休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

2009 サイクルモード 東京会場 スペシャライズドとかのMTB

サイクルモード終わりましたが、結構写真撮っていましたのであと数日ほどネタあります。
試乗コーナーありましたが、長蛇の列は相変わらず。当方訳あって試乗コーナーに並びませんでしたが、MTBで試乗したいというバイクはありませんでした。MTBばかり乗っていると、試乗はロードに乗りたくなるのです。でも確実にロード乗るとコケルでしょうし。

Specialized スペシャライズドのブース

スペシャのフリーライドバイクが日産のX-Trailコーナーにひっそりとありました。

Specialized SX Trail I

アッセンブル価格は360,000円 雪の中ではカモフラージュ的です。

RockShox Domain 318 coil spring. 160mm

Fox DHX 4.0で170mmトラベルのリアサスペンション。そういえば、2010年モデルのROCK SHOX LYRIKに170mmトラベルのフォークが出ています。170mmトラベルのフロントフォークは隙間的なトラベル量で需要ありそうですね。常々FOXはどうして160mm以上で180mm未満のシングルクラウンのフロントフォーク出さないのだろうと思っていました。で、ROCK SHOXが出したって訳です。うちのFOX 36 FLOAT嫁に出してLYRIKに変更するかと思っています。
このリアサスペンションのリンク形状はちょっと変わっていますね。

綺麗な模様が入っています。
リアディレイラーはスラム X-9
フロントディレイラーシマノ SLX
ディスクブレーキはAVID
フロントサスペンションがRockShoxという組み合わせ。まさにGIANT一色といってもいいです。

最近流行の下が1.5で上が1-1/8のヘッドチューブ。格好良くありません。MTBはこういう細部にメスが入ってきているのかなと思います。

Stumpjumper FSR Elite スタンプジャンパーFSR

昔からあるモデルで2010年はこうなりました。完成車価格は360,000円也
Fox Talas RLのフロントフォーク。120〜140mmトラベルです。

ディスクブレーキはAVIDですが、他はシマノの混合です。リアメカがXTRのシャドータイプ、フロントメカがSLXでした。

140mmトラベルのFOX製ですがスペシャライズドとのコラボモデルのリアサスペンション。これって、マムアンドポップスでメンテナンスしてくれるのでしょうか?サスペンションの取り付けが専用ですよね。こういうのって、ユーザー側は困ります。

好みだと思うのですが、BBあたりでグンと湾曲しているフレームですが、好きですかと聞かれると、あまり好きではありませんと答えます。

S-Works Epic Carbon

で、プロモデル。竹谷選手、片山選手用のカーボンバイクです。
Specialized Future Shock 100mmというスペシャライズド社製のフロントフォーク。メンテナンスは高そうですね。FOXとかROCK SHOXじゃ駄目なのかなと思いますが、名前がWORKSですからしょうがないか。
リアサスペンションはスペシャライズドとFox共同開発のAFR Brain Shock。
フレーム価格は350,000円、完成車でなんと800,000円也

これがブレインショック。リザーバーはリアのディスクブレーキあたりについています。でも、何故そこにリザーバーつけるのでしょうか?隙間はたくさんあるような気がします。よくわかりません。


リア・フロントともにディレイラーシマノのXTRです。さすが日本人選手、国産使っていますが、ディスクブレーキはAVID。

Enduro SL Expert

完成車価格は420,000円
フロントサスペンションはRockShox Lyrik IS 2-stepで115mm〜160mm可変ストロークモデル

リアトラベルは152.4mm。6インチモデルです。これも取り付け部位が専用設計っぽいですね。気軽にサスペンション変えられないです。3年乗ったとして、リアサスペンション壊れて、互換性のリアサスペンション生産してなければ、そしたらおしゃかですからね。

リアディレイラーSRAM X.0
フロントディレイラーシマノ SLX
クランクはシマノのFC-M762つまり旧XTモデルという変わった組み合わせです。

1-1/8 and 1.5のヘッドチューブ

スペシャライズドはDHバイクの展示はありませんでしたが、竹谷選手(もう引退)片山梨絵選手(日本では敵無し)のトークショウしていました。竹谷選手は引退してもアスリートぽかったです。ただ、トークする場所が狭くて、落ち着いて聞くことが出来ませんでした。
それぞれのモデルの最上位モデルは全てカーボン製でフレーム販売もしていますし、サスペンションはFOXとの共同開発してたり勢いあります。ただ、ただ、MTBの仕上げが大量生産っぽいのです。台湾フレームですが、今やアメリカ本国よりも台湾製のフレームのほうが精度はいいです。でも、なんというか大量生産で品質が均一なんです。溶接ビートも測ったような幅ですし。いいことなんですが。

LAPIERRE ラピエールのMTB

フランスのメーカーで最上位機種はカーボンフレーム揃っています。ニコラ・ブイヨス監修のDHバイクも凄いのがありますが、残念かな会場には展示されていませんでした。

LAPIERRE SPICY216 ラピエール スパイシー216

完成車価格は283,500円 綺麗なフレームですね。フロントフォークはRock Shox DOMAIN 160mmです。


このディレイラーガードいいですね。

AVIDのディスクブレーキ、やはり綺麗です。シマノに比べると性能はどうだかわかりませんが、見てくれは格好いいですよ。シマノが少なくなる理由はこのデザインにあると思うのですが。シマノよりAVIDのディスクブレーキ付けた方がフレームの見栄えがいいのです。

サグの目盛りがフレームにバインドされています。誰も乗っていないので0にしないといけませんよね。ようはサグは大事だと言っているのです。

あまり好きではないインテグラルヘッドです。ロードの影響でインテグラルも多くなりました。

LAPIERRE X-CONTROL210 ラピエール Xコントロール210

完成車価格は241,500円
フロントフォークはRock Shox・RECON 120mmです。

リアサスは100mmストロークのShox control air+




ロードを作るヨーロッパのMTBは今やアメリカを抜いた勢いではないでしょうか?MTBの勢力図はコンポーネンツはシマノからスラム系に、フロントフォークはFOXとROCK SHOXの二大勢力が依然強いです。リアサスはさすがにFOXの独断場です。しかし、自転車のフロントフォークに限って言えばROCK SHOXがじわじわとFOXを脅かしているような気がします。何故かと言うと、個人レベルではROCK SHOXは世界中どこからでも買えるのです。アフターパーツの供給もかなりの確立でFOXより容易に入手可能です。ユーザーの立場に立つか販売店の立場に立つかの勝負ですが、結果が楽しみですね。
当方は分解組立マニュアル、図面の資料がサイトから気軽にDL出来ることと、個人ユーザーのメンテナンス記事がwebに多く存在し、フォークオイルなどのアフターパーツの入手しやすさからROCK SHOXに移行しようと思っています。FOXはどんどん性能良くなっているのでしょうが、その分ユーザーの入る隙間がなくなってきました。アメリカから日本へはFOXの純正オイルですら個人輸入出来ません。せめて、ダストシール、グリースアップ、オイル交換程度はユーザーで行いたいのです。
また完成車メーカーからするとSRAM、AVID、ROCK SHOX、TRUVATIVを一社から一括でインストール出来ますからコストも抑えられるのではないでしょか?
次もカーボンMTBとか紹介します。