休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

フロイド・メイウェザーにクリソツなWBO世界スパーフェザー級のチャンピオン、エイドリアン・ブローナー(Adrien Broner)と言うボクサー

久しぶりのボクシングねたです。
昨年の話ですがボクシング界は日本では西岡利晃選手がラファエル・マルケスを破ってWBC世界スパーバンタム級のチャンピオンを7度防衛しています。
この試合はラスベガスで行われた世界戦としては日本人チャンピオンとして初です。ビッグファイト的なもので、この勝利で西岡選手はさらなるビッグファイトが組まれることになります。ノニト・ドネアとの対戦も期待されているので、今年2012年は西岡選手に大注目です。
で、スーパーバンタム級より階級は上ですがスーパーフェザー級フロイド・メイウェザーのような選手がいます。

エイドリアン・ブローナー(Adrien Broner)
      • 1989年生まれの22歳
      • 身長/リーチ:170cm/180cm
      • 23勝19KO 無敗

この選手、この先どのように進化していくのか楽しみな選手です。ボクシングスタイルはどこから見てもフロイド・メイウェザー
これは真似なのか、それともこのスタイルが自分の戦い方なのかはわかりませんが、23勝して無敗で19KOしてます。
しかも22歳!
すでにWBO世界スパーフェザー級のチャンピオンです。
本人もメイウェザーと比較されるのは十分承知していますが、メイウェザーと同じような偉大なチャンピオンになるか、たんなるコピーで終わるかはこれからの対戦相手次第です。
真似は真似で進化する余地がないと言われています。また、ガッツ石松が言っていましたが、ボクシングは真似事でも結構強いと。
格下の選手に自身のボクシングスタイルを貫くのは簡単です。
フロイド・メイウェザースーパーフェザー級からスーパーウエルター級まで全勝のまま5階級制覇しています。
エイドリアン・ブローナーも体格からしてライト級、行けばウエルター級まで複階級制覇も可能なような感じがするのですが、でも、試合を見ているとどうしてもメイウェザー選手の二番煎じ的なものだで判断してしまいます。
メイウェザーのスタイルはメイウェザーだから出来たことで、この選手の興味と言えばどこまでメイウェザー戦法が通用するかということです。
そういえば、アンドレ・ベルトという現IBFウエルター級のチャンピオンもメイウェザー的な戦い方してましたが、ビクター・オルティス選手に破れ、ビクター・オルティス選手はフロイド・メイウェザーに敗れたという相関図があります。
フロイド・メイウェザーのスタイルをいい言葉で表すと継承するのであれば、絶対に負けられないし、負けてしまったら単なるコピーでしたねという評価で終わってしまいます。
フロイド・メイウェザーは自身をシュガー・レイ・レナードの後継者だと豪語したことがありますが、今はシュガー・レイ・レナードの後継者という枠組みにメイウェザーを評価する人はいません。
フロイド・メイウェザーの前には誰もいないという選手になってしまいました。
エイドリアン・ブローナー選手はメイウェザー選手を超えるレコードを残して初めて正当な評価受けるのかもしれない。
現役選手の戦いっぷりが似ている場合は真似、過去の偉大なボクサーの戦いに似ている場合は継承者と言われるあたり自らいばらの道歩いているのかなと思います。
身体能力は高いですし、パンチ力ありそうな打ち方しています。メイウェザー的ファイティングスタイルを変えても恐ろしいくらい強い選手になるのかもしれませんね。

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ エイドリアン・ブローナー VS エロイ・ペレス