東京マルイ HK416D
さて、東京マルイの電動エアソフトガンであるHK416Dを入手しました。
これは当たり前ですが実物ではなくておもちゃです。玩具、遊戯銃、ASGKです。
こういうジャンルのおもちゃは初めて買いました。
これまで買ったジャンルのおもちゃ
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- フィギュア(リアルタイプ、萌えタイプ、怪獣、クリーチャー物)豊富な感じでどこかに、多分、押し入れの中の箱の中のどこかにあります。
- ラジコン タミヤと京商に電動カー これはもうありません。今後も買わないです。
- モデルガン(コルトピースメーカー)西部劇の銃ですが弾は飛びません。早撃ちとクルクル回して格好つけるために買いました。壊れて捨てました。
- 鉄道模型 線路のポイント部分のみ。車両は高いのでありません。
- プラモデル (EVA系、1/35ミリタリー系、第二次大戦中のドイツ空軍、アメリカ海軍、B-17、ランカスター爆撃機等)作ってない、今後作る予定のない箱のままの姿で恐らく大量に押し入れにあります。
- 木製帆船 東急ハンズで6万円くらいしたビクトリー号を買いましたが、完成出来ませんでした。恐ろしいくらいの加工技術が必要でした。死ぬまでにもう一度チャレンジしたいです。
- 電動エアソフトガン 東京マルイ HK416D。
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東京マルイ HK416D
で、箱を開けるとこれが凄いのなんのって・・・。
恐ろしくハイクオリティです。そのわりに箱のデザインがイマイチです。
箱のデザインはこういう感じがいいです。
で、実際はこのように味気ない箱です。
こういう感じで入っているのですが、本来なら型抜きされたズポンジじゃないかと思います。
しかし、やはり一言で言うとカッケ〜銃です。
なぜ、HK416Dにしたのかというと、1番新しい電動エアソフトガンであるということと、駐車場で試射した電動ガンと形がよく似ていたからです。
で、電動ガンは生まれて初めて手にしましたので、良くわかっていません。
ですから、間違ったことを偉そうに、あるいは得意そうに言ったりしますが、どうぞご容赦ください。
で、パッケージで目に付いたのが「次世代」という表記です。
ということは現世代というのがあるのですが、東京マルイでは標準、スタンダードと言っています。
次世代と標準品のどこが違うかというと、リコイルショックの有無です。
鉄砲は、撃つと当然ですが反動があります。タイでM16とベレッタとリボルバーを撃ったんですが反動からするとM16よりベレッタのほうが強かったような記憶がありますが、同じく撃ったリボルバー(名前は忘れたけど銀色でした)の反動は制御不能で、リボルバータイプの銃で15m先の的に弾を当てるのはダーティーハリーじゃないと絶対無理です。
そういう銃の命中精度に影響するリコイルショックをギミックとしてBB弾を発射する機構に組み込んでいるのです。
なんでわざわざ銃としての性能を下げるようなことをサービスではなくて価格に上乗せして行うのかというと、趣味だからです。
銃を撃った時の反動がよりリアルであるからです。
リアルさからいうと、この電動ガンはほとんどがアルミダイキャスト製でずっしりと重いです。
ただ、リアルさを求めるあまり重かったり、リコイルショックがあったりすのるのはサバゲーなどのゲームではどうなんでしょうか?
オリバーストーン監督のプラトーンでウィレム・デフォーが森の中を走り回ってベトコンを撃っていたような軽快な動きなど、この電動ガンではかなり難しいと思います。
電動ガンで難しいので実銃でとすとほぼ不可能なことのように思います。
触ると指切りそうな感触で、何気無く持つと、思った以上に重くて指が滑って爪で引っ掻いてしまいました。
いや、重い。
馬鹿にして持つと手首が軽く折れ曲がってしまう重さです。
こんな銃、見たことも触ったこともない。
そもそも電動ガンを触ったのはこれで二度目であるが。
で、こんなオール金属で出来た実銃のような電動ガンが紙の箱の中に入っているので、あァこれはオモチャかと思えるのであって、これがペリカンのケースに入っていれば本物だと思うはずです。
で、構えてみる。
違和感あり。
これはどういう違和感かというと、銃が奇麗すぎます。
まぁ、新品ですから奇麗なんですが、タイでみた実銃はどうだったかな?
実銃のM16はもっと仕上げが雑だったような記憶があります。
それと、ものすごくソリッド感がありすぎです。
よく映画で銃を構えるとカチャッという音がするのですが、このHK416Dという銃はあまりにもしっかりとパーツが組み合わさっているのかカチャッという音なんかしません。無音です。
まるで全てがアルミの削りだしのようなソリッド感がこれは無可動銃ではないかと思わせて、これが逆にリアルさを欠いています。
これはセレクタースイッチ
撃てない、セミオート、フルオートで30発。
実銃は1分間に650発も撃つそうなので1秒間に10発から11発撃ちます。つまり3秒で撃ち尽くすというこですからマガジンチェンジはかなり頻繁かと思います。
セレクタースイッチは金属製です。
ただセミオートの時はこのレバーが手に当たります。
ボルトキャッチ
これはマガジンが空になるとヒョコっと起き上がってトリガーが引けなくなるというもの。
弾がなくなったよと教えてくれるのですが、この東京マルイのHK416Dにはこの機能が備わっています。
マガジン変えてチャージングハンドル引いてボトルキャッチレバー押すと初弾の装填が完了という大事なパーツです。
知らないと「撃てない」と東京マルイの故障受付に電話するはめになりますね。
トリガー
引き金です。
これを引くと弾が出ます。
初めて引き金を引いた時、これ、けっこう怖かったりします。
あらぬ想像をします。
音はどの程度か?鼓膜に響くか?
衝撃は?肩の骨に響かないか?
はたまた、弾が暴発しないか?
弾が逆から出てきたらどうしよう?
しまいに、火傷しないか?
などと考えながら引き金引きます。
撃つとあっけなかったりして、なかなか的に当たらないジレンマ感じたりして余裕が出てきます。
が、銀色のリボルバーは音と反動ともにヤバイです。
回転しながら撃つ、なんて不可能。
手首折るか、最悪自分で自分を撃ちます。
軍隊はもちろんサバゲでもマナーがあってトリガーに指をかけてはいけないそうです。セレクタスイッチをセーフにしても、マガジン抜いていてもトリガーに指をかけると叱られます。
こういう感じで持ったり
こういう感じで持ったりします。
なるほど〜
それと
グリップです。
グリップの中指と薬指の間にあるこの出っ張りの位置が下過ぎます。
薬指が当たります。
僕の手が小さ過ぎるのであろうか。
手袋を想定しているのか?
ちょっと手のひらの方の丸みがおびすぎているというか、親指から下にかけてグリップが太すぎるような感じがします。
つまり、このグリップは僕の手の形状に合っていません。
もうちょっと丸みを削るか、細身のグリップのほうがいいような気がするのですが、なんと、このグリップの中に強力なモーターが入っているようです。
驚き桃の木山椒の木です。
ぱっと見ですが、ここにはバッテリーが入っているものと思っていました。モーターはストックに中にあるのだと。
モーターとギアボックスが別体でモーターはギアボックスに固定されていないのです!
それでよくギアが噛まないなと思います。
東京マルイの技術力はそんじょそこらの機械メーカー顔負けに凄いぞ!
文字は全てレーザーエッチングです。
文字は高級感満点なんですが、レシーバーと呼ばれる本体にパーティングラインがあります。実銃がどうなのか判断つきませんが、折角なのでこのパーティングラインを消した上での塗装もいいのかなと思います。
マガジンリリースボタン
このボタンは樹脂製ですが、押すと本当にマガジンは自重で落ちます。
にもかかわらずマガジンを差し込むとマガジン自体のぐらつきありません。
精度いいですね。
おもちゃなんですが、もはやおもちゃの域は完全に超えていて装飾品のレベルだと思います。
MADE IN JAPAN TOKYO MARUI ASGKの刻印あります。
フォワードアシストノブ
弾を装填するボルトキャリアと言われるものが閉塞しなかった場合にこのノブを押して手動でボルトを前進させるものであるようです。
ダミーですがスプリングのテンションで押す事が出来ます。
エジェクションポート
ここは排莢口です。
チャージングハンドルを引くとパカッと開きます。
このカバーは金属製です。
で、この弾を装填するボルトキャリアと言われるもの、この電動ガンは単にダミーのプレートで重量感というかいかにもプレート然としていますが、モールドがプレス加工品だからです。
しかし、このいかにも金属が熱くなって焼けた後のような質感は素晴らしい。
写真で再現するの難しいのですが、まあこんな感じで焼き色しています。
で、不思議なものがこのとって付けたような出っ張り。
これは調べるとケースディフレクターという名称で排莢したときに薬莢が顔に当たらないうに薬莢を前方に飛ばすためのものであるようです。
それにしても、後付けのような感じで違和感がありますね。
レールハンドガード
この階段のようなハンドガード?
これって持つもの?って疑問に思うくらい握りにくい。
素手で握ると手の皮がむけそうだ。
ネット上の写真を拝見すると、電車でGOの様な取手を銃に対して垂直に取り付けています。
箱の中探したけどない。
買わないといけないのか!
ただ、このレールハンドガードというものですが、銃身に触れていません。
この部分は熱くなるのでフローティングにしているようです。
たしか、M16はプラスチック製だったと思います。
しかし、ピカティニー規格というレールハンドガードには様々な小道具を取り付けることが出来て、それがカスタム化となっているようです。
レシーバーと呼ばれる本体はアルミの鋳造物で焼き付け塗装、ハンドガードは削り出しでアノダイズド塗装っぽいです。で、塗装の違いは質感の違いにつながっています。
マズルというもの。
マズルは銃の反動を抑えるためにあってマズルブレーキといいます。
で、これがマズルフラッシュ。
シュワちゃんがよくプレデターで発光させていましたし、スタローン系はこういうの好きです。
実際、こんな火花が出るのかというとタイでM16撃った時は出ませんでした。といってもフルオートではなかったので出なかったのかもしれませんが、出たら驚いて銃を落としていただろうと思います。
この007は銃というより火炎放射器ではないかと思われても仕方ありません。くらい出てます。映画の場合は後付けのCGです。
リアサイト
フロントサイト
リアサイトもフロントサイトも塗装が染め塗装のような質感です。
前と後ろのサイトと的を合わせるのですが、タイで撃ったM16ですとこの3点を合わせるのは難しいというより、3点をじっと合わせ続けるのが困難です。
撃つと反動でマズルと顔が簡単に動いてしまうのでゴルゴ13クラスなら出来るのでしょうが、2発の弾を同じ的に立て続けに当てるのは神業です。
で、いまでは前と後ろを合わせて狙うというより赤い点を的に合わせればいいという便利なドットサイトというものがあるようで、ヒストリーチャンネルで見た特殊部隊の100%がドットサイトを付けていました。
で、折角ですからドットサイトを買わなくてはいけませんが、色々と種類があるので誰かの真似をしなくてはいけません。
で、三番目の方のようなものにしようと考えています。
ストック
ストックは長さを3段階に調整可能
一番長くすると目をリアサイトに合わせるのが難しく、銃を引き寄せられないので一番短くした状態がベストのような感じがします。
このストックはえらく大きいです。
実銃はこのストックの中になにか入っているのでしょうか?
東京マルイ HK416Dシルエット
ストックがぼてっとしています他、レールハンドガードが太くて先端が直角に下りているので全体的にはM16のようなスマートさはありません。
しかし、色んなものをくっつけてカスタムしていくと形は変わりますし、恐らく4kgを超えて構えるだけで大変なことになりそうです。
実銃がH&Kのサイトで見ると3.74kg程ですので重さもよく似ていますね。
値段は安売りでもなかなか買うに踏み切れない値段しますが、この素材でここまでハイクオリティであれば、東京マルイは頑張ってる値段なのではないかと思います。
サバゲやらないし、付属のBB弾でいずれ段ボール箱に的を作って撃ってみようかと思います。
ということで誰もいない室内で3mの距離による実射へと移るのであった。