休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

Intense Slopestyle インテンス スロープスタイル 激ディスカウントでどうなんだろう

日本でほぼ70%OFF 海外では半額、大丈夫なの?

Intenseのサイトが新しくなり旧モデルが一新されました。Socom FROが生産中止、M6 FROも姿を消しました。SlopeStyleは名前は残りましたが、フルスペックなダウヒルバイクである951のストロークダウンさせたような形になりました。そういえば、Santa CruzのV10のストロークダウンにDriver 8とかいうのあります。そういう感じになりました。まあ、951やらM6やらSocomやら3種類もダウンヒルバイクのラインナップは維持が大変ですよね。で、ラインナップ的にはすっきりしました。951系とTracer系、淋しいSpiderに別れたような感じです。
余談ではありますが、V10のパウダーコートモデルとDriver 8のアナダイズドモデルの値段は同じなんですね。
サイズはMサイズ。Sサイズでもいいのですが、Sサイズは何故か値段が5万円程高くなってしまいます。トップチューブは22.5インチで我がTracer VpのMサイズが23インチですから0.5インチ短くなります。ステムは35mm取り付けますからTracer Vpと比べて約28mm程スロープスタイルのほうが短くなります。
今までずっと乗っていて体が馴染んでいたYeti AS-XのSサイズのトップチューブは21.5インチです。ステムは50mmつけていましたので、AS-Xのトップチューブが596mmとSlopeStyleが606.5mmで約1cm長くなります。

    • トップチューブの違い
      • Tracer Vp:634.2mm(ステムが50mm)
      • SlopeStyle:606.5mm(ステムが35mm)
      • AS-X:596.1mm(ステムが50mm)
    • チェーンステイの違い
      • Tracer Vp:16.9インチ
      • SlopeStyle:16.75インチ
      • AS-X:17インチ
    • 重さの違い
      • Tracer Vp:3.03kg(シートクランプ除く)Mサイズ
      • SlopeStyle:4.04kg(シートクランプ除く)Mサイズ
      • AS-X:4.21kg(シートクランプ除く)Sサイズ

スロープスタイルはトレーサー Vpより1kg重くなり、AS-Xより170g軽くなりました。用途からして違うのですが、トレーサー Vpのように軽々しくないのです。リアサスをエアに変えると500g程軽くなります。
Foxのサイトを覗いてみるとDHX 5が375g(コイル除く)、DHX airが443gで本体のみですとDHX Airのほうが重いのです。本体よりコイルが重いんですよね。こればかりは軽量化出来ませんし、コイルをチタンにするくらいならDHX Airにしますよね。ただ、重量物がバイクのセンターにあると重さを感じないとショップの店長が申しておりました。そりゃそうだと納得しましたが、それって登りもそうなのですか?って聞くの忘れました。
いずれにせよ車の屋根の上に自転車乗せる人なので、軽いに越したことないです。
で、スロープスタイルの細部を
まず、ヘッド周り。




Tracer Vpでもヘッド周りの太さに驚きましたが、スロープスタイルは更に太くてガセットが上下についていて、ヘッドチューブの厚みも結構あります。
Tracer Vpのヘッドチューブは薄いのです。で個体によってはトップチューブヘッドチューブとの溶接のビートがヘッドチューブの内側まで浸透しちゃってるのがあります。
我がTracer Vpがそうなんです。素人はそういうの見ると購入先の店長に泣きつきますよね、店長は笑顔で100%大丈夫!であるとのこと、だから大丈夫です。
ただ、ヘッドパーツが1.5規格です。ヘッドパーツの交換は保証出来ないとのこと。取り付け取り外しでヘッドチューブの内径が広がってしまうとのこと。そうなるとオシャカです。だからTracer Vpの場合、KINGにしましょうと言われました。
スロープスタイルはヘッドパーツの交換は一回位大丈夫ではないかと思わせるほど厚みがあって頑丈そうであります。
で、ある人たちにとって違和感を覚えるというトップチューブの溶接痕。

我々は普通に見えますが、ロード乗りの人々はトップチューブがモナカ状態でさらにビートが縦一文字に延びている状態が非常に美しくないとおっしゃいます。
まあ、プラモデル的にはそうですね。パテ盛ってやすりで接合面消すのがモデラーですから。
じゃあこんなの許せないでしょうね。私的になんとも思わないのですが。キャノンデールのように滑らかにビートを削ってしまうと逆に強度は大丈夫なの?と余計な心配してしまします。

このフレームに振動吸収性だの、しなりなどという言葉は無縁であります。逝きそうな所はガセットでしっかり補強し、惜しげもなく溶接棒を使い波打つビートを見て上手い溶接やね〜と感心するのです。
ダウンヒルなどせいぜい走って15分の世界です。しなると乗り心地良いだとか微震動ごとき気にせずコーナーリングしっかり曲がろうであります。当方など左曲がりは普通なんですが、右曲がりが苦手であります。
次はシートクランプの部分、シートチューブですね。



Tracer Vpもそうですが、トリプルバテットです。シートクランプの部分とフロントディレイラーのクランプは34.9φで真ん中あたりが36.5φです。
トップチューブシートチューブの溶接は魚の尻尾のような形です。ここも広範囲に溶接されています。
シートクランプはTracer Vpと違ってレバーで緩めたり締めたりするタイプではなく、ボルトで閉めるタイプです。
用途からしてシートポストは上げ下げしないのでボルト止めでいいのです。とのインテンスの見解です。
でもシートクランプはHope製に交換しますけど。
ということで、夜も遅くなりました。ヘッドパーツの圧入をショップにお願いついでにチェーンデバイス買うかということです。
よくよく考えると当方、チェーンデバイスっていらないのです。ダウンヒルのレースしないし、富士見では変速もしないのでシングルギアでもいいじゃないかと思います。