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パークツールのスポークテンションメーター Park Tool TM-1 Spoke Tension Meter

パークツール スポークテンションメーター



このようにならないために


ずっと前から欲しかったスポークテンションメーターです。
MTB乗ってるとあまり気にならないのですが、ロード乗るとちょっと気になってきました。
ホイールの径が大きくなったり、ホイールがMTB、特にダウンヒル系のホイールと比べて比較にならないくらい弱々しいロード用のホイール。
新品の完組みホイールのテンション測っておいて定期的にスポークテンション確認してスポーク張りの調整でもしようかなと思います。
使い方は難しくないのですが、テンションメーターの示す数値を換算表を基にしてテンション値に変換しないといけません。


で、まだ一度も使っていないのですが、このゼロとかいた数値の意味です。
普通、何もテンションかかっていない時がゼロを指しているのじゃないかと思います。
なんか、ゼロ以下を示しているのです。
僕の目がおかしくなっていて見間違いかと思って写真に撮ってみてもやはりゼロ以下ではないか・・。

針が歪んでいるだけなんだと思って後ろのビスを緩めると針の挿入部が四角です。つまり針の指針をゼロに調整できないです。


しかも、何度もシャコシャコ(そういう音がします)握っているとゲージの部分に白いカスが・・。

針と目盛の部分が擦れるところにナイロンワッシャー入っているのですが、ナイロンワッシャーの摩擦カスの付着でした。
オイル吹かないとダメなのかもしれない・・あっ、スリックハニーなんて最適かもしれない。
いや、そんなことよりもどうして針の動く計測部分が滑らか処理にされていなくてヘアラインのような仕上げなんだ・・?
ここで、僕は早くも悟りました。
このテンションメーターは物凄くプライベートで使うものなんだと。
例えば、メーカーの推奨テンション値があったとします。
このリムは100kgfでテンションかけてくれ・・・そういう用途で使えません。
EASTONのEA90のスポークテンションは95kgfだったよ・・・こういう用途でも使えません。
新品の完組みホイールのスポークをこのテンションメーターで測って、25という数字が出てきた。
半年後測ると23という数字になったので新品時の25になるように張りなおそう。
そういう用途です。
ということは、この換算表もスポーク径のゲージもいらないじゃないか・・。
ただ、そういう使い方を目的にしていましたのでまあ、いいかなと思っています。
こういう測定器は疑うとキリがありません。
ここが計測部、このバネとバネを張るボルトが全てです。

このテンションメーターの校正はこのボルトで行うのです。
せめて、キットに校正ツールがあってもいいのではないかと思います。
基準となる金属製の棒が2本あって、第1の棒にテンションメーターかけると10の数字を示します。
第2の棒にテンションメーターかけると40の数字を示します。
こうなるようにスプリングを張るボルトを調整してください・・とかです。
ちなみに20インチのホイールはスポークが短すぎてゲージが入らないので使えません。
この計測部分は110mm程度ありますので、スポークの計測部分(スポークとスポークが交差している部分以外)が110mm以下のスポークは測れません。

これはちょっと予想外でした。
今度、EASTON EA90のスポークテンションを測ってみます。