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Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 PRO TF10 PRO イヤホンはたかがイヤホンではない。

で、イヤホンですがちょっと値崩れしましたのでGetしました。

Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 PRO TF10 PRO


個人輸入品です。
値段はさておいて、イヤホンってヘッドフォンに比べて限界早いだろうと思っていました。
痴人・・失礼しました、知人からそれはダイナミック型しか知らんからだと言われて、なんだろうと思っていたらバランスド・アーマチュア型とかいうものがあるそうです。
なんだそれは?で教えてもらい理解したのは音の鉄砲のようなものであると。
それがいいのか悪いのかわからないけども、高級品になるとフルレンジ用のドライバの他に高音や低音に特化したドライブなどを複数搭載してイヤホンで苦手な低音も鳴らすことが出来るというものであるらしいです。
イヤホンはカナル型で耳の穴に突っ込むタイプで、パイプのような筒から音を鼓膜に直接届けるのです。
カナル型のバランスド・アーマチュアイヤホンの生れはステージミュージシャンが自分のパートの音を正確に聴き取ることができるようにという要望から生まれたそうですが、普通iPodでそんな音の聴き方するのだろうかという疑問がありますが、JAZZなんて聴くとギターのパート聴き取りたいという欲求はあります。
じゃあ、僕にピッタリなのかなと思ったしだいです。
何を言いたいのかわかりませんが、だいたいがあんなに小さい体でいい音を再現するなんて神業でしょうと思っていて期待なんてしていません。
で、その痴人のSHUREのバランスド・アーマーチェアイヤホンで音を聴いたのですが、正直にいいますとアルトリコーダーのような音に聴こえました。
音源が聴いたことないようなよくわからない音源でしたが、上手なクラリネットですね。スーッとした音です。
音なんて言葉で表すのは難しいのですが、空気を振動させてそれが鼓膜を振動させて音として認識するという中間の空気を振動させる部分が端折られて電気信号をそのまま脳に伝達しているような感じです。
甲殻機動隊」の草薙素子ってきっとこんな感じの音を聴いているのだなと思いました。
試聴した手前、いい音ですね〜って言いましたが、特別こういうイヤホンにお金をかけるより(この10 PROって4万軽く超えています。)ヘッドフォン買ったほうがいいだろって思います。
そういいつつイヤホンを買っているんですが、何故買ったのかっていうと夏暑いからです。
ヘッドフォンを夏使うとイヤーパットが汗だらけになります。音の出る耳あてですから暑いんですが、ちょっと我慢できなくてイヤホンを買おうとした時にバランスド・アーマチェアドライブのカナル型イヤホンのことを思い出して安いの探してたらみんな高いんです。
しょうがないので海外通販で安く買ったということです。
知人のSHUREでもと思っていましたが、痴人の前で同じイヤホンで聴いていてどんなもんだい顔されたくないのでUltimate Earsを。

で、iPodで聴きました。

Cannonball Adderley "Somethin'Else"
BA型イヤホンってエージングが必要なのかと思うのですが、いい音です・・だと思います。
僕はこれまでそれなりの音でしか音楽を聴いたことがないので、すっげーいい音っていう感覚が贅沢ですがありません。
でも、このUltimate Ears 10 PROはドラムスティックのワイヤーブラシの音の粒が分かります。
イヤホンの宿命ですがイヤホンの挿入位置で音変わりますが、すぐにポジションは見つけました。
それと、iPodのイヤホンジャックからの再生でもおそらく格段上の音を再生しているはずです。
これまでそれなりの音でDAPを聴いていた僕的にはこんなものかなと思うのですが、多分標準イヤホンで聴きなれている方がこのイヤホンで聴くと涙流すかもしれません。
そうこうしている間に曲が色々変わりまして、Fourplay "Between The Sheets"とかはちょっと驚きました。
ダイナミック型のようにダイヤフラムを振動させているのではなく、このバランスド・アーマチェアドライブってやっぱり直接鼓膜を振動させている感じです。
Gontitiなんかはしばし無言に聴き惚れててしまい・・あれー買って良かったかもと思いました(笑)
ちょっと好きかもしれません。
こんなところですが、エージングが出来るまで少し聴きこんでまたレポートします。


しかし、こんなことでちゃらちゃらしていてはいけません。

オーディオの世界って結構モンスターなんですが、やはりモンスター級のイヤホンってあります。

例えば日本のメーカーfinal audio design
Piano Forte Xっていうダイナミック型のイヤホンあるんですが、¥220,000します。

この中に何が入っているんだと驚くばかりです。しかも、買って音を聴いている人がいます。
例えば同社のOPUS204という専用アンプ+スピーカーセット・・・50,000,000円です。


さすがに個人で買っている人はいないのか、レビューは出てきません・・いやそういう人はレビューなんてしない人なんでしょうね。
原音に近い音を追求するととんでもないことになるといいますか、じゃあ、原音っていったいなんだと思ってしまいます。
多分・・毛の密度が1cm四方で100本の人と105本の人がいて、遠くで見ても近くで見みても違いが分からないその5本に20万出すのと同じだという言い方をすると、二位でなにがいけないの?と言っているのと同じなのでやめます。
ネットで検索するとOPUS204号室という空き部屋情報がヒットされるのが面白いですが、こんなお金があればコンサートに行きましょう。
チケット1万円のビップ席でも5000回いけます。