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ROCK SHOX LYRIK DH Solo Air のオーバーホール Intense Slopestyle のフロントフォークのオーバーホール その6

ロックショックス リリック DH Solo Air フロントフォークのオーバーホール

ダンパー側の組み立て
ダンパーはほとんど分解しないのでどういう機能でどう動くのかっていうことを理解するのは無理です。
これを分解していくのはプロショップに任せたほうが良いと思います。
青い部分がハイスピード側でハード側にすると青い部分が上に移動します。で、スプリングが縮ます。
ロースピードは青い筒の中にあって下のライダーリングのあるバルブのオリフィスを開けたり閉じたりしているようです。
まあ、しかしこういう小さな部品がビッグドロップや高速コーナーリングや連続したバンプをこなすのですからあなどれない部品ですね。
ロックショックスではこのミッションコントロールを部品で買うことが出来ます。
日本円で1万円少々です。amazon.comとかでも買えたりします。

左が古いライダーリングです。
古いライダーリングにはゲートが残っていますが、パーツで取り寄せた新しいライダーリングはゲートが削られています。
削り方が荒いと思うので、どうせならゲートは残してくれておいてユーザーが丁寧にゲートを削るほうがいいかと思います。

新しいライダーリングをピストンにつけてみるとこれだけ広がっています。
ナイロン樹脂のような素材ですから使うにつれてこれだけしぼむのですね。
ただ、ライダーリングはオイルシールの役割をするものではなくピストンが上下するときピストンを支える役目をするものです。
ですからあまりルーズでもいけないし、タイトでもいけないです。
絶えずチャンバー内面に摺動しながらピストンをチャンバーにぶつけないように垂直に上下させるようにサポート出来る程度の弾力が必要で、その判断はピストンをチャンバーに入れてみるとわかります。
ライダーリングには摩耗限界というのがあって、その時は交換になります。
ただ、それがわかるのは熟練者なので、しかも、こういう軽くて小さいピストンですと熟練者でも判断難しいのではないかと思います。
定期的に交換するしかないです。
コンプレッションが効かないのとライダーリングは直接影響はないかと思います。
それと、コンプレッション側ってここのピストン動きませんよね。

これはベースプレートで貫通部にダンピングシャフトが入って上下に動きます。
オイルシール用のOリングが入っています。

ベースプレートはインナーレッグの底板のようなものでCリングによって下に落ちないようになっていますが、指で押すと上に上がります。
ダンパーオイルが抜けない役目もあるのですが、底板が上に動くっていうのはどういうことでしょうかね?

リバウンド側のライダーリングの交換部品ですが、あきらかに部品が違います。
これってどこの部品だろー??
コンプレッション側でしたら、部品注文するのですがリバウンド側ってフルに分解しないといけないのでメンドクサイなー
しょうがないので今回はここの部品交換はしないですが、リバウンドのピストンは結構動くので本当は交換したかったです。

ライダーリングにグリース塗って、余分なグリースをふき取ります。
ロックショックスのマニュアルにはダンパーオイルでいいと書いてあります。

部品一個交換できなかったのが残念です。