時でも何故か使用感が漂っています。
洗濯するといい感じにしおれてくるのですが、裏地がアルパカなのでシャンプーリンス洗いの平干しですが、よほど乾燥した時期でないとなかなか乾かないのではないかと思われます。
まあ、普通洗濯などしません。
シミはシミた部分だけ色落ちしない洗剤で叩いて落とす。ネイビーの色落ちは着古したということにならないので見えない所で試してみたりして慎重にします。
あとはたまに布団と同じように天日干しして布団たたきでパンパンホコリとダニに悩んでいる方は落とせばいいかと思います。
着込むとシワが刻まれるし、すれた部分は色褪せたり光沢が出たり、ポケットや袖口がなんとなく破れそうにほころびて来たら交換時期、ではなくて、これからが主役となるのですが、限度がありますので、できればミシンで修繕したほうがいいと思います。
新品時には厚い感じの生地もアルパカの毛が寝てきて程よい厚みに変身すると羽織る感じで着れます。のはずです。
N-1知らない人はあまり汚ないと、いやいやビンテージっぽいN-1着てたりすると可哀想な若者か、物を大事にする感心な若者か、働けよと言われるか色々と誤解を受けるし、付き合ったばかりの優しい彼女は服を買ってくれたりするかもしれないので、またまた、度が過ぎて汚ないN-1ですと女の子が寄って来ないので、一点豪華なもの、といっても何年も洗わないビンテージGパンとかではなくてカバンとか持っているとあぁ、ファッションなんだなと思われるかも知れません。
僕はカメラをぶら下げています。

N-1には年式で色々違いがありますが、例に漏れず初期型というのはしっかり作られいて後期型は合理化という名の色々省略や簡略やされているようです。一部改良というのもありますが、使いにくいというミリタリーウェアも味があっていいというフリークは沢山いるかもしれません。
と言うより、ミリタリーウェアには歴史があって、なるほど〜、それでこういう形になったのかと感慨に耽る人もいます。
僕は後期型のカーキは悲しいくらい似合わないので初期型とか後期型とか関係無しに無難なネイビー一筋です。
今はミリタリー系の防寒着はナイロン素材になってしまっていますが、天然物が好きな人はミリタリーなど気にせず暖かい、でも、ちよっと着にくいN-1はいいジャケットです。
で、N-1は各社から出ているのですが、無難なところでバズリクソンズのN-1と当たり外れがあるというと怒られますがリアルマッコイズのN-1があります。
僕はN-1はバズもマッコイもバカみたいに二着持っているのですが、いつもはバズのN-1着ていて去年何故か買ってしまったリアルマッコイズ N-1は部屋で袖を通しただけでほとんど着ていません。
とりあえず、価格も品質も?頂点にあると思われる、リアルマッコイズのN-1です。

リアルマッコイズのN-1デッキジャケット MJ11111 The REAL McCOY'S NAVY N-1 Deck Jacket(2011年購入)


アルパカ

バズリクソンズのN-1とはちがってリアルマッコイズのN-1は100%アルパカです。
半袖着てもチクチクしません。リアルマッコイズは高いのですが、値段の差はこういうところに表れています。

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小さく丸くて薄い襟と防寒用チンストラップ


アルパカは植毛の密度が低いと思われます。
折曲がりの具合で毛抜けのような地肌が見えてしまいますが、抜けているわけではなさそうです。
襟はもう少し植毛の密度を増してもいいかと思いますが、このジャケットのみかもしれません。
マッコイはたまにこういうちょっとアレッ!?と思う製品を見ることがあります。
品質管理はしていると思うのですが、ようは、小さなアパレルメーカーなんです。
実物がそうなんだよ、ということなのかもしれませんがそういう部分まで真似しなくてもいいじゃないかと思われるときがあります。


脇のループ

脇のアイレット

効果があるのかないのかわかりません。

袖口のニットリブ


裾のループ

ジッパーはTALONのニッケルフィニッシュ



ただ、ネイビーのN-1は胴回りがバズリクソンズより若干ですがタイトな感じです。
実物のN-1はどうなのか分かりませんが、こういう防寒ジャケットで胴回りがタイトなのって好き嫌いがあると思います。
カーキ色のN-1はそうでもないということなので、アレンジなのかもしれませんが、実物がタイトならタイトに、ゆったりならゆったりにすることがレプリカ品の基本形かと思います。
しかしながら、仕上げはいいです。いいですといっても、素晴らしいというものでもないです。
フライトジャケットのレプリカ品の名高い物はどうして縫い付けがイマイチなのだろうと思います。
実物がそうだよと言われればそうなんだ、ですが。
では次は着たおしているバズリクソンズのN-1デッキジャケットとリアルマッコイズのN-1比較してみたいと思います。