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カーボン製の一脚 SIRUI(シルイ) P-326

SIRUI(シルイ) P-326


そろそろ空気が乾燥して夜景の写真にはベストなシーズンになりました。
街の夜は綺麗な明かりだらけです。よし、夜景を撮るぞと寒い中カメラを持って街に出かけましょう。
で、手振れ防止用の一脚買いましたのでご紹介いたします。
定価:¥17,325です。
アマゾンで:¥9,978。実に42%オフです。
三脚を買った時もそうでしたがカメラの周辺機器ってなんでこんなに値引き率いいのでしょうか?
半値の6掛けの世界は実際あるのですね。
SIRUIの三脚って実はPENTAXのオンラインショップでも買えます。
レビューはすこぶる良的なものが多く、ちょっと気になっていましたので購入してみました。
で、スペックが価格に対して高レベルなんです。

素材:カーボン(8層構造)

これってカメラの世界では高級カーボンパイプになります。
ジッツオなどはカーボン6層です。カーボンの積層が多ければいいというわけでないことは自転車好きな人はわかりますが、まあ、数字が多いいということはなんか特した気分になります。

アルミ部分:アルミ削り出し(アルミダイキャストではない)

アルミの素材はわからないのですが削り出しに適した高密度のアルミということなので6000番台のアルミと思われます。

積載重量:10kg

これが本当かどうかはわかりませんが、10kg乗せられて重さが400gです。これはカーボンが8層構造だから可能だと言われています。
10kgのカメラ機材はこの先持ちそうにないので過剰スペックではありますが、まあこの軽さとコンパクトな380mmというたたんだ時の長さは魅力満点です。
では、実際の重さをとかです。

重さ:417g(ストラップ込)402g(ストラップ無)

足の部分

段数は6段です。

それぞれ、32mm、28mm、25mm、22mm、19mm、16mmのカーボン径でちょうど3mmずつ厚くなっています。
最後まで伸ばして1540mmですが、16mmの部分が不安であるのであればこの部分を縮めて使用すると1466mmになります。
1540mmの高さは身長170cm程度ですと直立して写真が撮れます。
1466mmですと少し腰をかがめる形となりますが一番使うあたりではないでしょうか。
一脚なので雲台とかわかりませんが、足の部分だけ見ると僕が持っているVelbon Neo Carmagneよりしっかりしています。
ゴムと爪の間にはアルミのインサートがあります。
結構しっかりしています。

ストラップ


ストラップ自体は薄っぺらいですが、カラビナ付き方位磁石がついています。

カメラを乗せる部分




UネジはU1/4と雲台を乗せるためのU3/8に切り替えることができます。

ちょっと不安なところ



雲台を別途取り付ければ問題ないかと思いますが、一脚に雲台ってどうなんだろとも思いますが、カメラを乗せる部分が滑ります。
普通、コルクシートとか貼り付けてあると思うのですが、アルミの梨地処理です。
で、このボルトの締め付けトルクのかかる部分ですが、頑丈なアルミの削り出し加工されたインサートがカーボンに打ち込まれています。
これが打ち込みなのか、ねじ込みなのか、接着なのか不明ですがあまりトルクをかけてカメラにねじ込むとカーボンが割れそうな気がします。
そういう不安な部分もありますが、一言で言って高品質な一脚でしたので、このメーカーのメカニカルな三脚が欲しくなりました。
三脚と言えばSLIKだとかVelbonだと思っていましたが、そうではないです。
Velbonの三脚買ってあまり満足はしていません。
どうも上下に動く部分とかお辞儀の部分や回転の部分の動きと操作感覚がイマイチなんです。
折角お金出して買うのでじっくりいろんなものを見て買うべきでした。
実際の使用感は釜山で試してみようと思っています。