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KORG DS-DAC-100にAT-HA5000をつなぎDSD音源を聴くが良さが分からない駄耳であるようだ

ハイレゾ音源、CD音源、DSD音源、聴いてみましたが悲しいかな違いがわかりません。
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日頃から音に慣れ親しんでいないのかな。
例えば、DVD画質とブルーレイ画質の違いは画素数をとってみるとDVDが414,720ピクセルに対してブルーレイは2,073,600ピクセルです。
5倍です。
誰が見ても画質の違いはわかります。
では、CD音質とハイレゾ音質の違いはCD音質が44.1kHz/16bitに対してハイレゾ音源は192kHz/24bitです。サンプリング周波数で約4.3倍、音の強弱にいたっては256倍違います。
でも僕には違いはわかりません。
ただ、DSD音源はいい音だなと感じることはできます。
同じようにハイレゾもいい音だなと、でも、違いが分からない。
かろうじてCD音質とDSDは聞き分ける事が出来るかもしれませんが、もの凄く微妙です。
例えると、ヨドバシカメラで家電買うのとビッグカメラで家電買うのとどっちが得かなと悩むような感じで、まあ、近い方で買おうかみたいに微妙です。
この違いに躍起になるにはこの違いにいかに価値観を置くかだと思います。
恐らく、コンサートホールのステージにアンプとスピーカーを置いて、たった一人で観客席に座って音をそれなりの音量で流したら音の違いは分かると思います。
感覚的には縮小した画像と等倍の画像でのきめの細やかさは等倍の画像の方がよくわかります。
しかし、640ピクセルに縮小するとどんなに優れたレンズを使おうが、レンズの違いによる画質の違いが分からなくなるのと良く似ています。
ただ、違うのは画像はいつでも等倍で見る事が出来るという事に対して、音の再生現場は簡単にはコンサートホールにはならないということです。
音に対して正座しないで、メロディーという感情的なものやアーティストの演奏スタイルという視覚的なものであぁいいなと感じているだけの音楽の楽しみ方で終始している僕のような人間にはきめ細やかな音の違いなんてわからないのかもしれません。
例えば、人間の五感と学習効果では視覚は83%に対して聴覚は11%であるそうです。
奇麗な画像、いい音質というのは積み上げた学習で脳が「いいね」と判断してくれるのですが、いい音質というのを積み上げて学習していない僕には音の良さが分からないのです。
これは努力と才能なんでしょうが、音に関してブラインドテストを行ってみてCD音質とハイレゾ音質の違いを聞きわけられる人は恐らく毎日音を聞いて、いい音、悪い音の区別をし続けて経験を積んだ努力家でかつ、才能豊かな人なんだと思います。
一つの音を何度も聞き、違いを聞き分ける。これをひたすら行うと人間という生物は感覚で聞き分けることができるのだと思います。
しかも、かなり正確に。
世の中にはいろいろな装置があります。
どんなに高価で精巧な装置を持ってしても人間の感覚ほど鋭くはないのです。
僕はケーブル交換による音の違いを聞き分けることの出来る人をエスパーだといいました。
いやいや、音を追求した結果、音の感性が研ぎ澄まされた人というべきかもしれません。
どんなに分解能の高い測定器を使おうが研ぎすまされた人間の感覚には及ばないのかもしれませんし、それはあり得る事です。
いつもCDを聴くというよりブルーレイで映像とともに音楽を聴くことのほうが多くなりました。
また、CDはほとんどがヘッドフォンで聴きます。
DVDによるミュージックビデオが普通になった時代、エリック・クラプトンのアンプラグドなど映像付きの音楽を見て感動を覚えると、映像のない音楽だけの世界が物凄く味気なく思います。
音楽の楽しみ方が周辺機器で変わってきたという人が、純粋にオーディオマニアのいい音を聞き分けて追求するという楽しみ方に、マジですか?
というのは失礼かと、何度聴いてもハイレゾとCD音源の違いが分からない駄耳は思ってしまいました。

KORG DS-DAC-100をはじめとするUSB-DACは新しい音楽の楽しみ方です。
音楽配信ハイレゾがスタンダードになって、カセットデッキが姿を消したようにCDデッキもいずれ姿を消すのでしょうね。
またDSDなんていうのも普通に配信されるようになるとレーコードなどのアナログ再生機器も不要になります。
まず、オーディオのそばまで行ってCDチェンジしなくて済みます。
音楽の楽しみ方がパソコンを中心になるのは時間の問題。
これは、カメラがフィルムからデジタルに変わった時とよく似ているような気がしますが、オーディオに関してはやはり画像のような決定的な結果としての絵がないので目よりはるかにアナログ的な耳で聴くオーディオの世界はアナログは消えないのかも知れないです。
ということで、次はKORG DS-DAC-100のヘッドフォン音質について、ごくごく一般的な耳の持ち主が感想を述べようと思いましたが、やっぱりいいのか悪いのか分からないに続きます。