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シマノ XTR…XTR M988 Trail ディスクブレーキレバー

XTR M988 Trail ディスクブレーキレバー

なまめかしい姿をしたXTR M988ディスクキャリパーでしたが、ではブレーキレバーはどうなのか?
性能はともかくとしてルックスはどうかというと、微妙だ。どこがどう微妙なのかと言うとまたしてもこのロゴマークが微妙だ。





やはりSHIMANOロゴはいらないし、XTRはレーザーエッチングにすべきだし、この円筒形状のリザーバータンクは従来の蓋式のものより一見スマートではあるがどこか変だ。
ちょっと色んなものがむき出しである。
丸み形状のものは包むという感じがするので、メカむき出しであると良いのか悪いのか分からなくなってしまいます。
また、シリンダー部分とレバー部分の仕上げ感が違うので違和感があります。
そうこう言ってもM975よりは格好よいし、ポリッシュは好きなのでなんとなく良いかもしれないなと錯覚した。
ここがイマイチなんだけど、でもポリッシュだから凄いよねっていうぐあいにキラキラしたポリッシュは暗部を包み込んでしまうのだ。
アルミの鋳造+カッティングです。

サーボ・ウェーブシステム


ローラーにあたる作用点がちょうどS字の切り込みに沿ってレバーを握ると支点のほうに移動します。結果的に力点と支点の距離が離れる。というものです。
油圧ディスクブレーキは握るのが楽になったといえ、子供とか、か弱い彼女とかは握力ないので握り込むにはそれ相応の握力が必要になるのですが、このサーボ・ウェーブシステムはそんなか弱い握力でも握りこんでフルストップが可能という物理な機能です。

      • これまでのブレーキレバー:最初は力いらないけど握りこむほどに握力必要
      • サーボ・ウェーブシステムなブレーキレバー:握りこむほどに小さな力でOKなのでブレーキレバーのタッチが変わらない。

これでロングライドな富士見のCコースをブレーキレバー握りっぱなしで走っても握力大丈夫ってことですので、初心者は楽になるんです。
やったね!っていうか昔からある技術なので最初からやってくれてればいいのに。

フリーストローク調整


ローターがパッドに当たるまでの距離の調整で、言い換えるとサーボ・ウェーブシステムのS字の最初の距離を短くしたりしてタッチを変えるものです。
ビミョーな機能ですね。まじで。
僕のような鈍感に体感できるのかな〜。こんなのF1の世界ですよ。

レバーの開度調整

指の短い人、子供、アジア人は調整します。
道具使わないで調整可能です。良い事だ良い事だ。
でも、賛否両論だろう。一度決めてしまえば調整しないところは道具で調整出来るほうがいいのだと。そういう偏屈は放り投げておこう。

では、細かいところです。


リザーバータンクにオイルがどれだけ入っているのかわかりませんが、やっぱり放熱にこだわるシマノは、オイルの量もちゃんと考えているのですね。
もう、文句言わずにありがたく頂戴しましょう。

バンドはここをピンで押すと開きます。
芸が細かいです。シマノはやっぱり日本のメーカー。


レバーは2本指しか入りません。まぁ、指3本でレバー握る人いないし、指1本の人もいるのですが、レバーって交換式にしてほしいです。


閉店したお店はシフターはありませんでしたが、あっても10速対応なので買いません。
実際、10速はどうなんだかわかりませんが、掃除が一速分多くなるしギヤとギヤの隙間が狭いので掃除が9速以上に大変です。
それと、最近のシマノのリアディレイラーはシャドータイプが主流で複雑怪奇な形状していますので魅力ないのです。
いっそのことディレイラーも流線型にポリッシュにしてくれれば10速タイプでもなんとなく欲しいー欲しいー病にかかっていたと思います。
そのお店はそれから数日後にはシャッターがおりていました。
う〜ん、何故か淋しい気持ちです。
数年前にチラリと発見したMTBショップ。なかなか、店に入れないで忘れていた頃閉店という張り紙を見つけてようやく店に入りました。
で、まだ空いているかなと思って行ってみるとシャッターが降りていた。
ホントに閉店したんだ、残念。
では、我がTracer VPに頑張って取り付けていたM975のディスクキャリパーとの比較です。





XTRはモデルチェンジごとに進化しているのですが、でも価格はたいして変わらないんですがどのような企業努力があるんでしょうか?
人件費とかあがってるし、MTB人口が爆発的に増加したとは思えないし。
でもいいものを作り続けていると人は離れないので次のM990シリーズはどんなだろうとM985シリーズが良かっただけに期待一杯な人は多いいです。
それで、シフターは9速なんですが、M980はみんな10速なんでどうしよう・・・。