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無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ

無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌを聴いて感動した者です。
クラッシックだかクラシックだかよく分からない程度の宮廷音楽知識でしたが、無伴奏ヴァイオリンの為のシャコンヌは彼の人生背景を思い浮かべてみると、見事にマッチしてしまい、素晴らしい。ブラボーだ。これを機にバッハを一枚買って聴いてみようかと思った程でした。
音楽とは、新垣結衣が好きであれば、新垣結衣が歌う音楽は素晴らしいになるけども、近所のおばちゃんが歌うとゴミのようになってしまう。
そういう一面を持っています。
もう一度、無伴奏ヴァイオリンの為のシャコンヌを聴いてみましたが、それでもこの曲は素晴らしいと思う。
違った意味で彼の中の必死なものが…でもなかったかも知れませんが、例え作曲家が誰であれ、彼がいなければこの曲はこの世に誕生しなかった、また、僕のようなクラシックを微塵も聴かない人間がAmazonでCDを買ったりしなかった。
ということを考えると、物凄く複雑な思いがしています。
クラシックでは10年以上も前に、横浜のホールで年末に第九を聴いて以来の感動した曲なんですが、しかもCDですが、その誕生の背景からこの曲はこの世から抹殺されてしまうのではないか?
あるいは、この曲を魂を込めて演奏したバイオリニストは、同じ気持ちでこの曲を演奏できるのか?
あの人は顔は素晴らしいのだか、信じられないくらい意地悪なんだよね、程度ではない、なんというか、ここ数年、このような理不尽な気持ちをこれ程感じたこともない出来事でした。