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Paul Powerglide Front derailleur ポールのフロントディレイラー

Paul Powerglide FD

捜し求めていたPaul Powerglideのフロントディレイラーですが、程度の良いものを入手しました。
ラスタカラーっぽいというかトランスフォーマーというかアメリカのチアガールのような微妙なタイプです。





Kingのヘッドパーツにもラスタカラーってありますが、緑や赤や黄色や黒の組み合わせた色をラスタカラーというようです。
自転車のパーツでは青色が混ざってたりするのでちよっと違うのですが、ラスタという言葉は歴史的な背景があるので調べると勉強になります。
だからと言って、このラスタカラーは自転車に取付けるにあたっては好き嫌いがあるので、特に日本人から見るとピエロっぽく見えたりしてどうもね〜と思ったりします。
フロントディレイラーのビンテージものを自分の自転車に取り付けようと思うと場合によってはこのフロントディレイラーを取り付けるためにフレームを変えるというありえないことしでかすので注意しないといけないのですが、Problem Solversという問題解決隊が色々便利なスモールパーツ販売しているので活用することになります。
で、このPaul Powerglideのフロントディレイラーですが、素性がよく分かりません。

      • イクランプ
      • 下引き
      • 31.8φ、34.9φ
      • ローノーマル
      • 重さ114g

フロントディレイラーはなかなか曲者なので、リアサス付きのMTBで3速をまんべんなく上手く調整しようなんて思わない事で、変速は自分の好きなギアが選べればいいです。

Paul Powerglide Front derailleur

作りは何から何までアルミの削り出しで、組立はビスとCリングのみで、シャフトを打ち込んでかしめるなどというとこはありません。
全てのパーツが簡単にバラせます。
基本は8速のトリプルのMTB用ですが、CNCは意外ともろいのでどこかポキリといきそうな気がします。
しかし、メカニカルな感じがいいですね。ただそれだけですが。





ガイドプレートは表と裏でビスで取り付けてあります。


中古品ですが、20年前にも関わらずガイドプレートの擦り傷はあまり無いので殆ど使われなかったのか、使おうと思ったんですが性能が悪くて結局シマノに交換したのかも知れません。
今のフロントディレイラーからすると一回り大きく感じますが、重さはスペーサー無しで114gです。
軽量です。

      • XTR FD-M981:148g

ですからやはりどこかが脆そうです。
程度は思った以上に良かったので、Paulの下引きのFDは希少性高いのでこのまま手を加えずに使おうと思っています。
肝心の動くのか動かないのかはRDが揃ったら試そうと思います。