ROCK SHOX LYRIK DH Solo Air のオーバーホール Intense Slopestyle フロントフォークのオーバーホール その7
ロックショックス リリック DH Solo Air フロントフォークのオーバーホール
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- エアピストンユニットの組み込み
- パーツクリーナーで脱脂しているのでインナーレッグの内側にフッ素スプレー塗布します。
- エアピストンユニットの組み込み
WAKO'Sのフッ素スプレーは二種類ありますがどちらも高いです。
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- フッ素オイル105
- バイダスドライ
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インナーチューブとダストワイパーの摺動を減らすには乾性フッ素材のバイダスドライがいいらしいです。
チャンバー内部などの埃とか入らないようなところはちょっと安い105です。
105は脱脂した後に塗布すると効果的です。むしろ油がついた状態で使うものではありません。
効果のほどはわかりません。高級潤滑材はなんというか精神安定剤のようなものです。
値段はバイダスドライは4000円もするので、インナーチューブとダストワイパーの潤滑にはもっぱら半額以下の値段で沢山入っているシリコーンルブリカント(SL)を使っています。
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- エアピストンユニットの挿入口にスリックハニーを塗っておきます。
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- Oリングを傷つけないようにグリグリしながら挿入します。
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- Cリングをセットしてベースプレートの突起部の位置を決めます。
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- エアチャンバー内にレッドラムを5〜8CC入れます。
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- エアシャフトを綺麗に清掃してフッ素スプレー塗布してエアピストンを上下させます。
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- エア側トップキャップのOリングにMOTOREX M-Prep Greaseを塗って、14.7N/mで締め込みます。
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パークツールのビーム式トルクレンチは安くて精度がいいです。
アナログですから小数点以下は目分量になりますが、自転車のトルク値は車などに比べると単位がけた違いに小さいので14.7N/mなど15N/m越えなければOKです。
感による手締めは値が全く違います。
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- ダンパーユニットの組み込み
- 同じようにリバウンドダンパーユニットの挿入口にスリックハニーを塗っておきます。
- ダンパーユニットの組み込み
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- スナップリングでリバウンドダンパーユニットが外れないようにCリングを挿入します。
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- #7.5のダンパーオイルを193cc入れます。
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オイル量は±3ccの範囲であるらしいです。ロックショックスのテクニカルマニュアルには正確に入れてください、さもないとストローク量が変わりますよと書いてあります。
オイルを#5から#7.5に上げているのでどれだけダンパーが変わるか楽しみです。
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- 同じくダンパーシャフトを清掃した後、フッ素オイル塗布して何度かストロークさせます。
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- コンプレッションダンパーユニットのOリングにMOTOREX M-Prep Greaseを塗って手締めします。ライダーリングが広がっているので挿入の際は注意です。
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- 7.3N/mで締め込みます。
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- オイル漏れがないことを一晩おいてチェックします。
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