日本船燈 ニッセン ライフボートランプの詳細 その1
日本船燈 ニッセン ライフボートランプ
このランタン、数年前から気になっていました。
欲しかったのですが、なくても平気なランタンです。
そうは思いつつも、理由を付けて何度か買おう買おうと思っていましたが、理由に見合う理由みたいなのが見当たらず、数年間というものじっと眺めているだけでした。
明るくないランタンで2万円近くするランタンなど贅沢品でありました。
しかし、今回の計画停電で買いました。
計画停電はやはり庶民には衝撃的でしたからね。
で、そうこうしているうちに全日本的な節電効果で計画停電も実地回数が少なくなりました。
家の近所の電波塔の青紫の光のイルミネーションもパチンコ屋の花火の照明も無くなりました。
夜景マニアとしては照明が無くなるのは少しさみしい気もしますが、みんなで力を合わせると出来るものですね。
こういう行ったことの効果が結果となって現れるとやりがいもあるというものです。
で、ニッセン ライフボートランプはろうそくより安全で懐中電灯より経済的で照らす範囲が広い。しかも灯油臭くないランタンです。
純日本製の灯油ランタンです。
船舶用灯具のメーカーですからランプのいでたちがどことなくエキゾチックです。
こういう品質証明書がついてきます。
この試験成績書とでもいうのでしょうか、20個を一つのロットとして管理しているようです。
ですから20個ロットをひとまとめにして品質管理しているということですね。
もっと小型かと思っていましたが、結構な大きさです。
ネームプレートはしっかりしてます。ロウ付けですよ〜。
ニッセン ライフボートランプ大きさの比較
Vapalux ヴェイパラックスを両側に挟んで、この大きさです。
約2/3ということでしょうか?
この真鍮ネジを緩めると一つ目のホヤを取り外すことが出来ます。
ニッセン ライフボートランプは二重ホヤになっています。
一番外側のホヤは灯窓ガラスという名称です。
写真でもおわかりになるかと思いますが、非常に透明度の高い耐熱ガラスです。
この灯窓ガラスを固定するネジは最後まで回しても抜けないようになっています。
燃料タンク(油つぼ)のキャップですが・・
よく見ると穴が開いています。
この穴は何のための穴かというと、たぶんタンクの内圧を調整する穴かと思われます。
よくできていますね〜
燃料タンクのことを油つぼって呼んでいます。
銅のダイヤルが芯の出し入れをするダイヤルです。
天体望遠鏡のドームのようなスリットから芯が出てきます。
ホヤをホールドするヤグラのようなものもデザインされています。
燃料タンクの下はこんな感じ
この状態でも点灯可能ですが、どうしてもススが出てしまうことがあるので傘はかぶせておいたほうが室内ではいいです。
実売価格は20,000円弱というちょっと高価なランタンです。
僕は楽天のポイントが結構貯まっていたので安く買えました。
でも、真鍮という素材に小さな部分でのでデザイン性、どこか明治時代のノスタルジックな面持ちとか見ると買って良かったと思います。
この値段からすると他の選択肢がないわけでもないですが。
で、続く