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EASTON EA90 SLXのスポークテンションをPark Tool TM-1 Spoke Tension Meterで測ってみた

2010年 EASTON EA90 SLXのスポークテンション


実際に測ってわかる使い勝手
スポークの測る場所は同じにして、テンションメーターをスポークにクランプ。


ゆっくり手を離すとテンションの値のところに指示針が止まります。
しかし、多分、駆動部の摩擦とかが理由なのか一度止まったところで目盛にしてフロントで2目盛程度、リアで1目盛程度さらに戻ります。
特に緩いテンションのほうが戻る幅が大きいですし、値のバラツキも目立ちます。
一度戻るとそこで指針は動かなくなるので、恐らくその値が正確かと思います。
こういうの仕上げの問題というかやはり指針の動きに抵抗があるのです。
定価は1万円以上しますし、一応測定器なので指針の動きは摺動抵抗のないフローティングにすべきですよね。
それと、スポークはちゃんと平行にセッティングします。
このスポーク受けにスポークが浮いているだけで値が変わってしまいます。

リムから126mmのところで測りました。
バルブから時計回りで測りました。
スポーク1本につき3回測ってその平均をとりました。
流石、完組ホイール。均一です。

フロントホイールのスポークテンション
12 12.2 12 12.5 12.5 12.5 12.3 12.1 12.5
12.5 12.3 12.5 12.5 12.8 12.5 12.5 12.5 12.1

右の平均:12.3
左の平均:12.5

リアホイールのスポークテンション
25 25 25 24.9 25.1 24.9 25.2 25 25 25.2 24.9 25
17.9 17.9 17.9 17.9 18.2 17.9 18 18 18 18.1 18.1 17.9

右の平均:25
左の平均:18
スポークはフロントもリアも計測したところは1.8mmですが、EA90のスポークはダブルバテッドなのでちょっと換算値があてはまらないかと思います。
だいたいフロントは左右12.5の数値になるように、リアはフリー側が25に、反対側が18になるようにテンション調整すればいいことになります。
しかし、テンションメーターの換算表は指示値が1違っただけで大幅に違うのでやはり目安なんだと思いますし、少数点以下はアナログ的なほうが正確だと思います。
目測の、ようは量的なものですね。
当たり前ですが、安かろう悪かろうの世界です。過大な期待はしないほうがいいですね。
これはスポークが均一に張られているかどうかの確認用で、スポークテンションをホイール組みに使うのでしたらゲージ付きのもののほうがいいと思います。